特定非営利活動法人特定非営利活動法人 湖ねっと

基礎情報

団体ID

1694376813

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

特定非営利活動法人 湖ねっと

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじん こねっと

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

 法人が開設して15年目となりますが「初心貫徹」を貫き通して現在に至ります。
 15年前に8人で始めた「福祉の原点」、それは笑顔の連鎖をつないでいくことから始まりました。事業所の理念に共感した職員は自分たちの仕事に誇りを持ち、また自分の考え方や方向性を認めてくれる事業所で働けることに喜びを感じ続けています。その誇れる法人の「初心貫徹」の内容は以下の通りです。
①中心に笑いがある…
笑いは脳を活性化して、自立神経のバランスを整わすことができ、何より幸福感を感じることができます。職員が笑うとそこにいる利用者様も笑う、利用者様が笑うとご家族も笑う、そして地域が笑う…と笑いの連鎖が起こります。いつ来て頂いても笑顔が溢れる事業所があります。
②目的意識を持って過ごす…
介護支援専門員にケアプランを作成して頂き、利用者様の目的や目標を設定する他力的なものではなく、「歩きたい」「自分一人でお風呂に入りたい」等、個別機能訓練や生活の中で発せられた言葉を大切にしてケアを提供しています。職員も一年の目標を掲げその目標に向かって一年を過ごすことで「生きがい」「やりがい」を喪失することなく、ご利用者様と共に前進していけます。
③やりがい、生きがい喜びを感じられる…
生きていることを認め合える仲間はサービスを受ける側、提供する側という垣根を越えて存在しています。「持ちつ持たれつつ」の考え方は人生の先輩として、専門職として、そして同じ地域で生活する人として成り立っています。
④地域のニードに耳を傾ける…
地域によってサービスの必要性やニードも違いますが、当法人が位置する滋賀県北部では高齢化率が高いにも関わらず巡回バスはなく、高齢者の孤独化が問題となっています。介護サービスを受けられる一部を除くと引きこもりがちな高齢者も多くなっているのが現状です。法人が開設した翌年、地域の高齢者をショッピングセンターまで送迎する買物支援サービスを始めました。その買物支援サービスには地域のボランティアグループなどにご協力頂き、地域を支える一助としての役割をはたしています。
⑤私だったら…いつも利用者様に置き換えて考えられる風土…
誰もが自分が高齢者になるイメージは持たず、いつまでも若いままと錯覚します。してほしいと感じられている事としている事(ケア)のズレが生じてしまう由縁です。「私だったら…」という考え方を置き換えた考え方を主として行動しています。
⑥目配り・気配り・おもてなしの心…
月に一度の職員全体会議の際、それぞれの一か月を振り返る機会を設けています。言葉にしなくてもそれぞれが利用者様に対して、また職員間でできていたかを考え反省する機会持ち続けています。
⑦指摘し合い、向上する職員…
指摘することは時に相手を不愉快にし、時にはモチベーションを下げてそれが離職につながることにもなります。しかし、開設当時よりこのような風土を作ってきたために、些細な事でも指摘し合える環境作りをしてきたために、利用者様にとって居心地の良い環境を提供することができ、また正社員の離職率一桁台を誇っている要因でもあります。
⑧人間専門職の集団…
福祉の専門職、医療の専門職は当たり前の事であり、何より人を人として観ることができる人間専門職であることが大切であることを理解し周知しています。
⑨介護・医療の連携強化…
通所介護施設と訪問看護ステーション、主治医との連携を強化しています。地域の医療施設との地域医療連携にも力を注ぎ、主治医とインターネットを通じてのやりとりを実施しています。
⑩地域活性化強化…
当事業所は地域に浸透した事業所です。地域住人を最優先に高齢者の職員(送迎運転手・調理員等)を雇用しています。
⑪ボランティアの積極的な導入…
傾聴ボランティア、お食事ボランティア、行事ボランティア等、地域住人のボランティアを積極的に受け入れています。


代表者役職

理事長

代表者氏名

前川 豊司

代表者氏名ふりがな

まえがわ とよし

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

526-0131

都道府県

滋賀県

市区町村

長浜市

市区町村ふりがな

ながはまし

詳細住所

益田町754番地

詳細住所ふりがな

ますだちょう

お問い合わせ用メールアドレス

mtz1044@gaia.eonet.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0749-72-3887

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

FAX番号

FAX番号

0749-72-3887

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

526-0107

都道府県

滋賀県

市区町村

長浜市

市区町村ふりがな

ながはまし

詳細住所

富田町482番地1

詳細住所ふりがな

とんだちょう

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2009年6月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2009年6月1日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

