事業成果物名 |
2020年度医療機器の整備事業
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団体名 |
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事業成果物概要 |
(1)目的
船員は、洋上にあって船舶という限定された環境で働き、かつ、生活するといった特殊な労働環境にあります。 このため、船舶で傷病者が発生した場合は、直ちに医療機関による医療が受けられないことから、悪化することはもとより、船舶乗組員に蔓延する可能性があり、場合によっては、重大な海難事故につながる恐れがあります。 このような事情から、本会の各病院においては、古くから訪船診療、医療無線相談、乗船前の検診を実施するなど、船員の健康管理に力を入れてきたところでありますので、近年の船員の高齢化に対処するために最新鋭の医療機器を整備し、疾病の早期発見、早期診断に努め、船員の健康を確保し、もって船舶の安全確保に寄与することを目的としております。 (2)事業内容 横浜掖済会病院、神戸掖済会病院及び門司掖済会病院の3病院に医療機器を整備し所期の目的達成に努める。 ① 横浜掖済会病院:薬剤管理指導支援システム 薬剤の副作用、相互作用、疾患禁忌等のチェックができ、これらの情報を一括で参照でき、電子カルテと連動させることで、必要な情報を自動で取得でき、自動文書作成機能で適切な指導記録が作成できるシステム。医師の指導に基づき、患者の薬学管理と服薬指導を行い、患者へ薬に関する認識を向上させることで、病気の治療を行う、薬剤管理指導を支援するシステム ② 神戸掖済会病院:手術支援ナビゲーションシステム 手術器具の位置を検出するもので、手術前などに撮影しておいた患者の画像上に、手術器具の位置を表示させ、患者のどこを手術しているか、どの方向に進めば安全に病変まで到達できるかなど、腫瘍、血管や神経等と手術器具との距離や角度などを画面上で確認しながら手術を行えるシステム ③ 門司掖済会病院:乳房X線撮影装置 専用の乳房を撮影するのに適した軟X線を用いて、乳房を圧迫、撮影し、異常を検査し、しこりとして触れるようになる前の早期の病変や、それに伴って発生する石灰化の影を見つけることができるため、早期の乳がん発見に非常に有効な装置 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
機器・建物(写真)
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事業成果物 |
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