仙台に夜間中学をつくり育てる会(任意団体)
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団体ID |
1921499388
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法人の種類 |
任意団体
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団体名(法人名称) |
仙台に夜間中学をつくり育てる会
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団体名ふりがな |
せんだいにやかんちゅうがくをつくりそだてるかい
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
義務教育未修了者、家庭の事情や病気等で小・中学校に満足に通えなった人および不登校・ひきこもり等で学校にあまり行っていない人等,小・中学校時代に基礎科目の学習が不十分で日常生活に不便を感じている人は宮城県や仙台市に現存していると思われる。それらの人々にいつでも学べる機会を提供することは時代的課題と考え、「仙台自主夜間中学」を開講し、運営している。
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代表者役職 |
代表
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代表者氏名 |
中澤 八榮
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代表者氏名ふりがな |
なかざわ やさか
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
宮城県
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
-
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詳細住所ふりがな |
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お問い合わせ用メールアドレス |
sendai.yakan@gmail.com
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電話番号
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電話番号 |
090-7562-3227
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連絡先区分 |
自宅・携帯電話
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連絡可能時間 |
8時00分~20時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
-
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連絡先区分 |
-
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連絡可能時間 |
-
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連絡可能曜日 |
-
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
-
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都道府県 |
宮城県
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市区町村 |
-
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市区町村ふりがな |
-
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詳細住所 |
-
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2014年7月1日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
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活動地域 |
県内
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中心となる活動地域(県) |
宮城県
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最新決算総額 |
100万円未満
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役員数・職員数合計 |
11名
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所轄官庁 |
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、障がい者、高齢者、福祉、教育・学習支援、地域・まちづくり
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設立以来の主な活動実績 |
<設立以来の主な活動実績>
1.「仙台自主夜間中学」開講,運営 義務教育未修了者,家庭の事情や病気等で小・中学校に満足に通えなった人、不登校・引きこもり等で学校にあまり行っていない人等,小・中学校の基礎科目の学習が不十分で,日常生活に不便を感じている人は宮城県や仙台市にも現存していると思われた。それらの人々にいつでも基礎科目を学べる機会を提供することは時代的課題を考え、「仙台自主夜間中学」を開講,運営する取り組みを開始した。 (1)開講前の取り組み ・2014年9月 仙台市民および宮城県民に「夜間中学」の存在を知ってもらう目的で,夜間中学を描いたドキュメント『こんばんは』の上映会を仙台市内2カ所で5回実施した。 ・2014年10月 上映会のアンケートにスタッフで協力する旨の申し出あった人達で研修会を開催した。 (2)「仙台自主夜間中学」開講とその後の5ヶ月 ・2014年11月18日昼間部2名、夜間部2名の学習者が集い、「仙台自主夜間中学」開講 ・2014年12月~2015年3月 昼間部 夜間部とも毎月2回 それぞれ計8回開催した。 (3)2015年度「仙台自主夜間中学」の運営 ・2015年4月1日に始業式を行い、2016年3月まで1年間を通して昼間部24回、夜間部24回の計48回の授業を行った。 ・通常授業の他に特別授業及び行事を行った。 ①2015年8月6日仙台七夕まつり参加(七夕づくり 7月中2回実施) ②2015年10月11日遠足兼芋煮会 ③2015年12月16日クリスマス会 ・「仙台自主夜間中学文集」自主編集・発刊 2016年3月 2.「仙台自主夜間中学ニュース」発刊 2015年5月 2016年1月 3.広報活動 ・2015年4月23日 富谷町立第二中学校総合学習対応 ・2015年10月18日NPOプラザフォーラム参加 ・2015年11月20日東北学院大学教養学部『生涯学習概論』講義 <代表 中澤八榮の略歴> 代表 中澤八榮は一般民間会社を定年退職後、東北福祉大学通信課程で社会教育学を学んだ。その後福島大学大学院に進んだ。大学院時代、社会教育学会研究集会で夜間中学の研究報告を聞き、関心を抱いた。2016年3月大学院修了後 、その年の6月より仙台に夜間中学をつくる活動を開始した。 |
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団体の目的
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本団体の目的は、仙台自主夜間中学の開講と運営することである。
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団体の活動・業務
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1.「仙台自主夜間中学」の運営が主たる活動である。
