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2014年度 Posidonia 2014国際海事展参加事業の実施経過について
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事業成果物概要 |
Posidonia 2014国際海事展参加事業の実施経過について
平成26年7月11日 日本船舶輸出組合 本組合は、去る6月2日(月)から6日(金)までギリシャのMetropolitan Expo Centreにおいて開催されたPosidonia 2014国際海事展(主催:Posidonia Exhibitions SA)に、(一社)日本造船工業会の協力のもと、(公財)日本財団の支援を得て参加した。 今回で24回目を迎えた同海事展には、93ヶ国、1,843社の参加があり、入場者数は過去最高の19,421名を記録するなど、前回にも増して盛況であった。 今回の展示に当たっては、全体を出展各社で構成する「展示方式抜本改革プロジェクト・チーム」において募集選考された「レンガドック」をモチーフとしたデザインに統一し、(一社)日本舶用工業会と共同でナショナル・スタンドを形成する統一展示方式を採用した。同展示方式の下で、各社がそれぞれのブースで積極的なPR活動を展開し、会場に参集した多数の欧米船主などに対し組合員各社が開発した新船型や高い燃費効率を掲げた次世代船舶等を中心に日本造船業の技術の優秀性をアピールしたほか、彼我の交流の促進を図ることにより、今後の船舶輸出の促進に寄与するとともに、日本造船業のプレゼンスを高める上で大きな成果を挙げることができた。 また、昨年のNOR-SHIPPING 2013に引き続き、6月4日(水)10:30より展示会場内コンファレンスルームにおいて、国土交通省、(一社)日本舶用工業会及び(一財)日本海事協会と共同で「Japan-Posidonia 2014 Seminar-Introducing Japanese challenging design Eco-Ships & High technologies」と題するセミナーを開催し、盛況裏に終了した。 さらに、同日の夕刻には、欧米の海運関係者、政府関係者等を招待し、西林大使御夫妻及び釡理事長夫妻共催のパーティを開催し、盛会であった。 以下に、実施経過の詳細を記す。 記 1.展示会への出展会社 ・93ヶ国(地域)から1,843社が出展した。 なお、そのうち日本、バハマ、ベリーズ、ケイマン諸島、中国、クロアチア、キプロス、デンマーク、グルジア、香港、韓国、リベリア、マルタ、オランダ、ノルウェー、パナマ、ルーマニア、シンガポール、トルコ、英国、米国など21ヶ国がナショナル・スタンドを形成した。 2.入場者数 ・19,421名が入場した。(展示会事務局発表) 3.開場式等 ・6月2日(月)17:30より、日本スタンドにおいて、各社首脳等参集のもと、西林万寿夫在ギリシャ日本国大使、釡和明本組合理事長並びに中島基善(一社)日本舶用工業会会長のテープカットにより日本スタンド開場式が行われた。 ・同日18:00より、展示会場ホールに設置された特設会場においてPosidonia 2014のオフィシャル・オープニングが開催され、ギリシャのアントニス・サマラス首相により開会宣言が行われた。 ・引き続き同サマラス首相、ミルティアディス・バルビチオティス海運・海事・エーゲ海大臣をはじめとする来賓により会場巡覧が行われ、日本スタンドでは西林大使、釡理事長以下本組合首脳等がこれを出迎えた。 4.本組合の展示 ・メインエントランスに最も近いホール4に235.25㎡を確保し、(一社)日本舶用工業会とともに全体として日本スタンドを形成し“オール・ジャパン”をアピールした。 ・本組合員企業11社が出展した。 ・各社ブースにおいては、写真パネルを活用し、各種船型の最新鋭模型を展示するなどにより、それぞれ自社の製品、技術、CI等についてPRを展開した。また、そのため出展各社から派遣されたアテンダントが終日来場者に対し説明、紹介等を行った。 ・また、展示効果を一層高めるため、(公財)日本財団の支援により編集作成した参加各社のPRビデオをスタンド内部壁面に設置した183インチの大型スクリーンにより放映した。 5.セミナー ・6月4日(水)10:30より展示会場内コンファレンスルームにおいて、「Japan-Posidonia 2014 Seminar-Introducing Japanese challenging design Eco-Ships & High technologies」と題し、国土交通省海事局、(一社)日本舶用工業会及び(一財)日本海事協会と共同でセミナーを開催した。 ・本セミナーには、ギリシャ船主を中心に総勢250名を超える参加があり、その後の昼食会とも併せ大いに盛況であった。 ・セミナーは、釡理事長及び本展示会事務局Posidonia Exhibitions SAを代表しボコス氏の開会挨拶、国土交通省海事局船舶産業課大坪課長の基調講演、(一財)日本海事協会上田会長、(一社)日本舶用工業会中島会長の講演に続き、各社(ジャパンマリンユナイテッド、川崎重工、佐世保重工、ダイハツ、三菱重工舶用機械エンジン、ヤンマー、横河電子機器、日本ペイントマリン、東化工)のスピーカーが二重反転プロペラ、省エネ・低環境負荷エンジン、低摩擦塗料、航海支援システム等の技術について説明を行い、在ギリシャ西林日本大使による閉会挨拶で締めくくられた。 6.パーティ ・6月4日19:00から、Athenaeum InterContinental Hotelにおいて、西林大使御夫妻並びに釡理事長夫妻の共催によりパーティを開催した。 ・同パーティには、ギリシャをはじめとする各国の有力船主、ブローカー、金融、報道、ギリシャ政府関係者、在ギリシャ各国大使館関係者等が夫人同伴で来場し、西林大使御夫妻、釡理事長夫妻、蔵原副理事長及び檜垣副理事長がこれを迎え、さらに本展示会におけるパーティでは初めての西林大使による歓迎スピーチを行った。 ・来場者は905名に及び、ギリシャ船主をはじめとする欧米海運界関係者等と緊密な交流を図るとの所期の目的を達成することができた。 以 上 |
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