周囲を海に囲まれた我が国は、古から海に親しみ豊かな海から生業を得、また食物を得てきた。そのような背景のもと、我が国では、古くから漁業が栄え水産物を享受し、更にそこに我が国の伝統的な文化が継承されてきた。しかしながら、今日、社会情勢の大きな変化や我が国の経済的発展に伴い、水産物の生産現場である漁業の重要性や漁業により継承されてきた文化・慣習や海の恩恵も忘れ去られようとしている。特に東京都内に住む子どもたちばかりでなく大人（保護者・教職員等）に取っても、海は遠い存在となっている。
そこで、本事業では、学校での授業や課外活動を通して、魚に触れ海を感じ、海の恵みと環境保全の大切さ、我が国の伝統的文化と漁業の大切さと厳しさ、我が国の食文化の大切さを児童が身に付け”海”に親しみが持てるように、そして、これらの活動が漁村地域の活性化につながるよう活動した結果を報告するものである。

報告書

事業成果物名	子ども達に海の大切さを伝える活動の実施報告書
ファイル	形式：PDF　容量：7MB