１：事業名　親子オーケストラ公演によるチャリティ事業の実施
　　　　　　チャリティオーケストラコンサート～火と水の祭典～
２：目的　“奈良の大仏さん”で親しまれ、世界文化遺産である東大寺は、家族連れや幼・小・中・高校の遠足や修学旅行など年間220万人もの参拝客が訪れます。この寺は奈良時代に聖武天皇の発願により「こどもたちの命が輝く国づくり」を目指して建てられた官立寺院でした。現在も節目の法要ではこども舞楽の奉納などこどもが主役です。境内には奈良時代の建造物（転害門、校倉、法華堂）、仏像、そして奈良時代から続く道（参道）が現在も残されています。この1300年間人々が歩いてきた道を、こどもたちをはじめとする多くの方々が安全に歩きながら天平の息吹を感じ、1300年の歴史を体感し、この歴史ある道を未来へ伝えてゆくことを目的とし、奈良時代から続く道の環境整備、景観の保全を行います。このための資金集めと寄付を促進するチャリティ事業を行います。
３：事業内容
（1）チャリティオーケストラコンサート　公開リハーサル&バックステージツアー
①開催日時　2009年10月10日（土）12：30～14：00
②内　　容　リハーサル風景、指揮者によるオーケストラの説明、ステージ準備やそれを支える舞台関係の裏方スタッフが働く様子の見学、楽屋で出演者が出演準備にとりかかる様子の見学ツアーを開催する。
③開催場所　なら100年会館　大ホール
④参加者　　ワークショップを開催した小学校の児童とその保護者（希望者）
⑤出演　　　関西フィルハーモニー管弦楽団　指揮者：藤岡幸夫

（2）チャリティオーケストラコンサート　ロビー展示とミニコンサート
①開催日時　2009年10月10日（土）14:15～15:00
②内　　容　
ロビー展示
ワークショップを開催した小学校の児童の感想文と東大寺秘密発見ツアーの様子の写真展示

ミニコンサート（フルートとハープによるコンサート）
プログラム
アイルランド民謡「グリーンスリーブスの主題による幻想曲
J.S.バッハ/グノー「アヴェ・マリア」
ビゼー作曲「アルルの女」組曲より“メヌエット”
　　　　　　　　　　
（3）チャリティオーケストラコンサート～火と水の祭典～
①開催場所　2009年10月10日（土）15：00～17：00
②内　　容　チャリティのテーマである『こどもの輝く命』、目的である『環境整備、景観保全』を意識したプログラムのコンサートを開催する。また演奏のみでなく、楽曲解説や観客が参加できる内容にする等、親しみやすいコンサートとなるよう工夫する。
第1部～水の祭典～
アンダーソン作曲「船長と王様たち」
チャイコフスキー作曲バレエ音楽「白鳥の湖」より“情景”
「パイレーツ・オブ・カリビアン」メドレー
指揮者体験コーナー～歌劇「カルメン」の“前奏曲”を指揮してみよう～
スメタナ作曲　交響詩「わが祖国」より“モルダウ”

第2部～火の祭典～
サン＝サーンス作曲交響詩「死の舞踏」
ストラヴィンスキー作曲バレエ組曲「火の鳥」
アンコール　アンダーソン作曲フィドル・ファドル
③場　　所　なら100年会館　大ホール
④参加者　　オーケストラ公演入場券購入者
⑤出演　　　関西フィルハーモニー管弦楽団　指揮者：藤岡幸夫

報告書

事業成果物名	2009年度親子オーケストラ公演　チャリティオーケストラコンサート～火と水の祭典～
ファイル	形式：PDF　容量：2MB