事業成果物名 |
2020年度_ポジティブ・ディシプリン®︎プログラム効果分析報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
養育者における体罰防止を支援する目的として開発された「ポジティブ・ディシプリン®︎」プログラムが、体罰、ひいては、虐待の一次予防に有効である可能性を示すため、効果測定結果を報告致します。
プログラム介入に効果はあるのか、どのような効果をもたらすのか、示唆を得ることを目的として作成致しました。 【効果測定結果概要】 ◎回答者: 97%が母親で、30歳以上が87%であった。最終学歴は約76%が短期大学または大学を卒業し、そのうち修士号または博士号保持者が16%であったことから、高学歴の傾向があった。 ◎プログラムへの満足度: プログラム全体について、「おおむね満足」もしくは「とても満足」の回答が100%であり、満足度が高かった。18時間というプログラムの長さについても、もっと「短い方が良い」は0%であり、回答者の満足度がうかがわれる。 身体的な罰に対しての態度の変化: 賛成もしくは賛成の傾向にあった者は減り、95%の回答者がプログラム介入後に身体的な罰へ否定的態度を示した。 ◎本プログラムの効果についての考え: 「身体的な罰の使用を減らすのに役立つだろう」「私の怒りのコントロールに役立つだろう」「子どもとのコミュニケーションをよりよくするのに役立つだろう」いずれに対しても、97%以上が肯定的な評価を示した。 以上より、本プログラムは 養育者が満足するものであり、かつ体罰防止の効果をもたらす可能性が示唆される。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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