社会福祉法人清流苑

基礎情報

団体ID

1686004803

法人の種類

社会福祉法人

団体名(法人名称)

清流苑

団体名ふりがな

せいりゅうえん

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

社会福祉法人清流苑は,多機能型事業所「紫尾の里」,就労継続支援A型「やはず園」,相談支援事業所「やはず」,共同生活援助事業所「一ッ葉」を運営しています。
(1)紫尾の里は,就労継続支援B型と自立訓練(生活訓練)の多機能型事業所です。特に自立訓練事業は出水市で唯一の事業であり,より良いサービスを提供出来るように,平成28年度から見直しを行い,平成29年度からは,より自立に向けたサービスを行うことができるように取り組んでいます。
「一般就労・ひとり暮らし支援コース」は特別支援学校の卒業生で,A型事業所との相互利用がメインになり,月に10日~1日の範囲で設定をします。
「日常生活支援コース」は、生活訓練のフル利用や病院等を退院し,規則正しい生活を確立するため、また現在生活訓練を利用されている方向けです。
 B型においては,サス枠のシールはがしや,アパート清掃や各家庭や事業所の草刈り,時期によっては農作業にも取り組んでいます。
(2)A型事業所のやはず園は,前理事長の想いにより,平成22年度に北薩で初めての就労継続支援事業のA型を立ち上げました。支援の仕方次第では今まで以上に能力を発揮できるのに,働く場所がない利用者がいる,自分無き後を考える保護者がいる,福祉に携わる人間として何かできないだろうかというところからやはず園はスタートしました。
クリーニング事業だけでなく,食品加工,公園清掃に加え,平成27年度からは企業の請負で,半製品の運搬作業もスタートし,平成28年度には墓守・家守サービスという地域貢献事業と施設外就労を組み合わせた新たなサービスを展開しています。また特別支援学校の卒業生向けに洗車サービスや,農園管理など,多種多彩な事業展開を行っています。
(3)相談支援事業所やはずでは,障がいをお持ちの方が福祉サービスを利用するに当たり,本人にあったサービスが提供できるように,日々取り組んでいます。
(4)共同生活援助事業所一ッ葉は,当事業所の理事長が遠方にいてA型事業所が利用できない若者の姿を見て,GHを利用しながらA型事業所での就労を可能にできるように,平成28年の3月に現在の建物を用途変更および改修して,スタートさせました。
出水養護学校や串木野養護学校をはじめ,将来は離島の子どもたちを受け入れることが目標です。
平成29年度には満室になる予定です。

清流苑のスタッフは,福祉の道をずっと歩いてきた人間ばかりではありませんが,職員一同,自分の得意分野を活かしながら利用者と共に成長していきたいと思っております。

代表者役職

理事長

代表者氏名

中島 雅恵

代表者氏名ふりがな

なかしま まさえ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

899-0217

都道府県

鹿児島県

市区町村

出水市

市区町村ふりがな

いずみし

詳細住所

平和町477-2

詳細住所ふりがな

へいわまち

お問い合わせ用メールアドレス

seiryuen-honbu@outlook.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0996-62-1501

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

鹿児島県

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2002年9月11日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2002年9月11日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

鹿児島県

最新決算総額

5,000万円~1億円未満

役員数・職員数合計

37名

所轄官庁

鹿児島県

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

障がい者、福祉

設立以来の主な活動実績

阿久根市,さつま町,伊佐市との行政区域の中央である出水市に,清流苑の各事業所が位置することで,これらの行政区域の在宅障害者の自立支援と併せ,保護者の負担軽減を目的に,平成15年に知的障害者通所更生施設及び,知的障害者デイサービスセンターとして開園し,その後知的障害者短期入所,児童短期入所,指定居宅介護支援事業所を立ち上げ運営してきました。
この更生施設は平成24年4月1日に自立訓練(生活訓練)と就労継続支援(B型)の「多機能型事業所 紫尾の里」として再スタートを切りました。
平成28年度からは自立訓練事業(生活訓練)の見直しを行っており,夏には第1回の「紫尾の里体験会」を実施し,自立訓練の良さをアピールしています。
一方で,平成22年12月から就労支援を目的とした就労継続支援事業A型の認可を戴き,本来の障害者自立に向けて「やはず園」を設立しました。
やはず園は定員15名(契約者10名)でスタートしましたが,現在は定員20名(契約者34名。H29.4.1現在)となり,日々利用者の方々のやる気のある姿を見て,就労系の事業の大切さや,やはず園の地域に対する重要性を感じています。
仕事の内容は,クリーニング業務を軸としており,主として入院患者様からの受注や近隣のホテル等宿泊施設のリネン類の受注,一般顧客の布団や毛布類のクリーニング等を請け負っています。
そのほかにも,一興商事(介護付き有料老人ホーム等)での食品加工や,清掃作業など,設立から多くの作業を展開することができました。これもひとえに,地域の企業の皆様からのご支援の賜物であると感じています。平成27年度から地域貢献事業と施設外就労を合わせた「墓守・家守サービス」など,新しい事業にも取り組んでいます。
全国でも類を見ない,A型事業所が主催する体験学習会「やはず園プロジェクト」を特別支援学校生徒向けに開催し,年間で総勢50名以上の参加者がありました。また宿泊を伴いながら就労経験する取り組みも行っており,全国のA型事業所に先駆けた取り組みを行っています。
令和4年度からは,ノーマライゼーション推進事業を展開し,クレインパークいずみ内での飲食マルシェを通じて,コミュニケーション能力の向上に努めています。

