松阪市の地域福祉計画を受けて、当協議会では、行政と協働により43のおおむね小学校区ごとに小地域福祉活動計画の策定支援を通じ、小地域ごとに必要な活動プログラムを住民とともに明確にしてきた。
　今後地域福祉の目指すべき方向性（地域福祉計画）と、それぞれの小地域において取り組むべき活動プログラム（小地域福祉活動計画）が明確にされたといえる。
　しかし、小地域での活動が軌道に乗り、計画を円滑に進行してくためには、引き続き社会福祉協議会のコミュニティワーカーによる継続的な関わりが不可欠である。地域に寄りそう体制を確立するために、担当する地域の職員を明確にする。
　小地域福祉活動計画の円滑な実施を図り、住民主体の福祉活動が43の小地域において力強く花開いていくことを支援していくために、当協議会では、地域福祉活動計画（通称:ibook）を策定する。
　当協議会の使命
地域福祉を推進する中核的な団体として、地域住民及び福祉組織・関係者の協働により地域生活課題の解決に取り組み、誰もが支え合いながら安心して暮らすことができる「ともに生きる豊かな地域社会」づくりを推進すること
　経営理念
１　地域住民を主体とした「ともに生きる豊かな地域社会」の実現
２　誰もが人格と個性が尊重され、その人らしい生活を送ることができる福祉サービスの実現
３　地域住民及び福祉組織・関係者の協働による包括的な支援体制の構築
４　地域生活課題に基づく先駆的・開拓的なサービス・活動の創出
５　持続可能で責任ある自律した組織経営
　組織運営方針
１　地域に開かれた組織として、経営の透明性と中立性、公正さの確保を図るとともに、情報公開や説明責任を果たし、地域社会の支持・信頼を得られるよう、積極的な情報発信を図る
２　事業の展開にあたって、「連携・協働の場」（プラットフォーム）としての役割を十分に発揮し、地域住民や関係機関・団体等、あらゆる関係者の参加と協働を徹底する
３　事業の効果測定やコスト把握などの事業評価を適切に行い、効果的で効率的な自立した経営を行う
４　全ての役職員は、高潔な倫理を保持し、法令を遵守する

会長

なかもり ひろゆき