事業成果物名

2018年度第26回全国中学生なぎなた大会事業報告書

団体名

事業成果物概要

1.事業の実施内容
  期日:平成30年7月28日(土)
  会場:愛媛県松山市 愛媛県武道館
  内容:全国の中学校または武道場、クラブ等に所属する中学生の大会で、団体試合
     競技(1チーム女子3名)、個人試合競技(男女別)及び演技競技(1チーム
     2名男女を問わず)をいずれもトーナメント戦で実施する。
参加人員:628名(監督・選手468名、大会役員、競技役員160名)

2.事業目的の達成状況
   当初計画では、7月28日・29日の2日間にわたり標記大会が愛媛県武道館で開催され
  る予定でしたが、台風12号の影響により、28日(土)の1日開催となりました。
   愛媛県は、本年7月の「西日本豪雨」で甚大な被害を受けており、行政からの通達も
  あり、中学生選手、監督並びに大会関係者の安全第一を考えた末の苦渋の決断となりま
  した。
   1日の開催でしたが、大会には、愛媛県スポーツ文化・土井部長、松山市教育委員会・
  藤田教育長はじめ愛媛県スポーツ協会副会長、松山市スポーツ協会副会長、愛媛県武道館
  館長他多数の方々にご来賓として出席頂きました。
   大会の運営は、愛媛県なぎなた連盟会員を中心に構成し、愛媛県下クラブ等に所属する
  中学生・高校生が運営を支援し、その他現在は県外に在住する卒業生達もこの大会のために
  帰省し、大会運営を支援致しました。
   選手のなぎなたに対する取組状況は、競技に対し真剣に取り組み、姿勢態度や礼法もなぎ
  なたの競技者らしく、正しく行われ、日本の伝統文化としてのなぎなたに日頃から取り組んで
  いると感じられた。
   愛媛県武道館の観客席は、選手及び全国各地から来県した応援の保護者でほぼ満員となった。
   四国新聞社SHIKOKU NEWSに「山下・長井(香川県なぎなた連盟)組V演技JOC
  中学生なぎなた」の記事が掲載されました。また、愛媛県なぎなた連盟が、地元企業を訪問し、
  大会開催のアナウンスを行いました。
   競技状況については、演技競技の部で優勝した香川県チームは、香川県勢としては、13年ぶ
  りの優勝となりました。ベスト8には、上位入賞の常連といえる沖縄県が3チーム、また、兵庫
  県が2チーム入賞しました。上位入賞者は、基本動作を正しく、また、気分を充実させて、心技
  体一体となった技を行っていたと感じた。個人試合男子の部で優勝した岩手県・南舘選手は、演
  技でも5位入賞と男子選手が目覚しい活躍をしており、男子試合の個人の部では、これまで最も
  多い16都道府県から選手が出場し、試合内容も充実してきています。
   男女ともに、全体的に競技力が向上してきており、全日本なぎなた連盟が行っている「全日本
  ジュニア強化」の効果が現れはじめているようです。
3.今後の課題について
   参加者が年々増加しており、限られた大会日程の中で、効率的な競技運営が求められる。また、
  室温調整をしている競技会場内でも、開会式中に体調不良を訴えるの者が同時に数名発生した。
   医師、看護師は、配置しているが、今後は更なる教護スタッフの充実も課題となる。併せて、
  地球環境の変化に伴い、今回の様な天災に対する迅速な対応についても考えていく必要があると
  思われる。
                                           以上
   

助成機関

事業成果物種類

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事業成果物

事業成果物名

全国中学生なぎなた大会の開催

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