事業成果物名 |
2008年度閉鎖系海域での堆積物からの鉄の溶出量の解明-広島湾を例にしてーに関する研究(2011年度実施)
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1 事業名
アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上 注:本事業は2008~2013年度の継続事業であり、添付の事業成果物は、2011年度の成果物です。 2 目的 アジア海域における海上保安能力向上のため、海上保安大学校に日本財団講座を設置し、アジア各国の海上保安機関から研修生を受入れ研修を行う。本事業は、研修を実施する同大学校教官の能力向上を図り、研修生に対して質の高い教育を提供するため、大学校教官等が実施する研究に対し助成を行うものである。 3 研究の概要 主任研究員:川村紀子(基礎教育学講座 准教授) 海洋環境の保全という観点から沿岸域での富栄養化によって引き起こされる赤潮は非常に大きな問題である。このようなプランクトンの異常発生には、海水中の栄養塩と金属イオン(特に鉄濃度)が関係しているが、海水、海底堆積物及び間隙水(海底堆積物に含まれる水)に含まれる金属イオンに着目した研究例・報告は非常に少ない。よって本研究では、広島湾において2週間~1カ月おきに底層水と堆積物を採取し、これらの鉄含有量や鉄化合物の種類から還元状態を推定する海洋環境調査を実施し、基礎的なデータの蓄積を行い、プランクトンの増減との相関を調べて、予測に役立てることを目的とする。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
論文
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事業成果物 |
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