滋賀県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

45名

所轄官庁

その他

所轄官庁局課名

滋賀県湖北健康福祉事務所
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

高齢者、福祉、地域・まちづくり

設立以来の主な活動実績

「歳をとっても住み慣れた地域で生活し続けたい」そんな当たり前だと思われることが、当たり前でなく、特別なことだと思われている昨今、その思いが叶えられる地域作りを目指し、平成21年特定非営利活動法人を成立しました。
平成22年6月 介護保険事業
       通所介護施設「なごみ庵はる」(通所介護・介護予防通所介護)開設
平成23年5月 地域サービス事業
       「買い物送迎サービス」開始
平成24年8月 介護保険事業
       「訪問看護ステーション彩」(訪問看護)開設
平成24年9月 介護保険事業
       「通所介護施設咲くら」(通所介護・介護予防通所介護)開設

団体の目的
(定款に記載された目的)

 当法人は、在宅で介護が必要な高齢者その他支援を必要とする人々に対して、地域に根ざし、真心のこもった助け合い事業及び介護保険事業を行い、すべての人々が健やかに暮らせる地域社会作りと福祉の増進に寄与することを目的とします。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

通所介護施設「なごみ庵はる」(通所介護・介護予防通所介護)平成22年6月開設
 「いつでも、だれでも、いつまでも、もう一つの我が家として」をコンセプトに、ご利用者様が自分らしく生き生きした時間を過ごして頂けるよう、職員全員が笑顔を忘れず、おもてなしの心を持ち寄り添っています。看護師が実践する機能訓練ではリンパ療法を取り入れることで、効果が助長され、要介護状態の維持・改善に役立っています。

買い物送迎サービス 平成23年4月開始
 交通の便の悪いびわ地区では買い物難民と称される高齢者が多くなっています。通所介護施設で送迎に使用している車両を利用して、週に1~2回、市街地の商業施設や店舗までの送迎を実施しています。付き添いが必要な方にはボランティアが介助に入り、買い物を楽しんでもらっています。利用料金は無料で、登録のみをお願いしています。

訪問看護ステーション彩(訪問看護)平成24年8月開設
 「彩を添えられる看護」をコンセプトに、利用者様が歩んでこられたそれぞれの人生の物語に笑顔で寄り添い、自分らしい時間を過ごしていただける看護を提供しています。
 24時間緊急対応を行い、退院後も安心して在宅生活を送っていただける体制を整えています。また、「住み慣れた家から逝きたい」という希望に添えるよう、在宅での看取りケアにも力を注いで います。

通所介護施設咲くら(通所介護・介護予防通所介護)平成24年9月開所
 利用者が生き生きと笑顔で住み慣れた地域で生活できるよう、築144年の古民家を活用し、ゆったりとした雰囲気の中で、利用者様の目的に応じた生活を送って頂いています。「支え合う」という昔の家族の形を提唱しています。

現在特に力を入れていること

 現在の高齢世代と呼ばれている方々は、戦争を経験し、忍耐力と自制力を持ち合わせています。既存の施設はそのような方々を対象としたものが多く、それ以降に生まれてきた人は高度経済成長の中、企業戦士として社会に貢献されてきた方々の世代となってきています。そのような方々が高齢者となった時、満足感のハードルが上がり、既存のサービスに満足されることは容易ではなくなります。その世代においても安心して暮らせる地域作りを目指しています。その人の持つ個性や目標・夢だけでなく、人の歴史に寄り添える事業所になるべく、環境を整え、職員教育に力を注いでいます。医療依存度が高くなってくると考えられるこれからの在宅生活においても、医療部分をサポートする訪問看護の充実を図るだけでなく、事業所全体で看取りの体制が整えられるような事業所展開を目指しています。