(1)通常授業の開催 通常授業は、夜間に通うことが困難と思われる高齢者や遠隔者を考慮して、昼間部と夜間部の二部制で、毎月第1、3水曜日に行っている。 通常授業の時間帯は昼間部午後2時~午後4時半、夜間部午後6時~午後8時半で、昼間部・夜間部とも最初に「言葉の時間」の一斉授業を行っている。1時間目、2時間目は50分授業で、グループ学習と個別学習を行っている。最後は振り返りの時間で、その日の学習の振り返りを「学習の記録」に記載している。 (2)授業科目 通常授業では,小・中学校の基礎科目(国語,算数・数学,社会,理科,英語)の授業を行っている。国語は“いろは”から,算数は“たしざん・ひきざん”,英語は“ABC”から始めている。学習者は授業科目を選択し、学習者の状況に応じて個別学習かグループ学習を行っている。夜間部では全ての科目を個別学習で行っている。授業は講師が手作りの教材を使い“急がず,ゆっくり,ていねい”をモットーに寄り添っている。 (3)講師 講師は全員ボランティアで参加している。現在27名登録しているが、日常活動している人は20名程である。年齢は20代から70代と幅広く、小・中学校・高校の元教師が7割を占めている。その他は現役の高校講師や会社員,大学生,主婦そして元大学教師、元公務員、元一般会社員、元塾講師である。 (4)授業料・入学金 義務教育が無料であることから無料にしている。 (5)授業場所 現在は、仙台市市民活動サポートセンター(仙台市青葉区一番町)の研修室を有料で使用している。 (6)特別授業および行事の実施 小・中学校の基礎科目の学習だけでなく、特別授業及び行事も行っている。 ①七夕づくりと仙台七夕まつり参加 ②遠足兼芋煮会 ③クリスマス会 (7)現在学んでいる人 現在10代~80代の40名が通ってきてる。仙台市市民が9割で、その他に大崎市、塩釜市等からも通ってきている。学習者は,それぞれ失われた学びを取り戻そうと時間を惜しみ、一生懸命に学習している。 ○学習者の授業の感想 ・70代男性「夜間中学に通い始めてから『勉強ができない』という悪夢を見なくなった」 ・60代女性「難しいけれども,考える楽しみがある」 ・80代女性「私は教えられるのでなく、学ぶという気持で来ています」 ・20代女性「新しいことを学んで生活に役に立っている」 ・70代女性「忘れてしまうと言ったら『大丈夫忘れてもいいですよ』といってくださって安心した」 2、「仙台自主夜間中学ニュース」と「文集」の発刊 (1)「仙台自主夜間中学ニュース」年2回発刊 (2)「仙台自主夜間中学文集」自主編集・発刊 3、「仙台自主夜間中学」の運営基盤 「仙台自主夜間中学」の運営は、「仙台に夜間中学をつくり育てる会」の会員の会費(年一口1,000円)と赤い羽根共同募金の助成金でまかなっている。本会員は2016年3月時点85名である。 |
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現在特に力を入れていること |
1、今までの活動で見えてきたこと
2014年11月に「仙台自主夜間中学」を開講して、予想を超える様々な境遇の学習者が集まってきている。そのことと対外活動を通して、文字の読み書きや足し算・引き算の計算に困難を生じて、日常生活に不便を感じている人は義務教育未修了者以外にも存在していることが見えてきた。 具体的な一つが、中学校・高等学校時代に不登校で、形式卒業した人が学びなおしを求めているケースが多いことである。宮城県の中学生の不登校、引きこもり者の増加率は全国一の状況である。中学校を形式卒業した人はその後に引きこもりや高等学校における長期欠席者や中途退学者の問題につながっているケースが多いと指摘されている。中学校・高等学校時代に不登校であったことから、基礎科目の学習が不十分であったため、学びなおしを望む10代より30代の学習者が増えてきていることがその表れである。 二つ目の具体的事例は、現在宮城県や仙台市には不登校中学生が多く存在していることである。2012年度の宮城県内の不登校中学生は2070人で、2013年度仙台市内の不登校中学生は8789人いるというデータがある。彼らの学習支援及び自立支援として教育委員会主催の支援やフリースクール等があるが、「仙台自主夜間中学」もその選択肢として役割を担いつつある。 三つ目の具体的事例は、就学猶予・免除された障害者のことである。障害を有している児童・生徒は就学猶予や免除が適用されていて、支援学級や特別支援学校で、将来の自立を支援する授業が中心に行われ、基礎科目の学習が十分に行われていない。そのために就学猶予・免除者の中に後で基礎科目の学習意欲を持つ人が少なくない。現に「仙台自主夜間中学」の学習者(37歳)は「発達障害があり、支援学級を卒業したが、小・中学校時代に普通の子と同様に基礎科目の学習をしたかった」と小学校の国語や算数を学んでいる。 2、現在力を入れていること 前述した潜在する学習希望者の掘り起こしに力を入れている。学習希望者が「仙台自主夜間中学」で学ぶためには自己開示が必要なために,それをどう克服するように支援するかが課題である。そのためにいろいろな手段、方法を展開している。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
現時点で次のような成果が出ている。
(1)「仙台自主夜間中学」の修了者6名出ている。 (2)現在学んでいる学習者に目に見える成果が出ている。 ①自信を取り戻しつつある。生活が楽しくなってきている。生きがいを見つけることができた。 ②高等学校通信課程へ進学した人がいる。その他に2名が高校進学を目標にしている。 ③学習者の居場所・引きこもり防止・異世代交流の場になってきている。 ④20代、30代の青年が社会的自立の道を歩みはじめている。 (3)スタッフにとっても楽しみ、生きがいになってきている。 (4)地域社会にも貢献している。その一つは、仙台市教育委員会が「本来教育委員会がすべきことを埋めてくれている」と評価していることである。二つ目は、大学生や中学生への啓蒙活動により、学ぶ大切さを考える機会の提供したことである。 (5)日本社会教育学会の研究テーマとして注目されつつある。2016年5月29日日本社会教育学会北海道・東北研究集会で「仙台自主夜間中学」の発表を行い、高い評価を得た。 |
助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
宮城県共同募金会助成金受領(2015年度、2016年度)
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他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
実績なし
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企業・団体との協働・共同研究の実績 |
実績なし
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
実績なし
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最新決算総額 |
100万円未満
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会計年度開始月 |
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その他事業の有無 |
無
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 会費 |
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寄付金 |
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民間助成金 |
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公的補助金 |
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自主事業収入 |
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委託事業収入 |
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その他収入 |
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当期収入合計 |
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前期繰越金 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 |
当期支出合計 |
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内人件費 |
