障害のある人の住まいの確保は、さまざまな理由で難しい。その難しさの
分析は少しずつ行われ、事業化、制度化されつつある。この事業では、その
住まいの確保のプロセスの中で、不動産屋をめぐり、住宅を探し、引っ越し
をするという具体的なプロセスが行えないために引っ越しをすることが難し
い方たちへのサポートを行う事業である。障害者の住まいの確保を円滑に
し、制度のすきまを明らかにすることができる。
・助成事業実施期間内に望める効果
障害のある方の住まいのサポートを特出して行うことにより、丁寧なサポ
ートを関係機関とともに行う。その必要性を明らかにし、その後の事業につ
なげていく。

・長期的に望める効果
障害のある方の地域の中の住まいが、入所施設やケアホームという箱（ハ
ード）の議論ではなく、ソフトの必要性の議論になり、地域のネットワーク
の中で進められていくようになる。

報告書

事業成果物名	独立行政法人福祉医療機構　平成 22年度 社会福祉振興助成事業 障害者の住まいの確保サポート事業報告書　平成 23年 3月
URL	http://www.neyagawatasukeai.org/info/kyojyuu.htm