事業成果物名 |
2013年度海と船の企画展「光る生きもの」報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
事業内容と成果:
1.海と船の企画展「光る生きもの」 (1)時期:2013年6月29日~8月18日 計46日間 (2)場所:岩手県立博物館特別展示室 (3)内容:アメリカ自然史博物館のような大型模型やデジタル・コンテンツを多用して、世界、日本、岩 手の発光生物を体感できる展示とした。 (4)成果:来場者実数 15,510人 一日当 337人 満足度(%) 96%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 2.ひかりフォーラム (1)時期:2013年7月14日 (2)場所:岩手県立博物館講堂 (3)内容:東京大学大気海洋研究所をはじめとする全国の発光生物関係者による一般向けのパネルディス カッション形式で実施した。 (4)成果:聴講者実数 35人 満足度(%) 100%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 3.こどもひかりフェスティバル (1)時期:2013年6月29日~6月30日 (2)場所:岩手県立博物館、芝生広場 (3)内容:アクアマリンふくしま、こどもひかりプロジェクト等のあらゆるジャンルからの東日本大震災 復興支援として光をテーマにした子供向け体験学習イベントを実施した。 (4)成果:来場者実数 5,061人 (アンケートの代わりに寄せ書きを実施。「楽しかった」「またやらないのか」等の意見が多数) 4.ヒメボタル観察会 (1)時期:2013年7月14日 (2)場所:二戸市折爪岳頂上付近ブナ林 (3)内容:二戸市主催ヒメボタルフェスティバルと連動し、近郊の小学生をはじめとするヒメボタル観 察・学習会を実施した。 (4)成果:参加者数 41人 (雨天、夜間のためにアンケート実施できなかったが、概ね良好) 5.展示解説会 (1)時期:2013年7月25日 (2)場所:岩手県立博物館講堂 (3)内容:東京海洋大学客員教授さかなくんの特別トークショーとしてイラストやチョウチンアンコウな どの実物を交えながら小学生向けに実施した。 (4)成果:参加者数 148人 (混雑のため、アンケート実施できず) 6.光の実験室 (1)時期:2013年7月27日~7月28日 (2)場所:岩手県立博物館講堂 (3)内容:科学技術館講師によるウミホタルなどの発光生物の映像・実物・実験の小学生をはじめとする 参加型の体験ショーを実施した。 (4)成果:参加者数 135人 満足度(%) 100%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 7.深海生物工作会 (1)時期:2013年8月3日 (2)場所:岩手県立博物館体験学習室 (3)内容:海洋研究開発機構の紙模型とオリジナルの深海性発光生物ペーパークラフトによる小学生向け の工作教室を実施した。 (4)成果:参加者数 197人 (アンケート実施しなかったが、好評につき後日無料配布実施) 8.ミュージアムシアター (1)時期:2013年7月6日、8月3日 (2)場所:岩手県立博物館講堂 (3)内容:昨年公開映画の虹色ほたるをはじめとするホタル特集の小学生以上向けの鑑賞会を実施した。 (4)成果:観覧者数 94人 満足度(%) 100%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 9.たいけん教室 (1)時期:2013年7月7日 (2)場所:岩手県立博物館実技室 (3)内容:小学生25名の定員制による深海性発光生物をはじめとする光る缶バッチとプラスチック粘土に よるキーホルダー作成教室を実施した。 (4)成果:参加者数 41人 満足度(%) 100%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 10.記念講演会 (1)時期:2013年8月11日 (2)場所:岩手県立博物館講堂 (3)内容:大場ホタル研究所所長 大場信義 氏によるホタルを中心にした一般向けの講演会を実施し た。 (4)成果:参加者数 38人 満足度(%) 97%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 11.光る生きもの巡回展 (1)時期:2013年8月28日~9月2日、 9月5日~9月8日 (2)場所:宮古市(岩手県立水産科学館)、久慈市(もぐらんぴあ・まちなか水族館) (3)内容:岩手県立水産科学館・もぐらんぴあまちなか水族館への東日本大震災復興支援として、マツカ サウオなどの生体と発光映像・アンドロイドアプリ、大型模型による展示を行った。 (4)成果:宮古会場来場者実数 650人 宮古会場一日当 108人 宮古会場満足度(%) 100%(アンケート結果、満足、やや満足合算) 久慈会場来場者実数 1,293人 宮古会場一日当 323人 宮古会場満足度(%) 100%(アンケート結果、満足、やや満足合算) ・事業成果総括: 海と船の企画展「光る生きもの」では目標値を達成し、当館企画展としては過去最高の来場者数となった。(データのある平成15年以降)また、本企画展の実施された夏に博物館を子供たちの秘密基地にしてもらおうという計画も、来場者の多くが子供たちでありリピーターも増えたことから、目的を達成できたと考えられる。さらに、企画展展示物を当館常設展示に移設し、新規の展示とすることができた。また、マツカサウオなどの海洋生物の展示飼育のインターンシップを通して、盛岡ペットワールド専門学校が、日頃接することのない生物に触れ、生命の大切さを知ることができた。 関連事業では、こどもひかりフェスティバルを契機にして、アクアマリンふくしまの水族館と九州国立博物館のような博物館、船の科学館のような科学館などが光をテーマに融合し展開することができた。さらに、このフェスティバルを当館の屋内外で実施することにより、当館の芝生広場などの屋外施設に新たなコミュニティスペースを出現させた。 ひかりフォーラムにおいて、日頃接することのない民間をはじめとする海洋性発光生物研究者と陸生発光生物研究者の発表の場とコミュニケーションの場を提供できた。さらに、ヒメボタル観察会とリンクすることにより、水とヒメボタルの重要性を啓蒙した。また、この観察会の実施場所の岩手県二戸市主催のヒメボタルフェスティバルとリンクすることにより、地域振興を図った。 展示解説会のさかなクン特別トークショーや光の実験室では、当館では通常実施されないイラストによる解説や実験によって、博物館の利用促進に貢献した。 ミュージアムシアターでは、東映アニメーション、NHKと連携することにより、新作の映画を導入・著作権問題を解決してシアター入場者の増加に繋げた。 たいけん教室や深海生物工作会では、当館オリジナルの発光生物光る缶バッジや発光性深海生物ペーパークラフトを生み出すことが出来た。 記念講演会では、遠くは北海道からの聴講者もあり、専門家と一般の交流を促進した。 巡回展では目標値を遙かに上回り、各施設の同時期の来館者が昨年度の約3倍となった。各地域の振興に繋がると共に、企画展展示物を各施設に貸し出すことにより、東日本大震災被災地復興支援に貢献した。また、巡回展資料や発光生物光る缶バッジの無償配布を行い、海洋発光生物をはじめとする発光生物を啓蒙した。 事業成果物: 1.企画展チラシ A4版 80,000部 2.企画展ポスター A1版 800部 3.企画展図録 A4版 500部 4.巡回展チラシ A4版 3000部 5.巡回展ポスター A1版 110部 6.巡回展資料 A4版 600部 7.企画展展示解説アプリケーション 一式 8.発光生物の光る缶バッジ 6種 32mmサイズ 1200個 9.発光性深海生物ペーパークラフ 3種 900部 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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