昭和41年に創設された「大牟田共立病院（医療法人悠久会）」を母体とし、地域の高齢化にともない高齢者の為の施設の必要性が高まり、平成11年にまずは「特別養護老人ホームこもれび」が利便性のある街中に設置された。
　平成10年に福岡県内10病院による「抑制廃止福岡宣言」が出されたが、当病院も加わり抑制廃止を推進した。「それいゆ」でも抑制ゼロでスタートした。地域に開放された地域と連携した施設・事業を目指している。施設の周りの垣根などを廃し、地域の方やご家族が入りやすい雰囲気をつくっている。
　全室個室で、入居施設はカーペット張りにしてくつろげるようにしている。特養はいち早くユニット形式の設計を取り入れ、個室にはトイレ設置し、共用スペースにゆとりのあるトイレ配置をしている。デイや特養ユニットで利用者も参加しての調理を実践している。
　理念は職員参加で作り上げたもので、「私たちは、皆様の自由な暮らし、願いや想い、人との絆、そして自分らしさを大切にします。」です。
　平成11年に、特養、デイ、訪問介護、居宅支援事業所、在宅介護支援センターができ、その後ケアハス、グループホーム、認知症デイサービスを開始した。認知症デイサービスは、市営住宅の１階で実施しており、市のコンペにより当法人が採用された。また、地域包括支援センターや市独自の「あんしん見守り事業」、「筋力アップ教室」などを受託している。その後、小規模デイとグループホーム、単独型ショートステイとサ付き高齢者賃貸住宅を開設した。平成28年５月より、定期巡回随時対応型訪問介護を大牟田市内で初めて開設した。
　理事長略歴は、昭和53年4月大牟田市立病院内科医局勤務、昭和54年4月久留米大学医学部第2内科勤務、平成4年7月医療法人悠久会設立理事長就任、平成10年12月社会福祉法人それいゆ理事長就任（兼務）。

　当法人は、日祭日、年末年始も休みなく365日全て通常運営を行なっており、地域に根差し愛される施設として、全室個室の施設で、個別対応により可能な限りご利用者の方々のご要望に応えて、事業を展開しています。

「それいゆ」各施設の概要
●大牟田市中町
平成11年12月 「特別養護老人ホームこもれび」50室（H19.9 70室へ）
平成12年1月　「短期入所生活介護こもれび」20室
平成12年1月　「デイサービスセンターこもれび」
平成12年1月　「在宅介護支援センター」受託（H18.3で廃止）
平成12年3月　「ヘルパーステーションこもれび」
平成12年4月　「居宅介護支援事業所こもれび」
平成18年4月　「介護予防・相談センターこもれび」
平成19年9月　「地域交流プラザじゃぐるジム」
平成16年4月　「グループホームなかまちの家」18室
平成17年11月 「ケアハウスま・めぞん」20室
平成28年6月　「定期巡回・随時対応型訪問介護」

●大牟田市新地町
平成19年8月　「ふらねコパン」認知症デイサービス 定員12　
　　　　　　　「地域交流プラザこぱん」「子育て支援ぷてぃ」
　　　　　　　「かふぇマトロ」レストラン
●大牟田市城町
平成24年8月　「シャルールコパン」グループホーム９室
平成24年9月　「シャルールコパン」デイサービス
　　　　　　　「地域交流プラザシャルールコパン」
平成27年5月　「アルフォンス・メロウ」サービス付き高齢者賃貸住宅50室
平成27年6月　「アルフォンス・メロウ」ショートステイ22室

受託事業
　手鎌地区地域包括支援センター
　あんしん見守り事業（ＴＶ電話による緊急通報・見守り）

大牟田市社会福祉法人地域公益活動協議会に加盟（大牟田市での地域貢献事業）

無