2011年10月に多機能型事業所として生活介護10名、就労継続支援Ｂ型10名の合計20名の定員規模で事業を開始した。
　障害者が活き活きと活動出来る場をと障害者の家族や有志の者が集まり事業を立ち上げた。
　現在は生活介護11名、就労支援6名の計17名の利用者が通所している。

希望者（生活介護、就労支援）には送迎サービスを提供している。
生活介護事業では日常生活の支援（食事介助、排せつ介助）などを行うが、自立できる利用者に対しては基本的に見守りの支援などにとどめ自分で出来る喜びやＡＤＬの向上としても考えている。
就労支援では下請け内職を中心に数社と契約をしており利用者を中心とした内職作業に取り組んでいる。
　また、自主生産販売活動も本格的に取り組んでおり姫路市障害福祉課や作業連絡会が中心となって活動している「はーとふるＳＨＯＰ事業」に毎月2回参加し、市役所内や公共の福祉健康センター内で自主生産、製造した弁当や革製品、野菜などを出店販売している。内職や販売などで得た収益から作業の必要経費を除いた額を利用者人数で割り、工賃として平等に支給している。

　工賃向上を計画し内職に頼らない自主製品の製造と販売を拡大し、安定した生産＝障害者が取り組む作業を確保しつつ作業収益アップも目指す。
　いち早く県の平均工賃額ぐらいの工賃を利用者一人一人に支給できるように主力製品や販売先の拡大、開拓をしていく。
　また、通所事業として運営してい一方で親亡き後の障害者の将来の生活も考え、グループホームなどより普通の暮らし、生活に近い入所施設などの事業計画も推し進めていく。

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