アートによる対話を考える実行委員会(任意団体)
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団体ID |
1710927987
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法人の種類 |
任意団体
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団体名(法人名称) |
アートによる対話を考える実行委員会
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団体名ふりがな |
あーとによるたいわをかんがえるじっこういいんかい
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
当実行委員会は、現代社会の中で生きづらさや既存の価値観に反抗しなければ生きてゆくことの難しい人たちに対し、アートが、そして美術館が僅かでも他者とのコミュニケーションのきっかけを提供することはできないだろうかという視点からアーティストと地域の人が共同で表現活動を行い、展示し、人と人、人と場所が出会う企画展やシンポジウム、ワークショップなどを運営することを目的に設立された。日本で教育を受けなかったことによりマイノリティとして存在する外国人、現代の経済偏重型社会の中で社会に馴染みきることのできないホームレスや引きこもり、学校というシステムに馴染むことができずにいる不登校の子どもたちや性差別の中で生きづらさを感じているセクシャルマイノリティなど彼らの存在を美術館の中で感じてもらえる展示やワークショップを行うことで、市民が「自分とは異なる他者」と対話をするきっかけを提供していきたい。
上記の目的の下、2016年にはアートと福祉、教育、医療との出会いがどのようなどのような化学変化が起こりうるのかということを考える展覧会を前橋市と共催し、併せて個別のリサーチプログラムを進めることで、これらの現場にアーティストと共に表現という手段で入り込むことで、アートが持つしなやかなコミュニケーションの可能性を探る活動を続けている。 こうした 活動を通じて、2020年のオリンピック・パラリンピックまでの全国的な動きも視野にいれながら、アートを介して可能となるソーシャル・インクルージョン(社会包摂)を核に地域の市民とアーティストが対話し、協働することでさらなる共生社会に近づく場としての美術館の役割を社会に提示していきたいと考えている。 |
代表者役職 |
群馬大学教育学部教授
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代表者氏名 |
茂木 一司
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代表者氏名ふりがな |
もぎ かずじ
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代表者兼職 |
NPOワークショップデザイナー推進機構理事長
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
371-0022
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都道府県 |
群馬県
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市区町村 |
前橋市
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市区町村ふりがな |
まえばしし
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詳細住所 |
千代田町5-1-16
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詳細住所ふりがな |
ちよだまち
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お問い合わせ用メールアドレス |
artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp
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電話番号
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電話番号 |
027-230-1144
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~19時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
連絡先は、実行委員会の事務局が置かれているアーツ前橋のもの
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FAX番号 |
FAX番号 |
027-232-2016
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~19時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
連絡先は、実行委員会の事務局が置かれているアーツ前橋のもの
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
371-0022
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都道府県 |
群馬県
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市区町村 |
前橋市
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市区町村ふりがな |
まえばしし
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詳細住所 |
千代田町5-1-16
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詳細住所ふりがな |
ちよだまち
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2015年10月1日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
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活動地域 |
県内
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中心となる活動地域(県) |
群馬県
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最新決算総額 |
100万円~500万円未満
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役員数・職員数合計 |
7名
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所轄官庁 |
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、障がい者、高齢者、在日外国人・留学生、福祉、教育・学習支援、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、地域安全、人権・平和、国際協力、国際交流、市民活動団体の支援、学術研究(文学、哲学、教育学、心理学、社会学、史学)、その他
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設立以来の主な活動実績 |
活動実績
2016年 ①「表現の森 協同としてのアート」展の共催及び関連シンポジウムの開催、②アーティストPort B(高山明)による地域のリサーチ/作品制作/連続フォーラムの開催③アーティスト滝沢達史によるワークショップ/作品制作 代表者略歴 茂木一司 1956年群馬県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。九州芸術工科大学大学院博士後期課程芸術工学研究科情報伝達専攻修了。博士(芸術工学)。鹿児島大学教育学部助教授を経て現職。 身体・メディア+学習環境デザイン+アートワークショップ+障がい児の表現学習に関心を持ち、「インクルーシブ芸術教育システム」を構想・研究中。著書に『美術科教育の基礎知識』(編箸)、『協同と表現のワークショップ』(代表編集)、『ワークショップと学び2』(共著)ほか。 |
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団体の目的
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2013年に前橋市にオープンしたアーツ前橋は、「創造的であること」「みんなで共有すること」「対話的であること」をコンセプトとしてこれからの新しい美術館の活動を提案している。2015年度は、群馬大学と連携し、アートにおける「市民参加」を実現すべく人材育成講座を開講した。また、地域アートプロジェクトとして、アーティストが地域の高齢者や子どもと共に行う表現活動なども推進している。
