特定非営利活動法人全日本ウミウシ連絡協議会

基礎情報

団体ID

1931902819

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

全日本ウミウシ連絡協議会

団体名ふりがな

ぜんにほんうみうしれんらくきょうぎかい

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

 当法人の名称にあります「ウミウシ」とは貝殻を持たない巻き貝の仲間の総称で、世界に6,000種程度、日本近海には1,300を超える種がいるとされています。種の生物多様性を誇る動物ですが、日本には研究者が少ないために、最新の知見を一般に紹介する場が今までありませんでした。一方でその色の美しさからダイビングや磯遊びをする人に人気がありますが、海でウミウシを観察して得た情報が研究者に提供されることは少なく、行動学的・生態学的な発見があっても、それが追究され知的財産として共有されることも今までほとんどありませんでした。
 そこで当法人は、研究者と一般の方々が提携し、ウミウシ(後鰓類)に関する情報と知見を共有することを目的に2014年に設立されました。
 現在会員は130名ほどで、うち1割が研究者、1割が大学生・大学院生・高校生、残り8割が一般社会人です。
 会員の協力を仰ぎながら、日本各地の海でのウミウシ観察会の開催、東京・大阪を中心とした日本各地での勉強会やセミナー、ワークショップの開催、インターネット上のデータベース「日本産後鰓類データベース」の運営、定期刊行物(『季刊うみうし』)の配布などの活動を行っております。これらの活動を通じてウミウシの行動生態学的知見や分類学的知見を、より多くの人々と共有していきたいと考えています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

竹形 理枝

代表者氏名ふりがな

たけがた りえ

代表者兼職

公益財団法人黒潮生物研究所研究員

主たる事業所の所在地

郵便番号

113-0034

都道府県

東京都

市区町村

文京区

市区町村ふりがな

ぶんきょうく

詳細住所

湯島2-4-3 ソフィアお茶の水701

詳細住所ふりがな

ゆしま そふぃあおちゃのみず

お問い合わせ用メールアドレス

info.ajoa@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

090-2746-1898

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

12時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2014年5月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2014年5月30日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

4名

所轄官庁

東京都

所轄官庁局課名

東京都生活文化局
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

教育・学習支援、環境・エコロジー、学術研究(理学)

設立以来の主な活動実績

・設立の経緯
 ウミウシ(後鰓類)は体長1~3cm 程度の小さな巻貝の仲間である。世界に6,000種、日本近海に1,000 種を超えるウミウシが棲息している。

 ウミウシは海外では分類・生態学的研究が盛んに行われているが、日本でのウミウシ研究は遅れており、研究者の数もアメリカ・ヨーロッパに比べると非常に少ない。一方でその美しさ、形のユニークさ、日本で見られる種数の多さなどから、ダイバーやアクアリストなど、ウミウシ愛好者はこの10 余年で爆発的に増えた。しかし、ウミウシについての知見はダイバーの間で十分に共有できているとはいえず、インターネット上にも不正確な記述が多数見られる。また、ダイバーによって貴重な発見があった場合も、それを科学的に検証して正確に記述できる研究者が少ないこと、ウミウシの研究者とダイバーをつなぐネットワークが脆弱であることなどの理由から、適切な報告がなされず、貴重な情報が埋もれてしまうことも往々にしてある。またダイバーによる過度なウミウシの探索行為が、他の海洋生物にダメージを与えたり、海底環境の改変につながるケースもみられる。

 「生物」としてのウミウシをより多くの人に、より具体的に知らせていくことは、日本のウミウシ学の発展に大いに寄与するはずである。と同時にウミウシのみならず、多くの野生動物、そして海底の環境、ひいては地球全体の生態系にまで視野が広がるような人材を育成できるとも考え、特定非営利法人を設立した。
  法人設立後は、海での観察会や勉強会などの活動を通じてウミウシの行動生態学的・分類学的知見を、多くの人々と共有していく活動を展開している。

・活動実績
2014年 勉強会 2回開催
    セミナー 2回開催(島根、八丈島)
    会報誌 1回配布

2015年 勉強会 6回開催(東京4回、大阪2回)
    観察会・セミナー 4回開催(葉山、沖縄、島根、高知)
    ワークショップ 1回開催 (高知)
    日本産後鰓類データベース 構築開始
    会報誌 4回配布

