一般社団法人輪島漆芸技術文化振興協会

基礎情報

団体ID

1732301443

法人の種類

一般社団法人

団体名(法人名称)

輪島漆芸技術文化振興協会

団体名ふりがな

わじましつげいぎじゅつぶんかしんこうきょうかい

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

当社団は、輪島の伝統的な漆工芸の技術・技法・意匠と、和紙や陶磁器、木工・金工品など日本各地に伝承される伝統工芸制作技術や技法・素材との融合を図ること、また、輪島の漆工芸文化と、海外の異文化や伝統芸能等の異分野との交流・人材交流を図ることで、より革新的な漆芸の技術や技法、漆塗り製品や工芸品等を開発し、漆工芸の振興を図ると共に、漆工芸分野における人材育成と新たな漆工芸文化の発展に寄与していくことを目的とする社団である。これまでの常識の壁を越えた領域にも積極的に挑戦し、より革新的且つイノベーティブ技術や技法を開発し、新たな漆工芸文化を醸成していくことを目指している。
具体的には、我が国の伝統的工芸品の制作技法や発想に縛られることなく新たな技術や素材類の使用・開発などにも精力的に取り組み、世界の様々な国々の伝統文化、意匠、技術・技法、先進的な技術・素材・道具類などをも躊躇なく取り入れていくことで「新たな漆工芸の世界」を現出させていくことを設立趣旨とする。
ここ数年来、日本を訪れる外国人観光客数は右肩上がりの上昇傾向を続けている。彼らは経験や体験を通して日本の古き良き伝統文化を体得しようという共通項がある。
JAPANと英訳される漆器、漆工芸品の世界にも、必ずや近い将来に彼ら外国人から多くの注目が集まり、これまでにない規模での人気と興味が喚起される日が来ることと思われる。そのために当社団では自然科学的な知見を積極的に学び、古きを訪ね(漆器考古学)、すでに9000年も前の縄文人が現代の漆工芸技術の基本を完成していた事実を真摯に捉え、温故知新の精神と進取の気性で新たな漆芸の世界、漆芸文化の開拓に挑戦していく。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

大崎 四郎

代表者氏名ふりがな

おおさき しろう

代表者兼職

大崎漆器店代表

主たる事業所の所在地

郵便番号

150-0001

都道府県

東京都

市区町村

渋谷区

市区町村ふりがな

しぶやく

詳細住所

神宮前5-13-3 2F

詳細住所ふりがな

じんぐうまえ

お問い合わせ用メールアドレス

tanoue@tiara.ocn.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

03-6805-0035

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

03-6264-7219

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

928-0077

都道府県

石川県

市区町村

輪島市

市区町村ふりがな

わじまし

詳細住所

鳳至町上町28番地

詳細住所ふりがな

ふげしまちかみまち

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2017年10月23日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2017年10月23日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

石川県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

4名

所轄官庁

文化庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、教育・学習支援、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、国際交流、経済活動の活性化、学術研究(文学、哲学、教育学、心理学、社会学、史学)

設立以来の主な活動実績

(設立の経緯)
輪島塗の生産高はバブル期の平成3年の180億円をピークに、平成24年には43億円と大きく減少し、従業者の減少も著しい。このままでは輪島塗りに代表された漆工芸文化は衰退の一途を辿る可能性がある。そのような悪循環に陥っている状況を打破するには、新たな顧客開拓に結び付く新しい魅力的な作品や技法が必要と考えていた。そのような思いから、本年、輪島塗と手漉き和紙を用いて鼓を開発するプロジェクトを発足させたことを端緒に、輪島塗りの伝統的な技法と他地域・他国の工芸技法や文化を融合して開発・製作した革新的な技法・作品の創作・開発に本格的に取り組むことが漆工芸分野における人材の育成と漆工芸文化の発展に寄与すると考え、永年輪島塗りに関わってきた、塗り師である大崎四郎と、漆芸家の田崎昭一郎が本法人を創設した。
(代表理事略歴)
代表理事 大崎四郎:江戸末期に創業した塗師屋、大崎漆器店大崎庄右エ門を昭和46年に承継し現在4代目にあたる。承継以来、全国各地で展示会を開催し、代々承継されてきた匠の技心を受け伝えながら、現代の使い捨て時代において、輪島塗を永く使い続けることのできる「暮らしの道具」としていくことを目指している。大崎漆器店は、NHK連続テレビ小説「まれ」の撮影舞台としても提供され、輪島塗りの振興に尽力している。昭和49年~平成17年輪島漆器組合理事、常務理事を務める。
(理事略歴)
理事 田崎昭一郎:重要無形文化財輪島塗技術保存会副会長、石川県立輪島漆芸技術研修所講師25年勤務、平成8年紫綬褒章受章、日本漆工協会文部科学大臣賞等の受賞歴及び日展等の入選歴多数

