動物ノート(任意団体)

基礎情報

団体ID

1806090492

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

動物ノート

団体名ふりがな

どうぶつのーと

情報開示レベル

★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

静岡県東部を中心に活動する、動物愛護団体。長年、各地の動物ボランティアリーダーとして活動していた数名が、環境省が「動物愛護管理推進計画」を施行すると知ったことで、それに基づく活動が出来る団体を作ろうと立ち上がったことが2008年設立のきっかけ。当時は行政との協働も助成もない状況で、保健所も多数の殺処分を行っていた為、市民に広く「動物愛護管理推進計画」を知っていただき、行政との協働を図り、保健所での殺処分ゼロを目指した。当時はまだまだ馴染みのないTNR(T=捕まえる、N=手術する R=戻す)の普及による飼い主のいない猫の減少を趣旨とし、更には猫被害も減らす「地域猫活動」も推奨。2010年に「犬と猫と人間と」の映画上映会を皮切りに、様々な動物愛護活動に着手。不妊手術を中心とした活動が、不幸な動物を減らす事と認識し、2022年までにおよそ5000匹の不妊手術に関わり、現在に至っている。事務局の所在地である沼津市では周辺地域に先駆けて、2021年度に殺処分ゼロを達成。

代表者役職

事務局長

代表者氏名

飯島 浩美

代表者氏名ふりがな

いいじま ひろみ

代表者兼職

静岡県動物愛護推進員(委嘱10年以上)

主たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

静岡県

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

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お問い合わせ用メールアドレス

tnr@doubutu-note.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

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備考

-

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

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市区町村ふりがな

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詳細住所

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詳細住所ふりがな

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URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2008年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

静岡県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

5名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

環境・エコロジー

 

高齢者、福祉、地域・まちづくり、市民活動団体の支援、その他

設立以来の主な活動実績

設立当時は数多く行われていた保健所での殺処分をなくすために活動。当時はまだまだ馴染みのないTNR(T=捕まえる、N=手術する R=戻す)の普及による飼い主のいない猫の減少を趣旨とし、更には猫被害も減らす「地域猫活動」も推奨。2010年に「犬と猫と人間と」の映画上映会を皮切りに、様々な動物愛護活動に着手。不妊手術を中心とした活動が、不幸な動物を減らす事と認識し、まずは当時大きな問題となっていた千本松原内の猫問題に取り組み、数年かけてのべ300頭ほどの全頭手術に成功。また、一般の住宅地ではない大手神社の猫問題や、企業の敷地内の猫問題など、他団体では取り組みの出来ない難しい案件に着手し成功を収めている。
2022年までにトータルでおよそ5000匹の不妊手術に関わり、事務局の所在地である沼津市では2021年度に殺処分ゼロを達成。
近年、譲渡活動がもてはやされているが、譲渡活動ではそのような成果は得られない現実に向き合い、保護・譲渡活動は最小限に留めているが、実際はピーク時で常時100匹以上の保護動物を抱えていた。しかしながら、昨今のTNRの成果により、2022年現在、シェルター内の保護頭数は半数を切った。
またその間、ねこだすけ工藤氏を招いた「地域猫セミナー」を複数回プロデュース。メンバー講師によるセミナーも数多く開催。実際的な現場での活動もTNRだけでは継続した愛護活動となりにくいことを認識し、必ず「地域猫活動」に準じたやり方をしている。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この会は不幸な動物をなくすため、動物愛護活動の啓発と実践を主な目的とし、人と動物との適切な関係づくりを目指す。
一、飼い主のいない動物との共生共存の必要性を啓発する。
ニ、愛玩動物の行政処分を減らす。
三、飼い主のいない動物を保護し、里親に譲渡する。
四、遺棄・虐待への警告、防止啓発。
五、愛護動物の為の救済基金・支援物資の調達。
六、家庭飼育動物の適正飼養指導・啓発。
七、会員同士の交流。

また近年、無責任な餌やりまでもがボランティアを名乗り、団体登録をしている者でさえ法律違反や不正が横行している事を踏まえ、会員の資格条件として、以下をあげている。
●愛護動物を理解し、適正な飼育を行える方。
●健全な社会生活を営まれており、飼い主のいない動物に対して、無責任で無秩序な餌付け行為を行      なわない方。
●本会の活動を販売または営業など、商用目的に利用しない方。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

