事業成果物名

2011年度 海を活かした教育に関する実践研究 事業完了報告書

団体名

事業成果物概要

【助成事業の概要】

1.事業名
  海を活かした教育に関する実践研究

2.目的
  これまでの学校教育での「海に関する教育活動」は一過性のものや、授業者のやる気
 に依存したりするもの、特定の環境の学校のみの実践、費用面や安全面の問題があるな
 ど、継続性や普遍性に関してさまざまな問題がある。平成22年度は日本財団助成事業と
 して、いくつかの教育実践や予備調査を行った。平成23年度でも、それら予備的思考・
 調査の成果や課題を踏まえて、沖縄県内の小中学校で「海を活かした教育実践」を支援
 したり、「海」を素材とした様々な学生教育を行いながら、「海を活かした教育」をい
 つでもどこでもいろいろな教科・領域でできる教員の養成を試みる。

3.目標
  本事業の達成目標を次の二点に概括する。
   ①沖縄県の地域特性を踏まえた「海を活かした教育実践」の蓄積と普及
   ②「海を活かした様々な教育活動」を多種多様な場面で実践できる教員の養成

4.事業内容
  本研究では、以下14班のグループ(研究班)を立ち上げ、教育に関する研究・実践を行った。

 (1) 「海」を素材とした各教科の枠を超えた授業づくり演習
 (2) 海を活用した理科教育実践のための教材開発と教育支援
 (3) 附属学校における家庭科教育「海洋」実践
 (4) 海をモチーフにした離島での図工・造形教育実践
 (5) 教師教育のための水辺活動プロジェクト「Waterside Activity for Teacher Education Project」
 (6) 「シュノーケリング」を採り入れた体育授業実践
 (7) 海を活かした発達障害時の支援教育プロジェクト開発と実践研究
 (8) ビーチサッカーによる心身ともに健やかな子どもの育成研究
 (9) 海を活かした教育ー学校給食に「海」を取り入れる研究・実践
 (10) 沖縄県内小中学校における「海を活かした教育プログラム」の事例収集・分析
 (11) 小中学校での社会科教育で「海洋教育」を普遍的・継続的に行って行くための教材研究資料整理
 (12) 小中学校算数・数学教育で活用できる「海洋教材開発」
 (13) 小中学校でのエネルギー・環境教育に「海」を取り入れる研究
 (14) 臨海学校の教育的意義とその実施における今日的課題の解消に関する研究

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

2011年度 海を活かした教育に関する実践研究 事業完了報告書

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