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、輪島の伝統的な漆工芸の技術・技法・意匠と、和紙や陶磁器、木工・金工品など日本各地に伝承される伝統工芸制作技術や技法・素材との融合を図ること、また、輪島の漆工芸文化と、海外の異文化や伝統芸能等の異分野との交流・人材交流を図ることで、より革新的な漆芸の技術や技法、漆塗り製品や工芸品等を開発し、漆工芸の振興を図ると共に、漆工芸分野における人材育成と新たな漆工芸文化の発展に寄与していくことを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

(1)輪島の伝統的な漆工芸の技術・技法・意匠と、日本各地や世界の国々に伝承される伝統工芸制作技術・技法・素材等を融合した新たな漆塗り製品・工芸品の企画・開発・製作
(2)前号で企画・開発・製作した漆塗り製品・工芸品等の普及及び販売促進
(3)第1号で企画・開発・製作した漆塗り製品・工芸品等を学校教育の場で用いることによる伝統文化・芸術の教育普及と児童・青少年の健全な育成
(4)漆塗り製品・工芸品の将来的なマーケット調査と分析
(5)漆芸をはじめとする伝統工芸品の制作技法に関する科学的分析
(6)漆芸をはじめとする伝統工芸品に用いられる原材料・素材の研究・分析
(7)日本の伝統工芸技術に関わる伝承者・継承者の育成及び支援のための活動拠点作り、日本の伝統工芸技術の維持・保全のための支援
(8)漆芸をはじめとする伝統工芸品・伝統文化等に関するイベントの企画・開催、並びに出版、パブリシティ等を通じた国際的な文化交流を促すための活動
(9)地域の伝統工芸品に関する海外との交流等を通じた地域の振興、地域連携の支援
(10)前各号に掲げるもののほか、この法人の目的を達成するために必要な事業

現在特に力を入れていること

・これまでの輪島塗りの販売手法が百貨店等に依存し過ぎており、新たなマーケット開拓とそのための商品開発ができていない。また、現状の職人の多くが、輪島塗りの伝統的な技法とデザインに固執しているため、新たなマーケットを開拓できる製品を製造できない。そこで、輪島塗りの伝統的な技法と他地域・他国の工芸技法や文化を融合して開発・製作した革新的な作品を、海外を含めた新たなマーケット層に向けて、展示・拡散する。
・輪島塗りには、高級な伝統工芸品とのイメージが過度に定着し、子どもを含めた若い世代が、輪島塗りに興味を示すことが極端に減っており、次世代に輪島塗りを残していくことが難しい状況にある。新しい学習指導要綱の下では、邦楽教育が取り入れられ、輪島塗りを施した鼓等の和楽器に子どもたちが触れる機会も促されているものの、実際には、鼓等の伝統工芸品が高価なこともあり、子どもたちが日本の伝統文化に触れることが難しい。日本の輪島塗と和紙という日本の伝統文化を融合して新たに開発した価格の低い和紙製鼓を学校教育の場に広げ、子どもたちに輪島塗り製品に触れてもらい認知度を高めていくことに力を入れている。

今後の活動の方向性・ビジョン

海外の異文化や伝統芸能等の異分野との交流・人材交流を図ることで、より革新的な漆芸の技術や技法、漆工芸品を開発し、海外をはじめとする新しい市場開拓に向けて輪島塗りに代表される日本の漆芸産業全体の振興を図っていく。産業振興により、若い職人が意欲的に輪島塗りの制作・開発に挑める環境を整えると共に、子供たちにも、輪島塗りをはじめとする伝統工芸品や伝統文化についての興味の輪を広げて、次世代に日本の文化の伝承を繋げていく。

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

実績なし

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

実績なし

企業・団体との協働・共同研究の実績

実績なし

行政との協働(委託事業など)の実績

実績なし
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財政

最新決算総額

100万円~500万円未満

会計年度開始月

10月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
4名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

報告者役職

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

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