主な活動であるTNRは、通常の市民レベルでの取り組みが出来ない、問題のある現場もしくは多頭現場に取り組んでいる。ただ捕獲器を使って猫を捕まえるだけでなく、事前調査と準備に時間をかける。捕獲も他団体では出来ない、ほぼ100パーセントの捕獲率を目指している。戦略的TNRを行う事で、ただ捕獲率を上げるだけでなく、猫苦情を軽減し、地域での人間関係の構築まで気を配る。その為にはもちろん事後の管理にも時間をかけ、猫のトイレ設置及び管理方法など猫の世話人にお伝えし、無責任に餌やりする事ないよう、管理者としての教育も欠かさない。当会の取り組みで着実に成果をあげているのは、他団体ではしていない、そういった細かいことにも配慮した取り組みだからである。

現在特に力を入れていること

2021年4月に環境省により策定された「多頭飼育対策ガイドライン」に基づき、多機関連携を目指す。今までは動物愛護活動と人間の福祉は別々に考えられてきたが、今後は人間の福祉関係事業従事者と連携をとり、高齢者の猫問題に取り組むことで、今まで水面下にあり封印されてきた難しい問題に取り組む。TNR事業も高齢者が関わることが多かったが、もっと問題は室内飼育の動物たち。室内の環境が悪化することで人間の福祉も妨げられてる現実に向き合い、多機関が協働することを目指す。また、概ねどこの市町も、飼い主のいない猫の助成金はあっても、室内飼育の飼い猫については助成金が使えない。貧困の連鎖である動物問題にメスを入れない限り、人間の福祉サービスが受けられない現実もあることから、ガイドラインの取り組みが重要課題。
また、長年見守りを続けてきた三島市では、ボランティアによる不正や法律違反が横行し、せっかくの助成金の費用対効果が上がらないだけでなく、「地域猫活動」も一か所も出来ていない。その為、
正しく活動できる組織を立ち上げることを決意。2022年度より、「Mishima ポーウェルフェア」をしっかりした団体に育て、自立させることを目的に新しいプロジェクトとして立ち上げた。大きくする事ではなく、真っ当な活動がしっかりできるチームを目指したい。

今後の活動の方向性・ビジョン

今までは、TNRといった不妊手術を中心の活動だったが、保健所での殺処分の問題も終焉に向かいつつある現在、高齢者の問題という新たな方向性が現れてきた。単に不妊手術に向けた活動ではない、多機関連携といった介護支援事業者と連携した活動に、これまで以上に行政と協働して取り組む事が必要となってくる。
新しい取り組みは単純ではないが、高齢化社会にあって、本当に必要な活動と認識し、ますます尽力していきたい。

定期刊行物

団体の備考

住所を記載することで捨て猫がある為、住所などは基本非公開。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

株式会社フェリシモより、2013年から毎年フェリシモ基金を頂戴している。昨今の保護・譲渡ばやりで、頂ける資金は減額の一途をたどっているが、フェリシモ「猫部」サイトには、当会の活動報告が毎年あげられている。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

ねこだすけの代表、工藤久美子氏にはセミナー講師としてお世話になるだけでなく、問題の大きな現場ではご一緒したり、相談に乗っていただいていたりする。
更には、大型捕獲現場では一度の捕獲が50匹となる事も度々あり、その際は捕獲機のレンタルをさせていただいている。
 また、一部の小さなボランティア団体では出来ないプロジェクトを、地域活動や捕獲の点で支援。そういったお手伝いの成果は、もちろんその団体に帰属し、当会の活動報告には含めていない。

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績

直接の委託契約などはしていないが、二人の動物愛護推進員が在籍する関係上、市町や保健所へのご相談事を引き受けることも多い。実際に、多くの実績を評価していただいての結果と自負している。
また当会が行っている「地域猫活動」では、地域の自治会・行政がボランティアと協働する関係上、一緒に現場訪問したり、自治会会合に参加したりすることもある。