公益社団法人やどかりの里

基礎情報

団体ID

1843766526

法人の種類

公益社団法人

団体名(法人名称)

やどかりの里

団体名ふりがな

こうえきしゃだんほうじんやどかりのさと

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

1人1人が主人公

やどかりの里では,関わる1人1人が主人公です.
互いの意見や考え方を尊重しながら,学び合い,話し合いに基づき創造的な活動を展開していきます.
病気や障害があっても健康を守って暮らすこと,働くこと,活動することを大切にします.
病気や障害の体験から学び,体験や実践から生まれた知恵をみんな(社会)の知恵にしていきます.
さいたま市で,埼玉県で,そして全国各地で思いを同じにする人たちと力を合わせ,知恵を出し合い,
声を合わせ,障害や病気があっても「生きていてよかった」と実感できる地域づくりを目指します.

代表者役職

代表理事

代表者氏名

増田 一世

代表者氏名ふりがな

ますだ かずよ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

337-0026

都道府県

埼玉県

市区町村

さいたま市見沼区

市区町村ふりがな

さいたましみぬまく

詳細住所

染谷1177-4 やどかり情報館

詳細住所ふりがな

そめや やどかりじょうほうかん

お問い合わせ用メールアドレス

johokan@yadokarinosato.org

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

048-680-1891

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土

備考

FAX番号

FAX番号

048-680-1894

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1970年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

1973年5月1日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

埼玉県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

60名

所轄官庁

埼玉県

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

障がい者

 

福祉、保健・医療、地域・まちづくり、学術研究(複合領域分野、その他)

設立以来の主な活動実績

1970(昭和45)年 大宮市七里(現さいたま市見沼区風渡野)に中間宿舎としての活動を開始
1972(昭和47)年 大宮市(現さいたま市見沼区)中川に移転,機関紙「やどかり」創刊
1973(昭和48)年 法人設立(社団法人),初代理事長に岩本正次就任
1974(昭和49)年 調査研究部門(現「やどかり研究所」)設置
1977(昭和52)年 やどかり出版事業開始,家族の会「浜砂会」が発足
1981(昭和56)年 理事長に谷中輝雄就任
1982(昭和57)年 埼玉県より初めての助成金(年間50万円)がつく
1988(昭和63)年 「保健文化賞」受賞
1990(平成 2 )年 「やどかりの里授産施設」,「やどかりの里援護寮」を開設
1992(平成 4 )年 「キワニス社会公益賞」受賞 グループホームを設置,作業所「ドリームカンパニー」,「あゆみ舎」を開設
1993(平成5 )年 作業所「アトリエなす花」,「食事サービスセンターまごころ」を開設
1995(平成7 )年 作業所「喫茶ルポーズ」を開設
1997(平成 9)年 福祉工場「やどかり情報館」,通所授産施設に「食事サービスセンターエンジュ」開設
1998(平成10)年 「浦和生活支援センター」を開設
1999(平成11)年 世界心理社会的リハビリテーション学会の世界の先進的リハビリテーション活動「ベスト・プラクティス」に選ばれる
1999(平成11)年 「大宮東部生活支援センター」,「大宮中部生活支援センター」を開設
2001(平成13)年 作業所「You遊」を開設
2002(平成14)年 会長に谷中輝雄,理事長に土橋敏孝就任
2011(平成23)年 公益社団法人に移行認定

団体の目的
(定款に記載された目的)

 やどかりの里は,精神障害のある人たちが,地域の中で生き生きと暮らし,働くことを目的に設立された民間の公益法人(社団法人)です.
1970(昭和45)年に“ごく当たり前の生活を”求めて始まった私たちの活動は,効率だけが優先される社会ではなく,一人一人が尊重され大切にされる社会を,そして,障害のある人も一人の市民として共に生きる街づくりをめざし,活動しています.

