事業成果物名 |
2008年度法執行のための船舶追跡捕捉時における運航安全対策に関する研究(2013年度実施)
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1 事業名
アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上 注:本事業は、2008~2013年度の継続事業であり、添付の事業成果物は2013年度の成果物です。 2 目的 本事業は、海上保安大学校を海上保安分野における人材育成の国際拠点とすることを目的とした高度人材育成体制整備のための一環として、海上保安大学校教官等の能力向上を図り、大学校学生、研修生に対して質の高い教育を提供するため、海上保安大学校教官等が実施する研究に対し助成を行うものである。 3 研究の概要 主任研究員:西村知久(海上安全学講座 准教授) 客員研究員:Pham Van Thuan(ベトナム海事大学 准教授) 海上保安大学校に設置された海上保安シミュレーションセンターにおいて実施した違法操業船に対する追跡捕捉訓練において、暗礁に乗揚げた巡視船と暗礁に乗揚げなかった巡視船の船橋内の会話をBTMの観点から比較解析し、法執行のための船舶追跡捕捉時における運航安全対策について検討した。 また、上述の研究成果を基に、追跡捕捉時に必要となるBTMの概念に関する講義資料を作成し、ベトナムコーストガード職員に対する講義を行い、ベトナム海事大学に設置されている操船シミュレータを用いて、海上保安シミュレーションセンターで実施している追跡捕捉訓練に準じた訓練を実施した。訓練中の船橋内の会話を解析することによって、ベトナムコーストガード職員のBTMに関する理解度を測るとともに、今後ベトナムコーストガード船艇職員に必要と思われる教育訓練について検討した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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