2016年 勉強会 9回開催(東京5回、大阪4回)
    子供向けセミナー1回開催(宮崎)
    観察会・セミナー 6回開催(バリ、奄美大島、島根、広島、伊豆、八丈島)
    ワークショップ 1回開催(高知)
    「日本産後鰓類データベース」 生物多様性アクション大賞2016入賞
    会報誌 4回配布

2017年 勉強会 4回開催(東京2回、大阪1回、福井1回)
    観察会・セミナー 6回開催(福井、函館、島根、広島、高知2回)
    データベース構築
    会報誌 3回配布(4回配布予定)


・代表者略歴
1959年生。1983年早稲田大学卒業。
2013年 琉球大学大学院 博士後期課程修了。博士(理学)。
2014年 NPO法人全日本ウミウシ連絡協議会設立。
現在 公益財団法人黒潮生物研究所研究員。NPO法人全日本ウミウシ連絡協議会理事長。

1999年 フィールドガイド『ウミウシガイドブック』編集。
2003年 絵本『ウミウシ』上梓。
2004年 図鑑『本州のウミウシ』上梓。
2011年 科学読み物『海に暮らす無脊椎動物のふしぎ』上梓。
2017年 写真集『世界の美しいウミウシ』監修。

団体の目的
(定款に記載された目的)

当法人は、国内外の海洋域におけるウミウシ(軟体動物門腹足綱に属する海洋生物)とその生態について科学的な調査・研究を行い、その結果得られた情報・知見の有用な活用と、ウミウシの棲息する自然環境の維持・保全を目的とした活動をもって、地域社会に貢献するとともに、広く一般の市民に対して生物学的知見および環境保護意識の普及・啓蒙を図ることを目的として設立されました。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

2014年 会員・一般向け勉強会 2回開催(東京)
    一般向けセミナー 2回開催(島根、八丈島)
    会報誌『季刊うみうし』1回配布

2015年 会員・一般向け勉強会 6回開催(東京4回、大阪2回)
    観察会・一般向けセミナー 4回開催(葉山、沖縄、島根、高知)
    ワークショップ 1回開催 (高知)
    データベース「日本産後鰓類データベース」構築開始
    会報誌『季刊うみうし』4回配布

2016年 会員・一般向け勉強会 9回開催(東京5回、大阪4回)
    子供向けセミナー1回開催(宮崎)
    観察会・一般向けセミナー 6回開催(バリ、奄美大島、島根、広島、伊豆、八丈島)
    ワークショップ 1回開催(高知)
    「日本産後鰓類データベース」 生物多様性アクション大賞2016入賞
    会報誌『季刊うみうし』4回配布

2017年 会員・一般向け勉強会 4回開催(東京2回、大阪1回、福井1回)
    観察会・一般向けセミナー 6回開催(福井、函館、島根、広島、高知2回)
    データベース構築
    会報誌『季刊うみうし』3回配布(4回配布予定)

現在特に力を入れていること

 ウミウシ図鑑「フィールド図鑑 日本のウミウシ」を制作中です。執筆は代表の中野が行い、写真はその殆どをNPO法人の会員が提供しています。図鑑は2018年春に発行予定です。中野にとっては13年ぶりの図鑑であり、日本の後鰓類図鑑としては本図鑑が最も掲載種数の多い、決定版となります。

 次に、全国の会員に呼びかけて採集したあるウミウシの標本(約20個体)をもとに、代表の中野と京都大学瀬戸臨海実験所の研究者・大学院生(会員)で、そのウミウシの系統地理学を研究中です。早ければ2018年にも論文にして投稿を行う予定です。

 最後に、勉強会が東京・大阪開催に偏りがちなため、その他のエリアの会員のためのサービスを模索中です。具体的には①勉強会内容をDVDにする②東北・九州・沖縄エリアでの開催を検討するなど。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

学会発表・論文投稿も精力的に行っています。主な発表・投稿先は日本貝類学会、日本動物分類学会、日本動物行動学会、World Congress of Malacology。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

実績なし

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

実績なし

企業・団体との協働・共同研究の実績

実績なし

行政との協働(委託事業など)の実績

実績なし
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財政

最新決算総額

100万円未満

会計年度開始月

1月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

一般会員100名、学生会員20名

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
0名
0名
非常勤
0名
0名
無給 常勤
1名
0名
非常勤
3名
0名
常勤職員数
0名
役員数・職員数合計
4名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

竹形 理枝

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定あり

認定年月日

2014年5月1日

認定満了日

2014年5月30日

認定要件

 

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

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