事業成果物名 |
2017年度 第25回全国中学生なぎなた大会事業報告書
|
||||
団体名 |
|||||
事業成果物概要 |
1.事業の実施内容
期日:平成29年7月22日(土)・23日(日) 会場:岩手県盛岡市 岩手県営武道館 内容:全国の中学校または武道場、クラブ等に所属する中学生の大会で、団体試合競技(1チーム女子 3名)、個人試合競技(男女別)及び演技競技(1チーム2名男女を問わず)をいずれもトーナ メント戦で実施する。 参加人員:510名(監督・選手350名、大会役員・競技役員160名) 2.事業目的の達成状況 東北地方が豪雨に見舞われる中、7月22日・23日の2日間にわたり、標記大会が岩手県営武道館で 全国から81チーム、269名の選手が岩手県に集い、生憎の悪天候に負けないくらいの熱戦が繰り広げ られました。 開会式では、来賓として盛岡市長代理、一戸町教育長他中学校の学校関係者が多数来会され、歓迎のご 挨拶を頂きました。また、マスコミ関係としては、岩手日報社、盛岡タイムスの新聞社2社が来場され、 熱心に取材を行っていました。 大会の運営状況については、4コート分の競技役員を確定することに時間を要したが、国体の競技役員 をした方、過去になぎなたをしていた方、その家族他多方面にわたり協力を頂いた。また、声がけをして いく過程で大会の認知も頂き、盛岡市長からも大会の趣旨をご理解頂き、岩手県武道館職員の運営協力、 岩手県体育協会からは必要物の準備、コンペンションよりスタッフ派遣と多方面からの支援の下、運営は 円滑に進められました。 選手のなぎなたに対する取組状況は、この大会に参加したチームは、よく稽古を積んできたことを伺え ることができたことと、岩手県においても地元開催ということから事前の強化を行い、選手の積極的な参 加と各教室での稽古も熱心に行う姿が今大会に望む意気込みが感じられた。高校生、大人との稽古も充実 し、競技力向上に伴い、結果として例年になく入賞者を多く出すことができた。 大会後の反響は、盛岡市内中学校、国体開催地(前年:一戸町)の中学校全校に案内状を配布したこと により、関心を寄せた学校関係者が多く来場した。また、入賞者を地元新聞社2社が写真入りで掲載した ことでなぎなた競技の認知度があがり反響も大きかった。アトラクション関係者の来場もなぎなたを見る 機会となり、好印象をもったという声も多く聞かれた。 競技状況については、沖縄県、島根県、福島県のチームが上位を占め、上位の選手は高校生に匹敵する レベルで持ち替え技を多く多用し、適正な間合いから試合を展開できる選手が勝ちあがっていった。防具 のズレも少なく、試合の作法もどのチームもしっかり身についており、出場選手の資質は高いと感じた。 個人女子の部は、島根県の森本選手が遠間からの踏み込みメンで2本勝ちし、圧倒的な強さを見せつけ た。男子は、岩手県の南舘選手が1年生ながら決勝まで進出したが、愛知県の古市選手の経験が上回っ た。 演技競技の部は、会津スポーツ少年団のチームが優勝した。お互いを信じて技を出し合い、二人の呼吸 を決勝戦まで乱すことなく見事な演技であった。 3.今後の課題について 今大会で強化した選手を今後も育成し継続し、将来の国体選手、指導者へと繋げていくこと、また、広 く知られるようになったことをチャンスとし、競技人口を増やし、更なる競技力向上に努めていくことが 必要と考えられる。 以上 |
||||
助成機関 |
|||||
事業成果物種類 |
報告書
|
||||
事業成果物 |
|