特定非営利活動法人アニマルセラピー協会

基礎情報

団体ID

1810087658

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

アニマルセラピー協会

団体名ふりがな

あにまるせらぴーきょうかい

情報開示レベル

★ ★ ★

第三者認証マーク

ひろしまNPOセンター

認証日:2019年2月27日

団体の概要

この法人は、高齢者の方、子供、一般の人々に対して、動物介在活動(AAA)、動物介在療法(AAT)、動物介在教育(AAE)を中心に、生活の質の向上を目指し、セラピードッグの育成、調査、研究を実施し、普及及び啓蒙していくことを目的とする。

代表者役職

理事

代表者氏名

中川 久美

代表者氏名ふりがな

なかがわ くみ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

739-2113

都道府県

広島県

市区町村

東広島市高屋町

市区町村ふりがな

ひがしひろしましたかやちょう

詳細住所

高屋東4393-1

詳細住所ふりがな

たかやひがし

お問い合わせ用メールアドレス

pet@dogclover.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

090-6040-7611

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~19時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

休み不定期の為、対応できない場合がありますがこちらから折り返しご連絡致します。

FAX番号

FAX番号

082-430-5421

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~19時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

休み不定期の為、FAX確認できない事があります。

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2015年8月12日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2015年7月25日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

広島県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

7名

所轄官庁

広島県

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

福祉

 

子ども、障がい者、高齢者、保健・医療、地域・まちづくり、学術研究(農学)、学術研究(医学、歯学、薬学)

設立以来の主な活動実績

月に20~27回のイベントや各福祉施設を訪問しています。
訪問は、午後からが多く、ボランティア現在30名の登録があり
協会として助かっています。

お祭りやイベントで、アニマルセラピーの普及、啓蒙活動もしています。
後、広島県立福祉大学と共同研究をしてしています。

今後、BDプログラム(Dook&Book)子供たちが犬に本を読み聞かせして、
学力の向上や肯定感の向上などを目的に、始める予定で準備しています。

設立の経緯
私は、病院で介護支援専門員と現場で20年働いてきました。
自分に子どもが無く、犬に癒され利用者の方も寂しい思いをしているのではないか?
歳を取ると、自分の身体もどうなるかわからないので、動物を飼えない、など
まだ日本には、動物達といつまでも一緒にいれる環境が整っていないなど
私が少しでも、その環境にちかづけるようにしたい!その思いで立ち上げました。
略歴   
三菱病院 介護職員   、
小泉病院 介護支援専門員

 H16年 ジャパンドッグアカデミー 入学
 H19年              卒業

個人自営 ドッグクローバー     設立
現在に至る

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、高齢者の方、子供、一般の人々に対して、動物介在活動(AAA)、動物介在療法(AAT)、動物介在教育(AAE)を中心に、生活の質の向上を目指し、セラピードッグの育成、調査、研究を実施し、普及及び啓蒙していくことを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

当協会では、高齢社会が進む中で孤独・介護・病気といった不安があるときに
温もりや笑顔を与えてくれる動物達の素晴らしさをより多くの人に伝えていきたいと考えております。
具体的な活動としては、月に20回~27回犬を連れて福祉施設や保育所などを訪問して、レクリエーションを実施しながら、動物達の温かみや共感性、接し方、癒しなどを提供しています。

当協会のセラピー犬は、吠えない・噛みつかない・ハンドラーの指示に従うことが出来て、
そして上手に人に甘える事ができるように服従訓練をしっかり行っておりますので、
安心して人と触れ合うことができます。
これまで、アニマルセラピーの訪問先の利用者さんや施設職員の皆様からは、セラピー犬との触れ合いについて、癒しを得られたと喜んで頂いております。

また、スタッフの育成や普及、啓蒙の為のイベントやお祭りなどに出ています。
そこでは、チラシを配ったり、募金活動などを行う中で、一般の方に対しても
犬達と触れ合う、ゲームを行う等セラピーの普及となる活動をしております。

2017年度より、DBプログラムの導入を開始しました。
DBとはドッグ&ブックの略で、音読をするのに漢字が読めないなどの思いで
本が嫌いな子供に対して、犬がそばで音読を聞くプログラムのことです。
音読の途中で読めなかったり詰まったりしても、犬は口を挟まずただ隣でじっと聞いています。
このように、犬に対してなら苦手意識なく読めるのではないかという考えのもとで、
セラピー犬によってその手助けができるのではないかと考えています。
今後、チラシやリーフレットなどを作成して放課後デイサービスや一般の子供たちに対して普及したいと考えています。


