一般社団法人プラスケア

基礎情報

団体ID

1834264135

法人の種類

一般社団法人

団体名(法人名称)

プラスケア

団体名ふりがな

いっぱんしゃだんほうじんぷらすけあ

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

当法人は、がんなどの重大な疾病に罹患した患者とその家族を中心とする多くの一般市民に対して、それら疾病などによる精神的・社会的・実存的苦痛への支援、知識の普及啓発及び広報並びに地域医療・福祉に関する調査研究を行うことによって、地域社会の保健・医療又は福祉の増進と、公衆衛生の向上、地域包括ケアの推進に寄与することを目的とする。この法人は、この目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) がんなどの重大な疾病に罹患した患者とその家族を中心とした一般市民に対する相談及び支援事業
(2) がんなどの重大な疾病などに関する正しい知識の普及啓発及び広報事業
(3) 一般市民の疾病予防・健康増進に資する事業
(4) 地域医療・福祉に関する調査研究並びにその成果を発表する事業
(5) 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

代表者役職

代表理事

代表者氏名

西 智弘

代表者氏名ふりがな

にし ともひろ

代表者兼職

川崎市立井田病院 腫瘍内科 部長

主たる事業所の所在地

郵便番号

211-0045

都道府県

神奈川県

市区町村

川崎市中原区

市区町村ふりがな

かわさきしなかはらく

詳細住所

上新城2-7-5セシーズイシイ23A101

詳細住所ふりがな

かみしんじょう

お問い合わせ用メールアドレス

info@kosugipluscare.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

044-400-2408

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~16時00分

連絡可能曜日

水 木 金 土

備考

12時~13時を除く

FAX番号

FAX番号

044-400-2409

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

水 木 金 土

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2017年4月19日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2017年4月19日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

神奈川県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

8名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

保健・医療

 

障がい者、高齢者、福祉、地域・まちづくり

設立以来の主な活動実績

・川崎市中原区は人口が増加密集する一方で、コミュニティの希薄化による互助や医療ネットワークとの結びつきが弱く、未来への潜在的な医療資源不足のリスクがある。
・がんなどの重大な病気に罹患した際の患者や家族への精神的・社会的な面での支援は乏しい。
・地域におけるこれら現存および潜在リスクの解決のため、中原地域を中心に巡回型の「暮らしの保健室」事業を中心に、地域の中で医療者と住民が協働しながら「病気になっても安心して暮らせるまち」を作ることを計画し2017年4月より活動を開始。
・暮らしの保健室は武蔵新城の拠点を中心に、溝の口や下小田中などのコミュニティスペースを利用し、医師や看護師を中心に病院では相談が難しい様々な相談に応じている。開設から7年間で2000名を超える方が利用した。
・病院に看護師が付き添い、患者の意思決定や医師とのコミュニケーションのサポート、精神的ケアを行う「ナースサポートサービス」や、個別に健康管理を行う「パーソナル健康サポート」など様々なサービスを展開している。
・地元商店街や区役所、公共施設やシェアオフィスなどからも「暮らしの保健室」の開設依頼を受けるなど活動の場を広げている。
・2018年4月に「社会的処方研究所」という、住民の健康問題を「つながりを処方する」という手段で解決するための研究機関を、医療者と住民の手で開設。コロナ禍以降は活動の場を主にオンラインに移し、月1回の勉強会「よるかつ!」や世界の最新ニュースを共有し合うコミュニティを形成している。また年に1回「社会的処方EXPO」という大規模イベントも開催している。

(代表者略歴)
西 智弘(にし ともひろ)
2005年3月 北海道大学医学部医学科 卒業
2005年4月 室蘭日鋼記念病院 入職(初期研修医)
2007年4月 室蘭日鋼記念病院 退職、川崎市立井田病院 入職(後期研修医)
2009年4月 川崎市立井田病院 退職、栃木県立がんセンター 入職(専修医)
2012年4月 栃木県立がんセンター 退職、川崎市立井田病院 入職(常勤医)~至現在
2014年6月 +Care Projectチーフマネージャー就任(NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント)
2017年4月 一般社団法人プラスケア 代表理事就任

団体の目的
(定款に記載された目的)

がんなどの重大な疾病に罹患した患者とその家族を中心とする多くの一般市民に対して、それら疾病などによる精神的・社会的・実存的苦痛への支援、知識の普及啓発及び広報並びに地域医療・福祉に関する調査研究を行うことによって、地域社会の保健・医療又は福祉の増進と、公衆衛生の向上、地域包括ケアの推進に寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

(1)がんなどの重大な疾病に罹患した患者とその家族を中心とした一般市民に対する相談及び支援事業
(2)がんなどの重大な疾病などに関する正しい知識の普及啓発及び広報事業
(3)一般市民の疾病予防・健康増進に資する事業
(4)地域医療・福祉に関する調査研究並びにその成果を発表する事業
(5)前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

