医師会令の廃止に伴い旧医師会を解散し、昭和２２年１１月に社団法人としての新制医師会を設立して以来、公衆衛生、医療、福祉の普及、充実に努めています。昭和４２年６月には医師会立の病院を開設（平成１３年１０月に移転新築）、昭和５２年４月に准看護学校を秋田県医師会より移管され当医師会で運営（平成１７年に３年制の看護学校に改組し移転新築）、平成２１年４月に旧病院跡地に訪問看護ステーション及び居宅介護支援センターを開設（同年１０月健診センターを併設）し、由利本荘市及びにかほ市の地域住民の医療、健康管理、介護支援等に力を入れています。また、開放型病院として、地域医師会員との共同診療を行っており、さらに、高額医療機器（ＣＴ、ＭＲＩ等）の共同利用、検体検査の受託なども行っています。現会長は、秋田大学医学部を卒業後、秋田大学医学部附属病院第一内科、田沢湖町立田沢湖病院、由利組合総合病院（胃腸科科長）に勤務後、平成3年に渡邊事医院を開業、同年に当医師会に入会後は当医師会監事、理事、同副会長を歴任、平成２８年４月、当医師会会長に就任し現在に至っています。尚、渡邊医院　理事長も勤めています。

当医師会では、医師のみならず地域の医療関係者を対象とした勉強会、研究会等を年７～８回開催、さらに地域住民を対象とした講演会、シンポジウム等を開催し医学の向上、公衆衛生の啓発、医療、保健、福祉の普及、充実に努めています。また、当医師会が運営する病院は、急性期から在宅を取り持つ病院として地域に根差した慢性期病院という位置づけを担っており、訪問看護ステーション、居宅介護支援センターの運営により介護事業も担うことにより、患者さんがスムーズに在宅または施設等に入所できるような体制を整えています。さらに、看護師養成所の運営においては、地域の看護師不足の解消に向け努力しており、健診センター事業は地域のすべての小中学校の児童生徒の健診を受託、さらには住民健診、事業所健診など幅広い健診事業も行い、地域住民の健康管理に向け努力しています。

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