平成28年3月20日に出水市知識町に共同生活援助事業所一ッ葉(鹿島寮)を開所しました。定員は9名。男子のみ。既存の建物を改修したGHのため,より一人暮らしに近い形で支援を行っています。特別支援学校の卒業生に門戸を開き,就労と生活面の両面からサポートできるように職員一丸となって取り組んでいます。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この社会福祉法人は,多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより,利用者が,個人の尊厳を保持しつつ,心身ともに健やかに育成され,又はその有する能力に応じ自立した日常生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として次の社会福祉事業を行う。
(1) 第二種社会福祉事業 
  障害福祉サービス事業の経営(紫尾の里,やはず園,やはず,一ッ葉)

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

紫尾の里は,平成24年4月に旧知的障害者更生施設から移行し,旧法時代の利用者が安心して利用できるよう,自立訓練(生活訓練)と就労支援B型の多機能型としてスタートを切りました。自立訓練(生活訓練),就労B型,そして就労A型事業所であるやはず園が連携し,利用者の能力や希望に沿ったサービスを提供出来るよう,合同での支援部会や内部研修会を開き,日々努力しています。
自立訓練(生活訓練)事業においては,訪問支援を取り入れることで,より現実的な日常の生活の仕方を提案し,社会資源の活用の仕方を利用者とともに探索しています.
平成28年度には「一般就労・一人暮らし支援コース」と「日常生活支援コース」の2コースを設立し,利用者のニーズに合った訓練事業が展開できるように,大幅な見直しを行い,平成29年度からスタートする予定です。生活訓練事業は将来,特別支援学校の延長線上に位置し,2年間の訓練の後にA型事業所や一般就労に向けて,基礎・基本的な生活のリズムが作れるように,学校でできなかった支援に特化し,進路学習・一般常識の習得に向けて訓練を行うように事業を進めてまいります。
B型事業については,社会の一員となって働き,賃金を得ることの喜びを提供できるよう,地元企業への働きかけを行いながら支援をしています。B型事業所については,利用者の人達が自立した日常生活及び社会生活を営むことができるように,就労の機会を提供するとともに,就労に必要な知識及び能力の向上の為に必要な訓練等を行い,又社会生活への適応のための必要な支援を行うことにより,社会復帰の促進及び社会経済活動への参加の促進を図り,地域福祉の推進に努めることを目的としてます。
A型利用者は,企業等に就労することが困難な者であって,雇用契約に基づき,継続的に就労することが可能な身体障害者,知的障害者,精神障害者の方が利用されています。定員15名で10名からスタートしましたが,現在利用者契約者が28名に達しており,職員は13名の者で対応しています。現在のサービスの内容は主としてクリーニング事業による活動の他,食品加工,公園清掃の他,企業でのクリーンサービス(清掃活動)や,墓守・家守サービス,洗車サービスなど,事業は多岐にわたり,利用者の得意分野が生かせるような取り組みを行っています。
共同生活援助事業所一ッ葉は,出水市に4件目のGHとして,平成28年3月に開所しました。一ッ葉は,「来たれ若人,一ッ葉で学び,自立せよ」のコンセプトの下,若い世代の利用者が成長していくための施設です。週1回の夜の学習会をはじめ,一人暮らしと自立に向けての訓練を行っています。

現在特に力を入れていること

法人としては,通所の施設と就労系の施設を可能な限り一体的にとらえ,障害をもった方の為に,その人にあった最善の自立を目指して支援を行っています。
特に就労系の場合,従来の施設での就労に対する賃金に不満を抱えている人がかなり多く,中にはやや自分の実力とはかけ離れた要求をする人もいますが,必ずしも8時間就労は望まなくても,現在の自分の実力にあった時間で4時間でも5時間でもいいので,その時間内は一般の人と遜色なく,働くことが出来るという自信をつけさせてあげたいと考えます。
B型での平均工賃は1万か2万かと言われています。そのバリアを紫尾の里では,1日も早く払拭したいと考えています。
生活訓練利用者についても(利用者全般に言えることだが),親なき後のことを考え,保護者利用者が不安にならないよう,経済的自立も視野に入れ,また,地域のコミュニティへの参加,そして協力が得られるよう,関係機関との連携をとりながら利用者にとっての「生きやすさ」を目指して支援を行っていきたいと考えます。
やはず園においては,原則最低賃金を支払っていますが,仕事量との兼ね合いで利用者の希望を100%叶えてあげられない現状にあります。今後最低賃金+50円以上を目標に,支給出来るようにしたいと考えています。早く月給10万円を達成できるように,現在の主力であるクリーニング事業だけでなく,施設外就労の面をこれまで以上に充実させていきたいと考えています。

今後の活動の方向性・ビジョン

自立訓練(生活訓練),就労継続支援A型,就労継続支援B型,共同生活援助,就労定着支援の事業を行っているので,事業所間の連携を図り,利用者の個性や能力を引き出せるようなサービスの提供を目指していきます。
特に,特別支援学校の卒業生に門戸を開き,これまで地元にA型事業所がなく,力はあるのに就労移行やB型に行かざるを得なかった,若い世代を積極的に雇用し,就労に結び付けていくことに重点を置いています。
また,紫尾の里の生活訓練事業を本来あるべき姿に戻し,自立に向けた訓練や就労に向けた力をつけることができるように,新規の利用者の利用を促していきたいと考えます。
就労支援を利用する方々の目的は,やはり給与・工賃であるため,安定した就労の場の提供を行わなければならないと考えます。また,他事業所との相互利用も図りながら,各々にとってのベストな自立を支援していくことが,我々の責務かと考えます。

定期刊行物

清流苑だより(HPからダウンロードできます)

団体の備考

見学等のお問い合わせは法人本部まで
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

日本財団
JKA
清水基金

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

出水市,出水市飲食業組合

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績

NZ推進事業(R4.5~)