事業成果物名 |
2020年度海洋酸性化適応プロジェクトR2報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
我が国沿岸における海洋酸性化進行状況を明らかにし、適応策を検討するため、モデル海域として、岡山県備前市日生町地先と宮城県南三陸町志津川湾を選定し、海洋観測を実施した。本年度については、コロナ禍の影響により協議の場を設けることが困難であったため、カキ浮遊幼生の形態異常を確認するためのラーバ観測や海洋観測等の現地調査に重点を置いて実施した。海洋観測の着手にあたっては、海外で生産している部品の入手が滞って観測機器の納期が遅れたり、濃厚接触を避ける観点から海洋観測の技術的な検討が困難になるなどの支障が出たため、2カ月程度の遅れが生じ8月下旬からのスタートとなった。海洋酸性化が危険水準に達する年代を推定するための数値モデリングについては、現段階で得られるデータの範囲内で一部着手した。また、現時点における漁業関係者の海洋酸性化に対する意識を把握するためのアンケート調査についは、限られた対象に試行するなどして、その内容について検討するとともに、全漁連の協力を取り付けるなど今後に向けて広い範囲で調査を実施するための協力体制を整備した。
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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