事業成果物名 |
貧困の罠 ジャボーヤ 事例教材
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団体名 |
社会デザイン学会「日本発の社会貢献ファンドレイジング研究会」
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事業成果物概要 |
ビクトリア湖周辺では、「ジャボーヤ」と呼ばれるFish for Sexの習慣があり、女性仲買人が男性の漁師から質の高い魚を仕入れようとすれば、Sexの代償を求められるという悪しき慣行が続いています。この慣行の影響のためか、この地域のHIV-AIDS罹患率は15%とケニア国内平均の2倍に達しており、このため、漁業関係者の収入の大きな部分がHIV-AIDSの発症を抑えたり、感染防止のための薬剤購入にあてられているとのことです。
米国の平和部隊の隊員のサポートにより、女性仲買人が、漁業用の小型船を調達し、男性漁民を雇って、事業を始めたことが、男性と女性の力関係に変化をもたらし、女性たちをエンパワーし、「ジャボーヤ」という貧困の罠からの突破口になるのではないかと注目されています。 このニュースは、2014年2月の段階で、英国BBCや日本のNHK国際放送でも紹介されました。 この事例は、MFに関心を有している当研究会においても、さまざまな開発の要素を含む興味深いケースとして、MFにも焦点をあてた事例教材を用意するとすればどのようなものになるかを念頭にドラフトしてみました。開発問題を考えるうえでの参考になればと期待しています。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
テキスト・マニュアル
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事業成果物 |