事業成果物名 |
2019年度ラオスにおけるろう者のエンパワメント及びラオスろう協会の強化事業報告書
|
||||||||||||
団体名 |
|||||||||||||
事業成果物概要 |
2019年度の目標は
1.北部と南部の地方ろう者の現状調査し、各10名のリーダー素質のあるろう者をエンパワーす る。 2.地方都市における若手ろう者のリーダーシップを育成する。 3.ろう協会と当事者ニーズに即した長期活動計画を策定する。 4.ろう者と一般の住民、サポーターとの交流の機会を設ける。 5.一般のボランティアの学生に対し、手話講座を開催し、将来の手話通訳者候補及びろう協会サ ポーターを育成する。 6.障害者間のピアサポートを通じ、就労機会や社会参加機会を増やす。 であったが概ね達成することができた。 【目標の達成状況】 1の達成状況:北部(ルアンパバン県)と南部(サワナケート県)合計15名以上のリーダーの資質 のあるろう者リーダーをエンパワーすることができた。 2の達成状況:地方都市(サワナケート、フアパン及びルアンパバン県)の48名のろう者のリーダ ーシップを育成することができた。 3の達成状況:ろう協会と当事者ニーズに即した就労・ろう教育・手話啓発・ろう協会支部創出の長 期活動計画が策定され、労働社会福祉省とも協議を持ち合意を得た。 4の達成状況:ろう者と一般の住民661名(サワナケ―ト)、ビエンチャンカフェも1000人以上 の人々と交流の機会を持つことができた。 5の達成状況:手話講座を設け、一般の人々(子供から大人)に向けて手話啓発を行っている。現 在通訳レベルの手話通訳者が4名誕生しており、ろう協会のサポートを実施したり、また政府との関 係会議やセミナーなどでも通訳者として技術を更に磨くことができている。 6の達成状況:3つのカフェの運営とこれから準備段階に入るルアンパバンとフアパンのカフェにお いてもろう者同士のピアサポートが促進されている。コーチングや技能トレーニングはビエンチャ ンで活躍するろうの就労リーダー達がカフェ給仕のノウハウをしっかりと持っていることで、指導 は全てろう者が行っている。ろう者の就労機会も拡大し、社会参加も増えている。 カフェを通じて確実にラオスのろう者の存在と職業能力や社会に顕在化されてきている。ろう協会の組織能力も着実に向上しておりろう者ののネットワークが広がり、ラオスの北部、中部、南部においてろう協会の拠点ができたことは成果として大きい。 |
||||||||||||
助成機関 |
|||||||||||||
事業成果物種類 |
報告書
|
||||||||||||
事業成果物 |
|