社会福祉法に規定された団体であり、本会は「福祉元年」と言われる昭和４８年に法人格を取得。高齢化社会や核家族化という時代背景と向き合いながら、地域福祉の推進を行い、老人クラブを初めとする福祉団体の育成、ボランティア活動の普及・育成を行い、介護保険開始以前から在宅福祉サービスの展開を行って来た。
福祉団体の事務局は５団体担当しており、その中で障がい者や高齢者の実態把握と、スポーツの振興、行政への事業や制度化への要望などの懸け橋となって活動してきた。
　平成１２年に介護保険が施行されると、居宅介護支援、訪問入浴介護を開始し、翌年には通所介護も開始。障がい者へのデイサービス、居宅介護も実施している。
平成１２年、福祉サービス利用援助事業も開始し、地域で暮らす判断能力が不十分な高齢者や障がい者の生活を支え、金銭管理サービスを行っている。
　こうした活動を続けてきたことで、行政はもちろん、福祉団体、介護・障がい福祉事業所などとの密接な関係を築けている。
　また、平成１３年に本会事務所を地域福祉センターへ移し、地域の皆さんとの交流とボランティア推進の拠点として、年に一度「なごみ祭り」を開催している。
　平成２３年の台風１２号による和歌山県紀南地方の災害時には、災害ボランティアセンターへ職員派遣を率先して行った。
　平成25年9月に地域福祉活動計画を策定し、重点事業として、「子どもたちがつなぐ未来への希望、福祉の種まきプロジェクト」と災害時対応事業をかかげ、取り組んでいる。平成３０年度も子供たちが地域と関わることで、地域の方の生き方を学び、役割を知るプログラムを行っている。
　
　
　

《在宅福祉事業》
・居宅介護支援事業
・訪問入浴サービス事業
・通所介護事業
・日常生活用具貸与事業
《一般福祉事業》
・いきいきサロン
　地域の高齢者等が気軽に集まり、コーヒーやお茶を飲みながら、お互いに交流する場として開催している。運営はボランティアにお願いしている。
・家族介護教室
　市の委託事業で、高齢者を介護している家族や近隣の援助者等に対して介護方法や介護予防、介護者の健康づくり等についての知識や技術を習得していただけるよう教室を開催している。
・福祉サービス利用援助事業
・法人後見事業
・心配ごと相談所事業
　相談日を設けず、常時受付けております。市民のあらゆる心配ごと、悩みごとの解決に向けた取り組みを行っている。
・生活福祉資金貸付事業
・広報活動
　　広報を年に６回発行
《ボランティア活動》
　ボランティア講座の開催、ボランティア保険の加入の援助等
《生活支援体制整備事業》
《ＡＧＡＬＡを拠点とした住民主体の地域福祉活動創出プロジェクト》
《子供たちがつなぐ未来への希望　福祉種まきプロジェクト》
《理事会・評議員会》
　年間２回ずつ理事会・評議員会を開催し、本会の活動について審議していただいている。
《財政》
《会議・研修・諸行事》
《福祉団体への援助協力》
　老人クラブ連合会、身体障がい者連合会、障害児者父母の会、母子寡婦福祉連合会、遺族連合会の事務局を担当。
《認知症等高齢者見守り事業》
《共同募金事業への協力》
《支援ネットワークの強化》
　地域包括ケアの実現を目指し、多職種で地域の課題を共有解決に向けてネットワーク会議を開催。

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