特定非営利活動法人
表浜ネットワーク
- 更新日時
- 2018年3月7日 14:45
団体の概要
日本の海岸環境は人工化が進み、様々な野生動物に影響を与えています。表浜海岸(遠州灘海岸の伊良湖岬から浜名湖まで)は、絶滅の危険が増大するアカウミガメの繁殖地ですが、毎年ブロック障害が頻発し、死亡する例も少なくありません。
その為、私たちは、ウミガメの上陸、産卵、孵化、死亡漂着個体の調査を行い、野生動物の繁殖地を保全する必要性を訴え続け、2006年には、砂浜に設置されるブロックの一部が撤去されました。調査エリア約13kmの内の僅か1km弱ですが、産卵の成功率も上昇しています。
私たちは、ウミガメの足跡がまっすぐ奥に進み、体に負荷がかかることなく帰海できる砂浜を、少しでも多く残すことを目指しています。
海岸の変貌とともに、人と海岸の関わり方は大きく変化しましたが、自然災害において、これからも海と関わりを持ち続けなければならないと考えています。海岸がどのような変遷を遂げようと、ウミガメはこれからも産卵に訪れるでしょう。私たちは、こうした経験も含め、これからも海と人の接点を探り、未来の子供達に、この美しい表浜海岸を残したいと思います。
「何もないのではなく、そこら中にある自然、いつもの暮らしが博物館」を標榜する、表浜まるごと博物館は、ウミガメや海岸を保全する上で、最も重要な概念です。私たちは、地域や企業、海岸利用者をつなぎ、子ども達を豊かな環境下で育むこと、未来の子供達の為に私たち大人が手を結ぶ取り組みを行っています。
| 代表者 | 田中 雄二 |
|---|---|
| 〒441-3124 愛知県豊橋市寺沢町内原162 |
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| 団体ホームページ | http://www.omotehama.net/ |
| 団体ブログ | |
| https://www.facebook.com/NPO-Omotehama-network-158362494231513/ | |
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