事業成果物名 |
2012年度日本財団助成事業「事業実施報告書」
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団体名 |
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事業成果物概要 |
お茶の水女子大学では、東京大学海洋教育促進研究センターと緊密な連携を取りながら、日本全域で海洋教育が展開できるよう、普遍的な教育体系構築を目指しています。そのため、本学の理学部、文教育学部、湾岸生物教育研究センター、及びサイエンス&エデュケーションセンターに所属する教員が集合して新たに「お茶の水女子大学海洋教育推進委員会」を設置し、小学校、中学校、高校における海洋教育を推進します。海洋教育カリキュラムなどの理論面だけでなく、実際の教育現場において海洋教育が実践されることを目指します。
事業初年度となる2012年度は次の通りです。 1.夏季・冬期フィールド教員研修(海岸生物の分布調査、ガイドブック作成のための資料収集を実施しました) 2.文理融合型海洋教材開発(海での人の営みに関する文理融合型の教材を開発しました。平成25年度に館山市博物館の協力を得て内容を追加する予定です) 3.「海からの贈り物(ウニ)」教材配布と事前指導研修(各季節の産卵期のウニを使った実験教材の配布、使い方指導、出張研修を実施しました) 4.「海からの贈り物(魚・海藻)」教材開発(海産生物の特性を生かし、海産資源を有効活用する教材を開発しました) 5.海洋教育実践講座の準備と試行(平成25年度より実施予定の講座の内容検討と調整・試行を行いました) 6.理科関連教材および社会関連教材開発(理科および社会科で海洋に関連の深い単元での教材、さらに家庭科で海洋に関連の深い教材の開発も行い、教育現場において実施しました) 《成果物の目次》 ○巻頭言 ○海洋教材 理科教材 ・海水中の浮力を調べよう ・海水電池を作ろう ○海洋教材 社会科教材 ・食卓に届かない魚たち ・ふねのひみつ ○海洋教材 家庭科教材 ・包丁で簡単に魚をさばこう ・料理バサミで簡単に魚をさばこう ・定置網で獲れた魚でおいしい料理を ・それぞれの魚に適した料理をつくろう ・実習の感想(埼玉県立川越女子高校) ・新聞記事 ○海洋教材 総合的学習の時間教材 ・海の観察ガイド作成の実施内容 ・資料 ・実験マニュアル ・実施校一覧 ・アンケート ・新聞記事 ○海の観察ガイド ○巻末言 |
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