これらの活動を通じて、2020年のオリンピック・パラリンピックまでの全国的な動きも視野にいれながら、アートを介して可能となるソーシャル・インクルージョン(社会包摂)を核に地域の市民とアーティストが対話し、協働することでさらなる共生社会に近づく場としての美術館の役割を社会に提示していきたいと考えている。 現代社会の中で生きづらさや既存の価値観に反抗しなければ生きてゆくことの難しい人たちに対し、アートが、そして美術館が僅かでも他者とのコミュニケーションのきっかけを提供することはできないだろうか。それは、アートが「自由に」「思うままに」表現することを許容してくれるものであるからである。日本で教育を受けなかったことによりマイノリティとして存在する外国人、現代の経済偏重型社会の中で社会に馴染みきることのできないホームレスや引きこもり、学校というシステムに馴染むことができずにいる不登校の子どもたちや性差別の中で生きづらさを感じているセクシャルマイノリティなど彼らの存在を美術館の中で感じてもらえる展示やワークショップを行うことで、市民が「自分とは異なる他者」と対話をするきっかけを提供していきたい。 本実行委員会は、このような視点からアーティストと地域の人が共同で表現活動を行い、展示し、人と人、人と場所が出会う企画展やシンポジウム、ワークショップなどを運営することを目的に設立された。 |
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団体の活動・業務
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本団体の活動は、アートを通じて社会の中のコミュニケーションを促し、地域社会の活性化また市民と美術館との協働を目指している。
■廣瀬智央・後藤朋美と母子生活支援施設の親子との交流プログラム アーツ前橋開館前に廣瀬智央と後藤朋美は前橋市内の母子生活支援施設のぞみの家の子供たちと空の写真の「交換日記」を通じて作品《空のプロジェクト:遠い空、近い空》をともに制作した。また、2016年には日々の交流を通じて彼らの生きる現在を表現につなげ、19年後に開封されるタイムカプセルに詰め込む「タイムカプセルプロジェクト」を実施している。今後も継続した交流を図る中で人と人との関係性にどのような変化が生じていくのか、長期間にわたるアートプロジェクトの可能性を探っていく。 ■滝沢達史氏と引きこもり経験のある若者たちとの交流プログラム 学校や一般社会という環境の中で居場所を見つけられない若者たちに「学校」でも「家」でもない第三の場所として美術館活動という場を提供する。元小学校の特別支援学級の教師であり、現在はアーティストとして活動する滝沢達史氏を中心にアートを利用したワークショップを通じて若者たちの表現の可能性を広げ、彼らに教育等の中では難しい自己表現の場を提供し交流することで、インクルーシブな社会の意義を考えるきっかけとなる活動を進める。 ■石坂亥士と山賀ざくろによる高齢者施設での交流プログラム 特別養護老人ホームでの打楽器演奏とダンスによるワークショップを実施する。これまで、デイサービスの慰問という限られた時間の中で交流を行ってきたが特別養護老人ホームを交流の場に設定することで、長時間のプログラムの中で、地域の保育園等との世代間交流の機会の創出や施設のスタッフや家族との関係性構築をする。リズムやダンスのもつ身体性が高齢者の日々の生活に影響していくかをリサーチする。 |
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現在特に力を入れていること |
■人材育成
群馬大学とアーツ前橋が連携するかたちで、アートを活用して地域の中で「ひと」と「ひと」、「ひと」と「もの」をつなぐことのできる、アートマネジメントの分野で活躍できる市民サポーターを育成している。アートプロジェクトのコンセプト作り、コミュニティ調査、アーティストとコミュニティの調整、ワークショップの準備などアーティストを支え、地域の中にアートが入り込む仕掛けづくりのできる人材育成を目指す。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
これまで実施している複数のリサーチプログラムを継続していく中で、2020年のオリンピック・パラリンピックまでの全国的な動きも視野にいれながら、アートを介して可能となるソーシャル・インクルージョン(社会包摂)を核に地域の市民とアーティストが対話し、協働することでさらなる共生社会に近づく場としての美術館の役割を社会に提示していきたいと考えている。
特に、2020年に向けては、世代間や地域間の交流だけでなく、現在、力を入れている人材育成の面でもより多くのプレイヤーが入り込むことで持続可能な協働の創出を念頭に今後の活動に取り組んでいきたい。 |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
日本財団2016年度助成金(通常事業)
社会福祉・教育・文化等の事業 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
NPO法人 ぐんま若者応援ネット アリスの広場との協働
アリスの広場は、引きこもりを脱してもなお、学校や社会へ行くことに困難を感じる若者たちが、自宅とは異なる外出先として利用している。アーティストの滝沢達史とともに、このスペースの利用者としてここに通う若者たちとのおしゃべりなどの交流を通じて同じ空間を共にすることからアーツ前橋での展示を考えていった。社会参加することに困難を感じる若者たちとの対話から、現代におけるコミュニケーションの可能性を考えるプログラムとして実施した。 |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
社会福祉法人 フランシスコの町 あかつきの村
前橋市西大室町に位置するあかつきの村は、カトリック司祭である石川神父の呼び掛けにより1979年にエマウス運動として始まり、社会の中で困難を抱える人の社会復帰を助ける開かれた共同体として誕生しました。1982年よりベトナム難民定住センターとしての役割を20年以上果たし、中でも難民船で日本へ到着後、日本社会になじめずに精神疾患を患った難民たちをも受け入れた日本でも特異な施設として知られています。アーティストPort Bは本施設の歴史のリサーチや施設スタッフへのインタビューを通じて「共同対」についての考察を行った。このリサーチを基礎に「表現の森 協働としてのアート」展における展示や会期中に定期的に開催されたフォーラムにより、新たな演劇の形を模索するプログラムとして実施した。 |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
「表現の森 協同としてのアート」展の共催及び関連シンポジウムの開催
前橋市内の福祉・医療・教育に関わるさまざまなNPO、団体、施設などのリサーチから始め、5組のアーティストのアウトリーチプログラムを行った。「美術館へのアクセスが困難な対象者」をテーマに対象団体を絞り、団体とアーティストとの交流活動を展示に繋げた。 地域の民生委員や施設のボランティアと連携しながらプロジェクトを進め、また、群馬大学の学生をプロジェクトに巻き込むことで人材育成も目的の一つとした。 さらに会期中の関連シンポジウムや関連イベントを通じて、今回のそれぞれのプロジェクトを検証し、アートが医療・福祉・教育という分野に入り込む意義を参加者と共に考える機会を積極的に設けた。ギャラリー内を単なる展覧会鑑賞の場とするのではなく、テーマについて考える場として捉えた。 |
最新決算総額 |
100万円~500万円未満
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会計年度開始月 |
4月
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その他事業の有無 |
無
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 会費 |
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寄付金 |
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民間助成金 |
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公的補助金 |
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自主事業収入 |
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委託事業収入 |
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その他収入 |
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当期収入合計 |
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前期繰越金 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 |
