事業成果物名 |
2017年度チームで取り組む 摂食障害 治療・支援 ガイドブック
|
||||||||
団体名 |
|||||||||
事業成果物概要 |
摂食障害にり患した本人と直接関わる職種を中心に取り上げ、摂食障害治療と支援における各職種の役割と働きについて述べたものです。最初に、摂食障害の代表的な病型である神経性やせ症と神経性過食症について、病態および診断と治療のあらましを解説しました。
次に、医師(心療内科医、精神科医、内科医、小児科医、婦人科医、歯科医、学校医、産業医など)や臨床心理士、看護師、管理栄養士、歯科衛生士などの職種別に有益な情報を掲載しています。また、学校と医療との連携やアスリートの支援、家族支援、生活・社会復帰・就労援助、犯罪行為があった場合のサポートについても解説を加えました。巻末には、標準体重やBMI の計算方法、やせの程度による身体状況と活動制限の目安をはじめ、治療と支援の現場で役立つ資料を収録しています。 現在、わが国では高い専門性を備えた多種多様なスタッフが目的と情報を共有し、互いに連携・補完し合いながら適切な医療を提供する「チーム医療」が、さまざまな医療現場で実践されています。摂食障害においてもチーム医療が有効ですが、他の疾患に比べて医療者教育が十分に行き届いていないため、どのような職種がどのように関われば良いのか知りたい方も少なくないと思われます。そこで、摂食障害の治療と支援に関する基本的な情報を提供し、多職種連携のあり方を考える指針としてあらゆる現場で活用していただけるような内容を心がけました。 |
||||||||
助成機関 |
|||||||||
事業成果物種類 |
冊子
|
||||||||
事業成果物 |
|