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

市民による運動
 やどかりの里は1970(昭和45)年に活動を開始し,1973(昭和48)年5 月に法人設立が認可されました.
1987 年(昭和62)年に精神保健法が制定されるまでの間,精神障害がある人は,法的に障害者と見なされず,福祉的な活動は公的にも認知されませんでした.そこで私たちは,活動の公共性と公益性を再確認し,誰もが運動の担い手となれること,そして,主体化された市民が組織を運営していく仕組みとして,社団法人を選択し,活動を開始しました.
公的補助金のない約20 年間,やどかりの里の活動を支え共に担ってきたのがこの社団法人の会員です.
財政面はもとより,活動でも会員が支えてきました.会員はメンバー(やどかりの里を利用する当事者をメンバーと呼ぶ),職員はもちろん,メンバーの家族,医療保健福祉の専門家,地域の協力者,一般市民等,幅広く構成されています.

広がりのある運動体
 やどかりの里は,その時その時の状況やメンバーの希望,社会の動き,流れによって変化してきました.
やどかりの里を利用しながら地域の中で生活しているメンバーの要請に応じて,地域の中で必要な資源を模索しながら,様々な活動を生み出してきたのです.
 現在は,約300人を超える障害のある人がやどかりの里を利用し,地域生活を送っています.
地域に根ざした活動をさいたま市の障害者計画にも参画し,さいたま市から委託された障害者支援の仕事を積極的に行っています.また,全国各地からの見学者も多く,保健・福祉・医療の大学等との連携も行っています.
 2011年12月には,公益社団法人として認可されました.

現在特に力を入れていること

やどかりの里の5つの課題と 今年度の活動
1.学習を進めていく課題
 3.11 東日本大震災,続く原発事故等々によっ て,日本という国のあり方をめぐってさまざま な議論が行われている.また,障害者制度改革 の動きからもわが国の姿が明確であり,同時に 改革の方向性も明らかになっている.
 障害者制度のあり方も含めて,私たちはこの 国をどんな国にしていきたいのか,1人1人が 問われている.その問いに対峙し,それぞれが 主体的に考えていくための学習活動を行って いく.

2.精神医療に関する課題
 わが国の精神科医療制度の貧困は,こころの 健康の危機を抱える人たちに苦しみを与え続 けている.やどかりの里の実践からもその実態 を明らかにしつつ,何を変革すべきなのか社会 に発信していく.
 実践現場においては,個別支援から見出され る課題に向き合い,精神科医療の改革に向けて 取り組んでいく.

3.働く場を広げていく課題
 障害者権利条約第27 条労働及び雇用では,働 いた収入で生計を立てうる権利を謳っている. 総合福祉部会でまとめた骨格提言では,3年間 の試行事業を行い,その方向性を具体化してい くこととしている.しかし,その方向性の具体 化も不透明である.そうした状況を切り拓いて いくのが,実践活動に基づく政策提言であろう.
 やどかりの里の実践は,障害のある人たちが 職場を得,働き,自分が社会に役立っていると 実感できることが,回復を促進することを明ら かにしている.しかし,所得保障という点では課 題が多い.各事業所が互いに連携しつつ,事業 の経営基盤を確立しつつ,障害のある人の所得 保障に結びつけ,多様な働き方を可能にしてい く.そして,その実践知を社会に発信していく.

4.財政基盤を拡充していく課題
 自立支援法の活用を各事業所で進め,障害の ある人の生活の質を向上させる視点で各事業 の利用者の拡大を目指す.また,やどかりの里 の各事業所で行っている生産活動で創り出さ れる商品について,地域住民に広報していく. やどかり研究所で取り組むプロジェクトみぬ まが編集する地域雑誌「大宮見沼 よみさん ぽ」を媒体にしつつ,地域とのつながりを強め ていく.そのことを通じて,やどかりの里の応 援団を広げていく.

5.やどかりの里の活動の価値の普遍化の課題
 やどかり研究所で始めたプロジェクトみぬ まは,この2年間にわたって活動方針に位置づ けてきた100 分の1プロジェクト(さいたま市 民の100 人に1人にやどかりの里を知ってい ただく)の具体的な実践である.今年度は「大 宮見沼 よみさんぽ」と名づけた地域雑誌を年 に4回発行する.この地域雑誌を媒体にしつ つ,地域でさまざまに活動する団体や企業との 連携を目指す.同時にやどかりの里の実践やや どかりの里が市民に提供しうるさまざまな支 援活動を周知し,やどかりの里の実践を地域の 人たちにとって有益なものとしていく.財政基 盤を確立する課題と普遍化の課題は表裏一体 の取り組みである.

