事業成果物名

2021年度医療機器等の整備事業

団体名

事業成果物概要

(1) 目的
 船員は洋上にあって船舶という限定された環境で働き、且つ、生活するといった特殊な労働環境にある。
 このため、船舶で傷病者が発生した場合は、直ちに医療機関による医療が受けられないことから、悪化することはもとより、船舶乗組員に蔓延する可能性があり、場合によっては、重大な海難事故につながる恐れがある。
 このような事情から、本会の各病院においては、古くから訪船診療、医療無線相談、乗船前の検診を実施するなど、船員の健康管理に力を入れてきたところである。近年の船員の高齢化に対処するために最新鋭の医療機器を整備し、疾病の早期発見、早期診断に努め、船員の健康を確保し、もって船舶の安全確保に寄与することを目的とする。

(2) 事業内容
 名古屋掖済会病院及び門司掖済会病院の2病院に医療機器を整備し所期の目的達成に努める。

①名古屋掖済会病院:多項目血球分析装置
 白血球などの血液疾患に限らず、発熱や体の痛み、細菌やウイルスによる感染症、炎症、貧血、外傷など幅広く多くの疾患の診断や治療効果の判定などに利用される医療行為の基盤となる検査装置。

②門司掖済会病院:電子カルテシステム
 紙のカルテに記載しなくてはならない患者情報をPC等の電子機器から入力することが可能となるシステムであり、患者の個人情報、病名、治療方法(処方、注射、処置、検査など)、診療年月日、主訴や現病歴・既往症、家族歴やアレルギーなどの情報を電子化(データ化)し、データベースに登録することで、診療情報を一括して保存・管理する仕組み。

助成機関

事業成果物種類

機器・建物(写真)

事業成果物

事業成果物名

2021年度 医療機器等の整備

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2021年度 医療機器等の整備

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