「助成事業の概要」

１．事業名
　東アジア海域における安全保障環境に関する研究事業

２．目的
　東シナ海と南シナ海（以下、東・南シナ海と総称する）は、戦略的要衝であり、この海域を制海した国は、資源開発や有事における兵力展開を有利に推し進めることができる。また、そこを通るシーレーンは、海上物流の大動脈であり、東・南シナ海は、我が国と世界の安全保障において死活的に重要な海域である。我が国は、独自の外交・防衛戦略を強化するとともに、域内諸国及びアメリカと協調しながら東・南シナ海の安全保障環境の安定に努めなければならない。
　本事業では、研究の対象海域を東・南シナ海に加えて、西太平洋、アンダマン海まで広げ、国内外の専門家、有識者の知見を結集して当該海域の安全保障環境をめぐる諸問題について調査研究を実施し、あわせて関係諸国との多国間対話の開催を通じて総合的な研究を推進し、もって我が国の主導によるこれら海域の安全保障環境の安定に資する。

３．事業内容
　(1)コアメンバーによる研究
　(2)国際会議の開催

報告書

事業成果物名	成果報告書「東アジア海域における安全保障環境に関する研究」
ファイル	形式：PDF　容量：738KB