今後の活動の方向性・ビジョン

やどかりの里の活動方針
1.主体的に活動に取り組む
  社会情勢を正しく捉え,やどかりの里の将来を切り拓いていくため,そして,1人1人が自分の人生の主人公となっていくために,主体的に学習・活動・運動に取り組みます.

2.福祉的な支援の充実
  精神障害からの回復,社会参加を進めるために,医療的なケアとは一線を画した福祉的な支援をさいたま市や関係機関と連携し,地域の中に拡充していきます.

3.患者中心の精神科医療の実現
  精神疾患を持った人たちが,安心して,納得して治療を受けられるように患者中心の精神科医療が求められています.やどかりの里は,関係者と理解を深め合い,粘り強く患者中心の医療の実現に向けて取り組みます.

4.協働の活動づくり
  競争社会とは異なる方向で,働くことで人間として成長することが保障され,地域の住民や他の障害者施設との共同の取り組み,企業や労働関係部局との連携を進めながら,働く場所を広げていきます.

5.社会保障・権利擁護の推進
  やどかりの里の活動に悪影響を与える障害者自立支援法は,社会保障・人権擁護の後退です.すべての市民に理解を広げながら自立支援法の改善運動に力を尽し,社会保障・権利擁護の推進に努めます.

6.協力者の輪を広げる
  障害者施策の変動の中で財政的な危機が予測されます.やどかりの里の運営基盤を安定させていくために,各活動を充実させ,同時に賛同者・理解者・協力者の輪を市内・県内・国内に広げていきます.

7.地域づくりを目指して
  やどかりの里の活動に求められる公共的な役割を明確に意識し,他の障害者施設や障害者団体との連携・連帯を強め,そのつながりを多くの市民に広げ,地域づくりを意識した活動を進めます.

定期刊行物

機関紙「やどかり」毎月15日発行 1000部

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

<障害者自立支援法による事業>

○ 地域生活支援事業
  ・指定相談支援(障害者生活支援センター)
  ・地域活動支援センター(障害者地域活動支援センター)

○ 自立支援給付
  ・介護給付
   (1) 生活介護
   (2) 短期入所(ショートステイ)
   (3) 共同生活介護(ケアホーム)

  ・訓練等給付
   (1) 自立訓練(宿泊型自立訓練,生活訓練)
   (2) 共同生活援助(グループホーム)
   (3) 就労移行支援
   (4) 就労継続支援(A型,B型)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

 やどかり研究所は,1970年にやどかりの里が創設されてまもなく,職員(ソーシャルワーカー)の力量形成のため,1974年に調査研究部門として発足しました.その後,1979年にやどかり研究所と名称を変更し,1980年から会員制の研究所として,地域における精神保健福祉に関する研究活動を中心に行っております.そして,やどかり研究所は2001年4月より新しく生まれ変わり,精神障害者自身の情報発信基地を目指すやどかり情報館の一事業として活動しています.

 やどかり研究所は,3人の共同代表制(精神障害者当事者と実践家,研究者で構成)に大きな特徴があります.地域で生活する精神障害者と,地域を活動基盤とする実践家,そして教育・研究機関の研究者が,ともに学び合いながら,ともに研究活動を行い,ともに新しいものを築いていくことが,やどかり研究所の目指すところです.

企業・団体との協働・共同研究の実績

近接の福祉団体と「協働ネットさいたま」を結成,共同受注方式で,日本ハム東販売株式会社様と契約.

行政との協働(委託事業など)の実績

近接の福祉団体と「協働ネットさいたま」を結成,共同受注方式で,さいたま市と市営霊園の植栽管理業務を委託契約.
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財政

最新決算総額

1億円~5億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

理事会
総会

会員種別/会費/数

社員302人

加盟団体

きょうされん,JD,セルプ

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
3名
1名
非常勤
0名
1名
無給 常勤
0名
0名
非常勤
12名
0名
常勤職員数
36名
役員数・職員数合計
60名
イベント時などの臨時ボランティア数
40名

行政提出情報

報告者氏名

土橋 敏孝

報告者役職

代表理事

法人番号(法人マイナンバー)

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

その他

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

公益法人会計20年度基準

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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