事業成果物名

2007国際学術事業に係わる海外派遣報告

団体名

事業成果物概要

助成事業の概要
事業名:2007国際学術事業に係わる海外派遣
事業目的
 我が国の造船・海洋分野の学術・技術分野をリードし将来を担う若手研究者・技術者の人材育成・国際交流を促進するため、目的を持った若手研究者に、海外の研究機関で実施されている研究・技術調査や国際会議等で発表する機会を提供する。新規学術・技術の収集と情報の交流により、将来を見据えた人脈を構築し、本会の活性化を図るとともにわが国の造船・海洋分野の発展を目指す。

事業目標
 本事業は2001年度から継続しており、2006年度までに延べ40名の若手研究者・技術者を海外に派遣してきた。これまでの派遣実績を分析評価した結果、海外派遣を通して得られた研究・技術と人的な情報ネットワークを構築し、これを活用することが重要であるとの結論に達し、本年度は、「研究交流ネットワーク」、「研究インスピレーション」をキーワードとして、下記の課題を持って若手研究者・技術者の派遣に取り組む。
(1) 船舶・海洋に係わる海外の先端的研究分野の調査・研究
(2) 海外の萌芽的研究分野の研究内容調査
(3) 海外での研究集会に参加し研究論文等を発表
(4) 新国際基準の動向調査

派遣者と調査概要
氏名:北澤 大輔(東京大学)
期間:2007年6月7日~6月20日
派遣先:米国
NOAA Aquaculture Program
Hubbs-Sea World Research Institute
OceanSpar LLC
テーマ:米国における沖合養殖事業の現状調査とOMAE2007出席報告
・米国における沖合養殖の現状と沖合養殖法案について
・石油掘削施設を利用した沖合養殖について
・米国における種苗生産とダム建設による環境影響について
・大型浮沈式生簀の開発について

氏名:稗方 和夫(東京大学)
期間:2007年4月1日~4月12日
派遣先:米国
University of Nevada
University of Southern
California
The University of Washington
テーマ:船舶設計のための知識伝承支援システムの調査
・国際会議ITNGへの参加および発表
・チームオペレーションのシミュレータシステムの調査
・設計プロセスからの知識抽出に関する調査

氏名:村井 康二(神戸大学)
期間:2007年10月6日~10月13日
派遣先:カナダ
Institute of Electrical and Electronics Engineers/Systems, Man, and Cybernetics Society国際会議(IEEE-SMC)
テーマ:交通システムに関するヒューマン・マシン研究動向の調査
・IEEE-SMC2007 Humans and Transportation Systems
・IEEE-SMC2007 交通システムに関する研究調査

氏名:岸本 隆(三井昭島研究所)
期間:2007年12月11日~11月23日
派遣先:フランス
Bassin d'essais des Carenes
GrenobleUniv.
米国
Univ. of Michiga
テーマ:気泡核計測装置および気泡核制御装置の調査
・GTH(Grande Tunnel Hydrodynamique)における気泡核制御機構
・気泡核制御装置のメカニズムと気泡核制御技術の重要性について
・気泡核技術の今後について

氏名:石 江水(ABSパシフィック)
期間:2007年9月9日~9月20日
派遣先:ドイツ
ICCAS2007国際会議
ベルリン工科大学
ノールウェイ
ノルウェー工科大学
テーマ:船舶衝突及び構造安全性に関する研究動向調査
・船舶の衝突に関するシミュレーション技術の調査
・Freak WAveの研究状況調査

氏名:中山 伸(三菱重工)
期間:2007年10月30日~11月13日
派遣先:ノールウェイ
Det Norske Veritas
英国
Lloyd's Register
スウェーデン
The Welding Institute
ドイツ
Germanisher Lloyd
テーマ:欧州の溶接技術と疲労寿命改善対策の動向調査
・船殻構造へのLaser溶接/Hybrid Laser溶接の適用状況
・継手の疲労強度改善技術(特にUIT処理)の適用状況
・極厚板溶接継手の靭性確保に対する研究活動
・FSWの研究開発動向
・最新のEBW応用技術の動向
・疲労強度評価要領に関する動向


助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

2007国際学術事業に係わる海外派遣報告

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