事業成果物名

平成28年度 海と地域のつながりを見つける「うみやまかわ新聞」の制作(日本財団海洋教育促進プログラム)報告書

団体名

事業成果物概要

「海洋教育の推進」を重点テーマに、以下の目的のもと、2016年4月1日から2017年3月31日の期間で、本事業を企画・実施。日本は6,852島からなる島国であり、世界6位のEEZ(排他的経済水域)を誇る海洋国家である。本土5島と418島の有人離島には「海彦山彦」と呼ばれる幸があり、海の水が水蒸気となり雨として山へ降り注ぎ、川を下ってまた海に流れる「水のつながり」がある。また、かつては海流にのって船が行き交ったことで、遠く離れた地域同士の「文化的つながり」もみられる。遠い昔から今日まで、島国・日本にとって、周囲を取り巻く広大な「海」は地域間を隔てる壁ではなく、山や川といった貴重な環境資源を育み、独自の産業や文化、そして人々の生活の形成・発展に密接に結びつき、この国を形作ってきた最も重要な要素の一つであった。しかしそれは、「海」を起点に、山・川へとつながり、再び「海」へ還る自然の循環の中で、「海」「山」「川」とともに日々の暮らしを営む人々がいたからこそ成り立ってきたことである。現在、日本の人口は減少の一途を辿っており、2060年には8000万人台まで減少するというデータもある。この流れにのった都市一極集中の未来像では、日本各地の小規模地域は無人化してしまい、このままでは結果として「海」「山」「川」の荒廃を招き、「文化」「歴史」「経済」の衰退、個性豊かな「地域」「ふるさと」の消滅につながってしまう。そこで、これまで離島経済新聞社が培ってきた「他者・他地域との連携促進」「ICTの利活用促進」「日本を広く捉える観点の醸成」「自らが暮らす地域への誇りの醸成」といった施策実績とそのノウハウを用いて、山・川も含めた自然環境や文化、歴史、経済など、多角的かつ包括的な視点から各地域における「海」の重要性を学び、地域の人材育成につながる海洋教育の機会創出とその実現を目的に実施した『海と地域のつながりを見つける「うみやまかわ新聞」の制作』事業の2016年度版報告書になります。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

2016年度事業完了報告書

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事業成果物名

海と地域のつながりを見つける「うみやまかわ新聞」の制作(日本財団海洋教育促進プログラム)

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