事業成果物名

第10回研究会 フィリピン ミンダナオにおける零細農民の金融アクセス改善プロジェクト講演概要

団体名

社会デザイン学会「日本発の社会貢献ファンドレイジング研究会」

事業成果物概要

2014年夏のプラネットファイナンスジャパンがフィリピン・ミンダナオ島で3年間にわたって実施してきたJICA草の根事業「フィリピン・ミンダナオにおける零細農民の金融アクセス改善プロジェクト」の終了を受けて、現地に3年間駐在してプロジェクトの実施に関わってきた松浦わか子プロジェクトマネージャーより、今次第10回日本発の社会貢献ファンドレイジング研究会においては、フィリピン・ミンダナオ島で3年間にわたってJICA草の根技術協力事業のプロジェクト・マネジャーを務めたプラネットファイナンスジャパンの松浦わか子さんより、次の3点に焦点をあてたプレゼンテーションが行われ、その後活発な質疑応答が実施されました。今回はその主要点を共有します。
(1)農業MF商品開発に関しては、その商品設計において、週毎の返済を行う通常型MFと異なり、収入が収穫時に集中することに起因するキャッシュフロー・ギャップをどう克服するのか。
(2)金融リテラシーに関しては、お金を借りるということ自体は最低限の行動であり、借りたお金をどのように有効に活用するかというマインドがなければ、生活改善は難しい。良いローンは必要であるが、それにプラスして、どう使うのかに関する非金融サービスの訓練が必要となる。
(3)金融リテラシー研修のひとつの手法として、Experienced Based Learning(EBL)サイクルを取り入れたアダルトトレーニング手法も実践した。この研修では、受講者が能動的に判断できるようになることを意図してゲームも取り入れた。

助成機関

事業成果物種類

講演録

事業成果物

事業成果物名

フィリピン・ミンダナオにおける零細農民の金融アクセス改善プロジェクト講演概要

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