今後の活動の方向性・ビジョン

 「それでも我が家から逝きたい」と考えているこれからの団塊の世代ニードに沿った事業展開が必要であると考えています。国の指針は在宅優先であり、入所は今まで以上に厳しくなることが予測されます。私たちは我が家で老い、我が家から逝きたいと願う人々の為に存在しているといっても過言ではありません。その願いや思いに沿うべく行動目標を挙げています。
①在宅介護問題には多種多様な問題があり、介護を受ける要介護者のみならず介護家族者支援が大きな問題となっています。要介護者ばかりに目が向けられ、そこで一緒に生活する家族が疲弊している現状を打破していかなければならないと考えています。その為に、介護支援専門員の事務所の設立とともに、独自でご家族の相談窓口を開設して、愚痴や不満、不安を傾聴する役割のスタッフを常駐させます。実際、事業所の中でも家族が関わる問題については対応してきましたが、共に考えて悩む時間を持つことが家族にとって安心に繋がった事例もありました。「傾聴・共感」から手を差し伸べるケアを実施していきます。
②78%の人が病院でなくなり自宅死は13%にしか過ぎません。(2010年、厚生労働省)日本は他の国に比べると平均入院日数が長く、末期在宅ケアの普及度も低くなっています。本人の意思とは裏腹に家族の問題がそれを解決に導くことはできず、本人の希望を現実とのギャップを埋めることができていないのが現状です。そのギャップを埋める一助となりたいと考えています。訪問看護ステーションを中心に週末期支援体制を構築していきます。現在の通所介護事業所においても医療依存度の高い利用者様の受け入れや終末期の利用者様の受け入れを行ってきましたが、「笑顔が見たい」「生きることに喜びを感じてほしい」という思いが職員を動かしてきました。その経験を活かし、訪問看護ステーション、主治医との連携を図り支援体制を強化していきます。
③緊急時宿泊サービスという何ともならない事態に対応できる宿泊体制を6年前に作りましたが、最近ではお泊りデイサービスが混在してきました。実際緊急性の高い事態はほとんどなく、ショートステイ代わりに利用したいとの声を聴くようになってきました。しかし、デイサービスの本来の目的が消失してしまう可能性も否めません。利用者様の中には同じ環境で、顔見知りの職員の中で泊りがあれば安心との声も多くなってきました。それに加え、終末期や医療依存度の高い利用者様はショートや老健の受け入れはしてもらえず、宿泊については病院での社会的入院となってしまう現状があります。それを補う体制を整えるためには法人としても課題は多々ありますが、将来的には、医療依存度の高い利用者様を含め対応できるショートステイの宿泊施設を設立する必要があると考えています。
④高齢化した地域であることから、空き家の問題がクローズアップされてきています。全国的にみると田舎よりも市街地の方が多いというデータがあり、防犯・防災の問題についても解決の糸口は見つかっていないのが現状です。法人には145年前の古民家を借り、通所介護施設として利用している事業所があります。ある程度は改修したものの、ありのまま利用することにしました。懐かしさ、気楽さ、何より地域に馴染んでいることが利用者様の不安を払拭することに繋がっています。新しい物を望むこの時代であっても古き良き時代から受け継がれたものは自然体で受け入れられるのです。法人としては、コストを最小限で抑えられるメリットもあり、今後10年間で古民家を活用した通所介護事業所や小規模多機能居宅介護を開設したいと考えています。
⑤地域の元気な高齢者の居場所作りに取り組んでいきます。加齢に伴い人との交流が少なくなり引きこもりがちになることが、日常生活動作を低下させる一要因だと考えられています。自分の持っている元気を共有できる相手が元気をもらうだけでなく、与えた人の元気は助長されます。そのような相乗効果を期待して有償の高齢ボランティアを導入していきます。

定期刊行物

はるだより(4回/年 100部)
咲くら(4回/年 50部)

団体の備考

 平成21年に法人を開設し、福祉に対する高い意志を持った職員達先を見据えたサービスを提供できる事業所を目指して活動が始まりました。翌年より、地域で生活されている方々のニーズに耳を傾けて事業展開をしてきました。現在は介護保険事業を中心に活動していますが、介護保険では補いきれないサービスを、地域の力で充足できないかと試行錯誤しながら前に進んでいます。
 また利用者様の生活に豊かさや安心、喜びを提供している源となっている職員のモチベーションの維持・向上にも力を注ぎ、やりがいを求められる職場づくりに取り組んでいます。その成果もあり、現在常勤の離職率は一桁台、チームワーク力100%で、笑いがあふれる地域作りに貢献しています。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

H26 日本財団 車いす対応車(軽自動車) 870,000円
    生命保険協会滋賀県協会 福祉巡回車 1台
H27 日本財団 ヘルパー車の整備(軽自動車) 430,000円
H28 滋賀県看護協会(軽自動車) 500,000円

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

なし

企業・団体との協働・共同研究の実績

なし

行政との協働(委託事業など)の実績

なし
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財政

最新決算総額

1億円~5億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

理事会(年1回)
総会(年1回)

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
2名
15名
非常勤
0名
23名
無給 常勤
0名
0名
非常勤
5名
0名
常勤職員数
17名
役員数・職員数合計
45名
イベント時などの臨時ボランティア数
5名

行政提出情報

報告者氏名

前川 豊司

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

2160005004788

認定有無

認定あり

認定年月日

2009年6月17日

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

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