事業成果物名 |
2019年度「海の学びミュージアムサポート」事業完了報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
平成27年度から新たに開始した「海の学び ミュージアムサポート」事業の5年目として、全国の博物館を対象に様々な地域、いろいろなジャンルをテーマにした博物館活動から、「海洋」に関する生涯学習の場を広げ、国民の理解増進を図る事を目的に実施した。
社会教育の分野から海洋に関する一般国民の理解増進を図るため、全国の博物館・水族館・美術館等社会教育施設で開催するプログラム1「海の企画展」(海洋教育の一環として開催する企画展・特別展)、プログラム2「海の博物館活動」(海洋教育を実践する各種普及事業)、プログラム3「海の学び調査・研究」(海洋教育を実践するための調査研究活動)、及び当該年度ごとに特定のテーマを設定して支援する「海の学び特別サポート」(本年度テーマ:アウトリーチ教材の開発)を支援・展開することで、社会教育施設からの海洋教育の普及を図った。なお、昨年度「海の学び特別サポート」としてテーマ設定を行った「学校との連携活動」に対しては、本事業において注力すべき分野と位置付け、今年度はプログラム2「海の博物館活動」内に「博学連携事業」を新たなカテゴリーとして設け、恒常的にサポートを行うこととした。支援実施状況は下記のとおりである。 ・プログラム1「海の企画展サポート」 18事業18団体 ・プログラム2「海の博物館活動サポート」Aコース博物館活動 15事業15団体 ・プログラム2「海の博物館活動サポート」Bコース博学連携活動 4事業 4団体 ・プログラム3「海の学び調査・研究サポート」 7事業 7団体 ・「海の学び特別サポートプログラム」(令和元年度テーマ:アウトリーチ教材の開発) 4事業 4団体 その他、「情報・ノウハウのサポート」として、海の学びの実施に係る協力依頼のあった博物館に対して、当館および本サポート事業により蓄積した、資金を伴わない情報・ノウハウのサポートも行った。 また、本事業の趣旨や成果が広く一般に認知されることを目標に、プログラム成果の広報強化など本事業のブランド化戦略活動の一環として『第25回 ICOM(国際博物館会議)京都大会2019「ミュージアム・フェア」』(主催:ICOM本部事務局、ICOM日本委員会、日本博物館協会、ICOM京都大会2019組織委員会)および「サイエンスアゴラ2019」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構)にブースを出展し、国内外に向けた事業成果の紹介や事業PRを行った。 さらに、各サポート事業の実施を通じて、海洋教育の推進に理解・関心があり、自ら活動できる人材を「海の学びコーディネーター」候補として新たに5名の発掘・育成を行った。また、各地域・分野毎の連携した活動への発展を促進することを目的とした、それぞれの地域・分野での情報交換会を2件開催した。 あわせて、本事業の趣旨や目的、募集情報やサポート事例を広く博物館や一般に広報することを目的にWEBページの公開・運用を行った。さらに、令和2年度サポート事業の公募を行うことにより、本事業への申請や相談を広く受け付け、全国の博物館等に対して本事業の存在やねらいの周知を行った。 なお、第三者視点導入の観点から、プログラム1・プログラム2Aコース、Bコース・海の学び特別サポートプログラム等において『来場者・参加者の「海の学び」調査(アンケート)』を実施すると共に、各サポート館自体が海の学び活動を通じてどの程度「海の学び」の必要性や理解を得られたのかの情報収集を目的とした「実施者アンケート」を実施した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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