本法人の理事長は、障がいのある息子の親として息子の成長と共に、小学校・中学校・特別支援学校のPTA 会長を歴任。又、沖縄県知的障害者相談員として携わる中で、地域の親の会活動や北部圏域及び沖縄県親の会活動。そして地域における作業所づくりや障がいのある方々の家族支援。さらに当事者の生活支援、就労支援、余暇活動や文化・スポーツ活動等の支援を行い、障がいのある方々が地域で当たりまえに暮らしていける地域づくりを推進してきました。一方、『障がいのある方たちの必要とされる支援（制度）の実現をめざすと共に、高齢者や健常児者の方たちとの共生・協働生活の場としての作業所づくりを実施し、地域福祉の向上と地域の活性化に繋げたい』との熱い思いが、地域や関係機関からの協力が得られ、平成22年1月12日に特定非営利活動法人ぬぶいてぃーだを設立しました。
法人設立後の活動としては、下記のとおりです。
　平成22年 7月　無認可の協働作業所ぬぶいてぃーだを開所。
　平成22年 8月　当法人主催で『アンダンテ』の上演会を開催。1,050名余の方々の協力を得る。
　平成22年 8月　保護者や地域のニーズに寄り添い、ケアホームの開設に向けて取り組み開始。
　平成22年11月　国・県からの補助金を受けてホームの改修工事着工。翌年1月竣工。
　平成22年 2月　共同生活援助及び共同生活介護事業所サザンクロス開所。
　平成23年 7月　無認可の作業所を整備し、多機能型事業所へ移行する手続きを開始。
　平成23年11月　作業所の増築工事着工。翌年3月竣工。
　平成24年 4月　作業所を為又区に移転。多機能型事業所として事業開始。
　平成24年 6月　名護市より地域活動支援センターⅢ型事業を受託。
　平成27年 5月　就労継続支援Ｂ型事業開始。
　平成28年10月　沖縄県社会福祉施設整備費補助金によるケアホーム移転新築工事着工。
　平成29年 4月　ケアホーム名護市街地へ移転。名称『共同生活援助事業所サザンクロス』に変更。
　平成29年 5月　共同生活援助事業所サザンクロス(短期入所）事業開始。

代表者略歴
　平成 8年～名護市手をつなぐ育成会会長就任。現在に至る。
　平成 8年～北部心身障がい児者親の会理事就任。現在に至る。
　平成19年～名護市社会福祉協議会評議員就任。現在に至る。
　平成19年～24年　NPO法人名護市障がい者関係団体協議会理事歴任。
　平成22年～NPO法人ぬぶいてぃーだ理事長就任。現在に至る。
　平成23年～共同生活援助事業所サザンクロス管理者就任。現在に至る。
　平成23年～名護市自立支援協議会委員就任。現在に至る。
　平成24年～協働作業所ぬぶいてぃーだ管理者就任。現在に至る。
　平成25年～平成31年　沖縄県手をつなぐ育成会理事歴任。
　平成25年～社会福祉法人五和会評議員就任。現在に至る。
　平成27年～名護市障害者計画及び障害福祉計画策定部会委員就任。現在に至る。
　　　　　　
　　　

団体の主な活動は、一年を通して下記の事業運営を行っています。
１．共同生活援助事業所サザンクロスの運営
　　平成23年2月1日からスタートした共同生活援助事業は、『健康な身体を保ち、生活力を養い、
　　お互いが協力し合い、楽しく暮らしていけるよう』一人ひとりの現況に配慮した支援を行って
　　います。併せて、平成29年度5月1日より併設型短期入所も実施しています。
２．多機能型事業所『協働作業所ぬぶいてぃーだ』の運営
　　平成24年4月1日、名護市大中区より為又区に移転。利用者が地域で自立した日常生活を営む
　　ことができるように家庭及び関係機関と連携を密にし、障がいのある方一人ひとりの『つま
　　づき』を共有し、支援していくことにより、一人ひとりが力をつけ、地域で安心して楽しく
　　暮らせるように推進することを目的に多機能型事業所として生活介護・就労継続支援Ｂ型事
　　業を実施してきました。
　　昨年(平成30年度）は、利用者の工賃アップに向けて取り組んだ結果、平均工賃月額区分６か
　　ら区分５に引き上げることができました。一方、医療機関や地域のニーズにより生活介護を
　　希望する5名の新規利用に伴い、事業所が手狭になり令和元年5月1日付けでＢ型事業を休止。
　　現在、定員20名の生活介護事業のみ実施しています。法人としては、地域や利用者のニーズ
　　を鑑み、今後は共生型生活介護事業も含めての事業展開を検討しているところです。
３．地域活動支援センターⅢ型事業の運営
　　一人ひとりのニーズに応じて、基礎事業（創作活動、生産活動、社会交流の促進）と機能強化
　　事業（相談支援、生活支援、就労支援、日中一時支援、普及啓発、余暇活動支援、ボランティ
　　ア受入、実習生受入、地域貢献活動、ピア活動、不登校児童生徒の受入）を実施しています。

地域の方々や関係機関からの力強い支援を基に、できることから一つ一つ活動を実施し、『それぞれが不完全であっても、弱くても、与えられた力を積極的に生かし、お互いが協力して、必要な支援を受けながら、自分たちの力で豊かに生きていける地域づくり』をモットーに、利用者や地域のニーズに添える事業の展開をめざします。

特になし

特になし

無

名護市商工会、名護市社会福祉協議会、沖縄県社会福祉協議会、沖縄県事業所協議会、全国手をつなぐ育成会連合会事業所協議会

 

 

 

 

 

内部監査：令和元年6月26日実施