社会福祉法人わかば会は、昭和54年9月11日に働く意欲がありながらも重度の身体障害のため就労の機会に恵まれない方々の「就労と訓練の場」である「重度身体障害者授産施設邑智園」の設置経営を目的として設立され、昭和55年6月に同施設を「日本船舶振興会補助事業」により定員50名にて開設、昭和58年には「同事業」により「体育館」を建設しました。現在では、法改正により定員40名の障害者支援施設と日中活動として生活介護支援30名、就労継続支援B型20名、短期入所、居宅介護を行う多機能型事業所を展開しています。平成18年には、地元である美郷町と隣接する川本町に就労継続支援B型事業所「川本ワークス；定員20名」を開設、平成19年からは地域生活支援のためのグループホームをの整備にも力を入れ、現在では定員6名のグループホームを5カ所、定員4名を1カ所「サポートハウスわかば；定員34名」を開設しています。また、相談支援事業所や地域活動支援センターを開設し、平成27年からは地域の要望を受け、放課後デイサービス事業所を開設いたしました。平成29年度においては、地域課題である「地域の活性化」を視点として、町になくなってしまった食事提供の場の開設と利用者の工賃向上を目的として就労継続支援B型事業所「ジョイワークみさと；定員20名」を開設、レストラン業務、配食サービスなどの事業を行っています。
　現在の理事長は当法人設立当時理事として運営に参画していましたが、大学教授の職務に専念するため退任いたしました。退官後平成27年10月より理事に就任、平成29年7月より理事長となりました。

障害者支援を目的として
施設入所、生活介護、就労継続、短期入所、居宅介護、重度訪問介護、移動支援、共同生活援助、相談支援、地域活動支援、放課後等デイサービス事業を行う。

障害者支援施設における重度化、高齢化に対する施策は様々議論されていますが当法人内や地域においても同様です。同時に山間僻地である当地域においては「限界集落」とされる地域が点在し、少子高齢化が著しく進行している地域と言えます。この様な地域においては障害者の就労支援や地域生活支援は困難なように感じられますが、児童、高齢者、障害者、そして地域住民すべての方々の福祉ニーズは多様であり、ある意味では多くのビジネスチャンスがあるとの捉え方もできるかと思われます。「買い物難民対策」「農地保全対策」「高齢者日常生活支援」「放課後、長期休暇の児童支援」など、様々なニーズの組み合わせによる福祉サービスは無限にあるように感じています。昨年度からは地元農家から委託を受けてお茶畑の管理や圃場の草刈り作業に取り組み、本年度からは空き店舗活用として「カフェ」を開店し多くの反響をいただいています。今後も制度、施策が大きく転換して行くことと思いますが、小さな町の小さな事業所の取り組みが地域の活性化の一翼を担うことができるよう新たな事業の創造と実行に取り組んでまいります。

実績なし

無

全国社会就労センター協議会、日本セルプセンター、中・四国身体障害者施設協議会

0名

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3280005004734

 

 

社会福祉法人会計基準　平成27年基準

平成29年10月13日　指導監査是正改善項目
是正・改善指示事項により　
　通所の利用者のサービス提供記録は、実績記録票に基づいた項目を通所の都度、利用者からサービス提供内容の確認を受けるよういたしました。
　施設外就労の訓練目標に対する達成度の評価について、月の利用日数のうち2回行うようにいたしました。

わかば会　パンフレット1