事業成果物名 |
2013年度大地震及び大津波来襲時の航行安全対策調査報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
本調査研究は、平成23年3月の東日本大震災及び近い将来、高い確率で首都直下型地震、東海地震、東南海地震、南海地震、さらには、これらが連動した地震の発生が予想されていることを踏まえ、今後想定される大地震、大津波来襲時における船舶被害の未然防止及び被害の極小化に資する対策を検討した。
平成25年度は、平成23、24年度の研究結果を踏まえ、大型危険物積載船(VLCC、LNG)や一般船舶(10,000DWT・3,000DWT)における津波高さと津波流速の変化に基づく係留動揺シミュレーション結果をもとに係留限界及び各種船舶の係駐限界の検討を行い、大型危険物積載船については、さらに、仮想桟橋からの緊急離桟の操船シミュレーションを行い、安全・防災対策の検討を行った。 また、モデル港(清水港)における津波シミュレーションによる津波外力のもとでの大型コンテナ船の緊急離桟及び貨物船の出港に際しての操船シミュレーションを行い、モデル港における対応策を提示した。 研究結果は、全国の各港における津波対策の策定あるいは見直し等に活用するべく、「港内津波対策の手引き」として取纏め、関係先に配布した。 また、大型危険物積載船等の安全・防災対策に係る検討結果については、海上保安庁の行政指導指針「大型タンカー及び大型タンカーバースの安全防災対策基準」の改正に直ちに反映された。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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