現在特に力を入れていること

2018年7月の豪雨災害によって被災された方に対する支援に力を入れております。
2018年1月より、広島県安芸郡坂町の仮設住宅への訪問を開始しました。
セラピー犬12匹とスタッフ・ボランティア10名で訪問し、仮設住宅に住む方々約20名に参加して頂きました。
犬との触れ合いや、着物を着た犬との写真撮影を行う中で、参加者の笑顔が多くみられました。
さらに、仮設住宅の現状や生活に関する不安等のお話を聞くこともできました。
犬との触れ合いによって癒しをお届けできるよう、また、犬を介して生活への不安を打ち明ける機会となることで、少しでも心のケアにつながることを願っております。

さらに、被災されたボランティアの方による講演会を予定しております。
犬との避難について、普段の生活の中で気を付けるべきことや、実際に避難する際持って行ったもの、避難所でのペットの対応に関する現状をお話しして頂く予定です。
現在は、対象者を当協会のボランティアの方のみとしておりますが、今後は一般のペットを飼う方に対しても講演を行うことができるよう、力を入れていこうと考えています。

今後の活動の方向性・ビジョン

現在の活動を継続していく中で、アニマルセラピーの普及を目指していきたいです。
現状、「アニマルセラピー」自体どういったものなのか知らない方のほうが多く、アニマルセラピーという活動をしていると伝えても、ピンとこない方もいらっしゃいます。
犬達はどんな人に対しても、受け入れてくれるような態度で接してくれます。
日常生活の中でストレスを抱えている人に対して、少しでも心を軽くしてくれるような存在となってくれます。

犬達のこのような効果が表れていると感じるのが、施設の利用者様の変化を感じたときです。
犬が好きな方だけでなく、元々犬があまり好きでなかった方に対しても、徐々に犬達に慣れて行く中で「犬が好きになった。アニマルセラピーが楽しみ」と言って下さる方もいらっしゃいます。
また、普段レクや集団での活動に消極的な方も、犬と触れ合うだけなら…と言って皆さんの輪に入る方もいらっしゃいます。
さらに、癒しだけでなく県立広島大学との共同研究によって認知症予防の効果がある可能性も示唆されています。

当協会の活動を知ってもらい、より多くの方に対してアニマルセラピーの効果を実感して頂きたいと思っております。
そして、人と動物がともに幸せになれる社会づくりに貢献できるよう、努めていきたいと考えております。

定期刊行物

「クローバーだより」という広報誌を3か月に1度作成しています。セラピーやイベント時、休みの日の犬達の様子を記事にしています。約30部ほど作成して、普段訪問させて頂いている施設にお渡ししており、さらに賛助会員の皆様にも郵送しております。

団体の備考

現在私代表である中川は、後縦靭帯骨化症と言う難病になり
入院をしていた時期がありました。

ボランティアの皆さんやスタッフの皆様が私を支えてくれこれからも、
頑張って行きたいと考えています。
宜しくお願い致します。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

①公益社団法人大同生命厚生事業団様 80,000円
②中国ろうきん様 NPO寄付システム 150,000円
③NPO法人ひろしまNPOセンター様 平成30年豪雨災害ひろしま復興支援基金より
 ありがとうコース…80,000円/これからもコース…90,000円
④広島労働局様 時間外労働等改善助成金より
 勤務間インターバル導入コース 726,000円 

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・県立広島大学保健福祉学部
動物介在活動における身体的・心理的効果に関する共同研究を、平成25年度より現在も継続して行っております。
平成25年度は、10代~30代の青年を対象として集団アニマルセラピーを実施しました。自律神経活動の変化からリラックス状態がみられ、特に犬が好きな人は犬と触合っている間交感神経が優位であったことから、アニマルセラピー実施によって心理的側面に良好な効果があることが示唆されました。
平成26年度は、高齢者福祉施設職員を対象とした研究を行い、高齢者が参加するアニマルセラピーに援助者として関わる中で、緊張・不安等の気分が改善される傾向がみられました。
平成27年度は、認知症の高齢者を対象とした研究を行い、アニマルセラピー実施によって精神機能の活性がみられた。さらに、精神機能の活性化によって認知症の進行予防や日常生活における意欲向上、活動量の増加につながる可能性がみられました。
平成28年度は、高齢者を対象としてアニマルセラピーとその他のレクリエーションを比較する研究を行いました。アニマルセラピーによって社会参加の意欲の向上や認知症の予防につながる可能性が示唆されました。
平成29年度は、犬との触れ合い時の血流の変化を明らかにして非薬物療法としてのアニマルセラピーの効果を検討しました。犬との触れ合いによって前頭前野の血液量が増加がみられ、非薬物療法としての一助になる可能性が示唆されました。

企業・団体との協働・共同研究の実績

・㈱HSP様
2019年2月、広島県安芸郡坂町の仮設住宅へ訪問する際、仮設住宅に住む皆様の為に除菌消臭用水「シュッきり」を提供して頂きました。坂町訪問の際、参加して頂いた方にお配り致しました。暖かいご支援感謝申し上げます。

行政との協働(委託事業など)の実績