子ども

＜活動実績＞
2016年10月～3月　　プレ開催（月1回）
2017年4月～　　　　親子自然体験事業 定期開催開始（子どもゆめ基金の支援）
2017年10月　　　　 NPO法人設立
2018年　　　　　 青梅市市民協同事業（青梅の森の赤ちゃんカフェ/全10回）
2019年　　　　　　 八王子市民企画支援事業（八王子の森の赤ちゃんカフェ/全2回）
　　　　　　　　　「ママてしごと部」事業（多摩地域市民活動助成/全10回）
2020年　　　　　 親子自然体験事業 毎月14回定期開催

＜代表者略歴と設立経緯＞
小川 かなえ
NPO法人かぷかぷ山のようちえん 代表理事・​保育士
1984年生まれ、神戸大学農学部卒業、探検部所属。
卒業後は味の素株式会社に8年間勤務（情報企画部門・ダイレクトマーケティング部門）。保育士資格を独学で取得後、森のようちえんと出会い魅了され、NPO法人もあなキッズ自然楽校の森のようちえんスタイルの保育園でに保育士として就職。
2015年末、夫の転職と双子（長女・次女）の妊娠が同時に起こったことを転機に、夫の勤務先である青梅に転居。双子が4か月の時、友人たちを誘い、かぷかぷをはじめました。
保育士時代に子どもたちを自然の中に連れ出したときの成長著しさを感じてきました。0歳の子でも、自然を感じ楽しんでいます。そして、継続して一緒に自然の中で活動することは、親子の絆の醸成にもつながっていきます。一方で、自分が親になり改めて、子どもを連れて自然の中に行くのは、不安と苦労が山ほどあるとも感じてました。荷物は多い、ぐずったらどうしよう、歩けないかもしれない…など。一歩踏み出すこと、続けていくことには勇気とサポートが必要なんだな、と実感する日々です。また、自分自身がアウェイ育児（祖父母は近くにいない、地元も違う）、ワンオペ育児（パパは頑張ってくれていますが、平日昼間は一人でみています）を経験する中で、同じような状況の人と会っておしゃべりしたり、悩みを相談したり、病気や困った時は気兼ねなく助け合ったりできる仲間がいることは、心の支えになっています。
「かぷかぷ山のようちえん」は、保育士・山登り・子育ての経験をフルに活かし、自然豊かな青梅をフィールドに、0歳から親子でも安心して山の自然の中で遊ぶ体験を積み重ねながら、穏やかに一緒に暮らすことができる場になれたらという思いで作りました。

親子自然体験事業　
●対象　　　0歳～未就学児の親子。小学生の参加もある。
●取組　　　毎週（平日）または毎月（土曜）定期的に季節の自然の中で親子で遊ぶ自然体験教室

雨でも雪でも警報が出ない限り基本的に開催して、カッパを着たり防寒したりして楽しむ。イベントがある回もあるが、参加するしないのもこどもたちの様子で自由。各地の自然で遊ぶのはもちろん、畑や手仕事など「暮らし」にまつわる自然のことは取り入れて大人も楽しみながら遊ぶ。

●地域/期間
・開催場所は主に青梅市（一部八王子市）が主だが、参加は市内はもちろん近郊市町村から、遠くは墨田区・台東区・神奈川県・千葉県・新潟県・静岡県からの参加もある。
・2020年度　月14回開催（右図）
・開催実績　神奈川県秦野市・鎌倉市（2015年）東京都青梅市（2016年~2020年）

●事業の成果
・年間約2000人、延べ約1万人の親子が参加。参加者の感想は下図。
・現在参画するスタッフの7人中4人は在園生の親。参加してとても子育てが楽になったから、との思いから、余裕の出てきた幼稚園児世代の親が未就園児クラスにスタッフとして出てくれている。てしごとや自然観察、わらべうたやアートなどでスポットで講師となってくれる参加者親や家族もいて、主体的な学びあいも実現している。

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