環境・エコロジー

住環境測定協会は、人々が暮らす住環境（住居および職場など）に関係するあらゆる要素（空気、電磁波、騒音、臭いなど）の現状を測定によって把握し、その後人々がより良い住環境を手にすることができるように改善・提案を行うことで社会全体の利益増進に寄与したいという思いから、平成15年に発足した一般社団法人です。
主に建築物の建材などから発生する揮発性有機化合物によるシックハウスの診断、それに伴う空気測定、また昨今の無線通信の発達により蔓延した電磁波の測定を行い、現状に即した改善策を講じます。現在そうした測定および改善・提案を行って全国で活動する会員の数は500人以上。それぞれ住環境測定士として活躍しています。協会本部の業務として、上に挙げた住環境測定士の育成の他に、全国から寄せられる住環境に関する相談への応対と解決策の提案を行っています。

携帯電話や無線LANに代表される無線波通信機器およびインフラの発達により私たちの住環境および屋外に蔓延する電磁波に対して、必要情報の発信と人体への影響を軽減するための「電磁波対策の家」の取組を推進しています。会員を中心に「電磁波対策の家」施工店セミナーを開催し、電磁波に関する基礎知識、考えられる人体への影響、電磁波測定および具体的な施工方法に関してレクチャーし、同時に必要部材の供給も行っています。
電磁波の人体への影響は、国際保健機関（WHO）も昨年2011年に発がん性との関連の可能性を認め、にわかに関心が高まりつつあります。当協会ではそれに先駆けて活動を始めており、「電磁波対策の家」はすでに数10棟の実績を持ちます。
当協会では、「電磁波対策の家」の取組によって新陳代謝やホルモン分泌および免疫系の働きが最も活性化されると言われている睡眠の領域、つまり寝室や子供部屋での電磁波対策を強化し、そうした生体の営みが阻害されないような環境づくりを目指しています。

4月

認定なし

 

 

未実施