当期支出合計 |
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内人件費 |
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次期繰越金 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産 |
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固定資産 |
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資産の部合計 |
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<負債の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債 |
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固定負債 |
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負債の部合計 |
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<正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 前期正味財産 |
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当期正味財産増減額 |
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当期正味財産合計 |
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 受取会費 |
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受取寄附金 |
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受取民間助成金 |
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受取公的補助金 |
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自主事業収入 |
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(うち介護事業収益) |
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委託事業収入 |
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(うち公益受託収益) |
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その他収益 |
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経常収益計 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 事業費 |
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(うち人件費) |
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管理費 |
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(うち人件費) |
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経常費用計 |
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当期経常増減額 |
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経常外収益計 |
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経常外費用計 |
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経理区分振替額 |
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当期正味財産増減額 |
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前期繰越正味財産額 |
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次期繰越正味財産額 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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<負債及び正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債合計 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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正味財産合計 |
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負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
委員長の決裁による(アーツ前橋内に事務局を設置)
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会員種別/会費/数 |
一般会員4名
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加盟団体 |
4
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
有給 | 常勤 |
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非常勤 |
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無給 | 常勤 |
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非常勤 |
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常勤職員数 |
11名
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役員数・職員数合計 |
7名
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イベント時などの臨時ボランティア数 |
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報告者氏名 |
茂木 一司
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報告者役職 |
委員長
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
その他
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
前橋市財務規則
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監査の実施 |
実施済み
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監視・監督情報 |
平成29年3月31日監査実施済み
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
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決算・事業報告
決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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2019年度
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予算・事業計画
予算書類 | 事業計画書 |
2024年度(当年度)
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2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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