【暮らしの保健室】
(主たる目的)地域住民の健康に関する質問、生活にかかわるさまざまな相談、情報提供、医療コーディネーターとしての機能(病院と地域、医療と福祉の橋渡し)、住民の癒しの場の提供などを行う。
(メインターゲット)がんを中心とした重大な病気を抱える患者および家族
(方法)
川崎市中原区を中心とした地域でコミュニティスペースなどの場所を借り、そこで相談事業や各種イベントなどを行う。現在、元住吉(毎週水曜)・武蔵新城(1回/3ヶ月)・新丸子(1回/月)を定期開催とし、また商店街や地元団体などの要望で「1day暮らしの保健室」という、地域内で1日だけ場所を借り、そこで相談事業を行うという取り組みを不定期に行っている。
(料金)
無料

【よろず相談サービス】
・暮らしの保健室内、またはその他の場で、医師または看護師の専門職に1対1で個別相談が受けられるサービス
(料金)
会員:無料
非会員:1000円/30分
※30分ごとの予約制。空きがある場合は随時受付。
※その他、ソーシャルワーカーや栄養士などへの相談も手配している。

【暮らしの保健室ラボ】
・Grand Labo:数か月に1度、2時間の時間をとっての勉強会。現在「生と老と病と死のワークショップ」と称して、死生学を一般向けにアレンジしたワークショップを開催している。
・Small Labo:毎月第3水曜に病気や健康問題などに関する1時間弱の勉強会を行っている。講師は地元の薬局や健康関連企業などから招聘し、それらと住民のつながりを作ると同時に、住民の健康意識の醸成を図っている。

【社会的処方研究所】
住民の健康問題を「つながりを処方する」という手段で解決するためイギリスの仕組みを日本に取り入れるための研究機関を、医療者と住民の手で開設。地域資源の収集と社会的処方作成のワークショップを開催している。

現在特に力を入れていること

上記の活動を中心となって執行するスタッフは看護師であるが、このような病院や訪問看護、保健所などのカテゴリーに所属せず、「地域」をそのフィールドとして活動する看護師のことを「コミュニティナース」と呼ぶ。コミュニティナースは本邦においてはまだマイナーな専門職であり、経済面での自立は困難とされている。当法人においては、このコミュニティナースを育成し、経済的に自立できるための枠組み作りをしていくこともミッションとしてあげている。
地域の中で培った情報や人的ネットワークの資源を「暮らしの保健室」に相談にいらっしゃった方々に再分配することで、情報や人的ネットワークをつなぎ、病気を抱えて孤独となっていく方々のつながりを再構成する作業に力を入れて行っている。

今後の活動の方向性・ビジョン

当法人のメインとなるビジョンは「枠を超えてゆるくつながる」であり、これまでつながることのハードルが高かった医療に対するしきいを下げられるだけ下げ、住民がその資源を自由に利用できるようにすることである。暮らしの保健室はその窓口となる場であり、今後もその場を維持拡大させていくよう努める。
また、2018年4月に「社会的処方研究所」を開設。社会的処方とは、病院で処方される薬では解決が難しい問題を、地域内の資源とのつながりを処方することで解決する、イギリスで採用されている仕組みである。イギリスでは、医師が社会的処方を行う際に、Single Point of Contact(SPOC)という外部組織へ連絡し、そこがワンストップで地域内の資源とつないでくれる仕組みがある。「社会的処方研究所」は、この仕組みを研究し、こと地域における社会的処方を住民と医療者が一緒になって作り、そしてそれを暮らしの保健室が日本におけるSPOCとなることで機能させることを目指している。

定期刊行物

団体の備考

暮らしの保健室は既に全国に70箇所程度開設されているが、既存の暮らしの保健室の多くは、100%公的資金であったり、寄付、または運営する医療法人の収益からの拠出金により運営されているケースが多い。我々はこの「暮らしの保健室」を中心として、収益をあげられるビジネスモデルを展開したいと考えた。それは、「暮らしの保健室」は全国各地に多く必要なシステムであるが、公的資金や寄付のみに頼った運営では、全国各地で広まっていくことは難しいため、我々の取り組みを全国各地へモデル事業として展開していくことを考えている。この事業を行うことにより、川崎市のみならず、社会全体の利益となることが期待される。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

アステラス製薬研究活動助成金:11万円、大鵬薬品工業研究活動助成金:10万円、株式会社ヤクルト本社助成金:3万円、神奈川東部ヤクルト販売株式会社よりイベント開催時の飲料提供および共催(ゆるキャラの出動)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

市民団体かわさき医療情報ネットワークに対し活動助言およびイベント協働、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント依頼による1day暮らしの保健室開催およびイベント救護班任務(同法人から後援を取得)、NPO法人ピープルデザイン研究所と協働してのカワサキハロウィンイベント

企業・団体との協働・共同研究の実績

モトスミ・オズ通り商店街依頼による1day暮らしの保健室開催およびイベント救護班任務、薬樹薬局元住吉支店と協働しての1day暮らしの保健室開催および勉強会開催
東京芸術大学が主催する「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」事業に参画。

行政との協働(委託事業など)の実績

実績なし