事業成果物名 |
平成20年度「危険物の海上運送に関する調査研究」
|
団体名 |
|
事業成果物概要 |
「危険物の海上運送に関する調査研究」
1 事業名 危険物の海上運送に関する調査研究 2 調査研究の目的 国際海事機関(IMO)の「危険物・固体貨物及びコンテナ小委員会(DSC小委員会)」及び「ばら積み液体及び気体物質小委員会(BLG小委員会)」並びに国連(UN)の「危険物輸送及び分類調和専門家委員会(UN委員会)」への対応を検討するために、危険物及び特殊貨物の海上運送に関する専門家から成る委員会を設置し、我が国関係業界等の意見を包括的に集約すると共に、専門家を両国際機関委員会に派遣し各国専門家と直接意見や情報を交換することにより我が国の意見を反映し、危険物及び特殊貨物の安全でスムーズな海上運送に寄与することを目的とする。 3 調査研究の概要 3.1 DSC小委員会及びBLG小委員会への対応 : IMO第13回DSC小委員会での審議に対応するため「危険物等海上運送国際基準検討委員会」並びに同委員会の下に「危険物運送要件部会」、「特殊貨物運送部会」及び「危険性評価試験部会」を設置し各国提案文書等の詳細な検討を行い、DSC小委員会への我が国の対応案を作成した。更に、危険物及び特殊貨物の海上運送に係る専門家をDSC小委員会に派遣し、危険物等海上運送に係る国際基準に我が国意見の反映をはかると共に、最新の情報を入手し我が国の海事関係者に周知した。 また、IMO第13回BLG小委員会並びに同小委員会第14回汚染危険評価(ESPH)作業部会に専門家を派遣し、ばら積み危険物の海上運送に係る国際基準の策定に参画すると共に、「危険物等海上運送国際基準検討委員会」の下部組織として設置した「ばら積み液体危険物部会」を通じて最新の情報を我が国の海事関係者に周知した。 3.2 UN委員会への対応 : 第33回及び34回国連危険物輸送専門家小委員会(UNSCETDG)、第15回及び16回国連分類調和専門家小委員会(UNSCEGHS)並びに第4回国連危険物輸送及び分類調和専門家委員会(UNCOETDG&GHS)での審議に対応するため「危険物等海上運送国際基準検討委員会」の下に「危険物輸送UN対応部会」を設置し各国提案文書等の詳細な検討を行った。更に、これら検討結果を踏まえ、同UN委員会に日本代表委員を派遣し、危険物等海上運送に係る国際基準に我が国意見及び提案文書の反映をはかると共に、国連勧告に関する最新の情報を入手し我が国の関係者に周知した。 |
助成機関 |
|
事業成果物種類 |
報告書
|
事業成果物 |