一般社団法人スマイルゲートは平成２４年６月に設立されました。設立後、平成２４年８月に大阪府枚方市において障がい児の療育・訓練施設である「放課後等デイサービス・スマイルゲート星が丘」の指定認可を取得し、障がい児通所支援施設をスタートさせました。
その後、平成２５年３月に京都府八幡市において同じく「放課後等デイサービス・スマイルゲート八幡」、平成２５年４月に支援学校を卒業する利用児童のために「生活介護＋就労継続支援Ｂ型・スマイルゲート枚方」を開所致しました。
さらに平成２５年１２月には「スマイルゲート星が丘」に重症心身障害児専用の事業所を開設し、サービスの拡充を図りました。
そして平成２６年５月に中高生専用の卒業後の就労へ向けた「プレ就労」をコンセプトにした、「スマイルゲートくずは」を開設しました。
平成２７年３月には京都市内に「スマイルゲート今出川」と八幡市のショッピングセンター内に「スマイルゲートファミレ八幡」を同時に開設しました。
平成２７年７月・８月には枚方市内に放課後等デイサービスと就労移行支援の多機能事業所「スマイルゴーイングくずは」を開設しました。
平成２８年４月には枚方市内に高校卒業生を対象とした自立訓練事業所「スマイルカレッジ」を開設しました。
現在、「スマイルゲート星が丘」が４０世帯、「スマイルゲート八幡」が３０世帯、「スマイルゲート枚方」が１３世帯、「スマイルゲートくずは」が２２世帯、「スマイルゲート今出川」が３０世帯、「スマイルゲートファミレ八幡」が３０世帯、「スマイルゴーイングくずは」が３５世帯、「スマイルカレッジ」が５世帯にご利用いただいております。

■放課後等デイサービスについて
６歳～１８歳の障がいを持つ就学児童の放課後、休校中の療育・訓練施設の運営をしております。
契約に基づき「個別支援計画」を作成し、指導員が児童に対し訓練を重ねます。
また保護者のレスパイトも兼ねておりますので、学校⇒事業所⇒自宅の送迎サービスを実施しております。
当法人では「自然との関わり」を療育・訓練に多く取り入れ、子どもたちが子どもらしく遊びの中で自然と身に着ける能力の開発・育成を大切にしております。
また大人になる段階で必要となる「社会適応能力」の醸成に力を入れております。社会性は人との関わりでしか醸成できません。我々は「公園」へのお出かけを毎日のスケジュールに入れるようにしております。公園には色々な目的で沢山の人が集まります。
障がい児は障がい児だけで集まるのではなく、沢山の人との関わりが自然に発生する「公園」は療育・訓練の宝庫と捉えております。
１８歳の高校卒業まで残された時間はそれそれ違いますが、自立活動・自立する意識の醸成を図りたいと思っております。
■生活介護＋就労継続支援Ｂ型
今年の春に支援学校を卒業した利用者の保護者に依頼を受け、平成２５年４月に開所致しました。
現在、利用者は１３名となり今後も卒業生の受け皿として発展させたく存じます。
大人の施設ですので「仕事」を生み出す必要があります。現在は以下の２つの取り組みを実施し工賃の財源となる利益を生み出す努力をしております。
(1)農業
農業の現場で学ぶ事は沢山あります。また、農業には大きな失敗はありません。
農地の整備から種植え、肥料やり、草ぬき、収穫まで通年での農業を実施しております。
(2)農作物販売
自社農場での有機栽培で採れた無農薬野菜の販売を地域の皆様に販売しております。

現在、農業や送迎業務に関してはシルバー世代の力を沢山借りております。また、行き場をなくしたニート、自信をなくした引きこもり者にも農業をする事で、自立へのきっかけつくりを支援しております。
障がい児からしてみれば、指導員もシルバー世代のパート者もニートも引きこもり者も全て頼りになる「大人」です。児童は平等に「大人」に接してきます。この「頼り」がシルバー世代に生きがいややりがいを、ニート・引きこもり者には自信を取り戻す良いきっかけになっております。
我々はこれからもこの３者の関わりを積極的に推進致したく存じます。

実績なし

無

 

 

 

 

 

普通法人