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次期繰越金 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産 |
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固定資産 |
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資産の部合計 |
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<負債の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債 |
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固定負債 |
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負債の部合計 |
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<正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 前期正味財産 |
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当期正味財産増減額 |
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当期正味財産合計 |
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 受取会費 |
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受取寄附金 |
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受取民間助成金 |
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受取公的補助金 |
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自主事業収入 |
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(うち介護事業収益) |
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委託事業収入 |
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(うち公益受託収益) |
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その他収益 |
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経常収益計 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 事業費 |
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(うち人件費) |
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管理費 |
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(うち人件費) |
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経常費用計 |
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当期経常増減額 |
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経常外収益計 |
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経常外費用計 |
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経理区分振替額 |
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当期正味財産増減額 |
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前期繰越正味財産額 |
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次期繰越正味財産額 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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<負債及び正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債合計 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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正味財産合計 |
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負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
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会員種別/会費/数 |
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加盟団体 |
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
有給 | 常勤 |
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非常勤 |
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無給 | 常勤 |
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非常勤 |
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常勤職員数 |
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役員数・職員数合計 |
11名
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イベント時などの臨時ボランティア数 |
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報告者氏名 |
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報告者役職 |
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
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監査の実施 |
未実施
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監視・監督情報 |
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
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決算・事業報告
決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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2019年度
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予算・事業計画
予算書類 | 事業計画書 |
2024年度(当年度)
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2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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