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平成21年度 保育所保育・保健推進セミナー(開催要綱)
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事業成果物概要 |
平成21年度 保育所保育・保健推進セミナー実施要綱((大阪開催)
1.目 的 近年、入所児童の低年齢化、長時間保育の普及に伴い、入所児童の健康管理の充実が求められています。家庭に代わって生活の場となる保育所では、心身の健康問題に適切に対処するための保健活動や生活習慣の涵養に努めているところです。本研修会は、より積極的な保健活動を展開するため、嘱託医、保健師、看護師、栄養士、保育士、調理員が協力して、小児保健の向上を図るために必要な理論と方法に関し、相互研修を行うこと行うことを目的とします。 2.主 催 社会福祉法人 日本保育協会 3.共 催 日本保育園保健協議会 4.後 援 厚生労働省、大阪府、大阪市、日本医師会、大阪府医師会、日本小児科学会、日本小児保健協会、日本小児科医会、大阪小児科医会、全国保育園保健師看護師連絡会、大阪保育所保健連絡協議会 (申請中) 5.対象及び人員 保育所の嘱託医と所長、保健師、看護師、保育士、栄養士、調理員とし、先着順に300名以内とします。 6.期日及び場所 期 日 平成22年3月6日(土)・7日(日)の2日間 場 所 大阪商工会議所 大阪中央区本町橋2番8号 電話 06-6944-6268番 7.研修内容 主な研修内容は、次のとおりとします。 主題・子どもの健康を守るためにしなければならないこと (1)講演 Ⅰ. 集団保育の中で感染症からどう守る、どこまで守る― 免疫力・体力ともに脆弱な乳幼児が集団で生活する保育園。感染症から子どもたちを守るにはどうしたらいいだろう。ちょっとした心掛けで防げるものから、空気感染のような防御がむずかしいものまで「敵」はいろいろ。感染症から守るための方法とその効果など感染症防止の基礎を学ぶ。また、慣らし保育、一時保育の留意事項についても触れていただく。 講師 国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官 安井 良則 Ⅱ.食物アレルギーの除去食について―判断は個人ではなく組織として行おう― 食物アレルギーの除去食の除去・解除は、発育が著しい時期だけに判断がむずかしい。園内に対策委員会を設置したり、外部の有識者に判断を仰ぐ事例が増えている。ここでは地域の小児科医等で構成された委員会が判断しているケースを紹介する。 講師 川崎市医師会保育園医部会部会長/たまこどもクリニック院長 野矢 淳子 (2)パネルディスカッション もっと園医や地域の保健機関等と連携しよう 「保育所保育指針」では、発育・健康状態の評価と援助、疾病や事故対応、虐待が疑われる子どもの対応などで、従来以上に園医との連携がうたわれている。また発育・発達、健康、障害、虐待など気になる子どもの情報共有や相談・連携先として地域の母子保健サービスや療育機関等が上げられている。園医、専門機関との連携のあり方を考える。 気になる子どもの対応―専門機関にどうつなげるか― メンバー: 堺市南保健センター所長・小児科医 山崎眞理江 日本保育園保健協議会副会長/小田原市 浜町小児科医院理事長 遠藤 郁夫 枚方市・枚方市立桜丘北保育所看護師 松浦 佳子 (3)分科会 第1分科会 保育所看護師の役割を考える 保健計画の策定から、健康管理、医学的対応まで担っている保健職の業務の実際と他の職種との連携のあり方を学ぶ。また、保育保健の重要性が指摘され、予算要求のたびに保健職の増員が求められているが、なかなか進捗しない現状に対し、保健職の増員が喫緊の課題であることを確認す 助言者 全国保育所保健師看護師連絡会副会長 宮崎博子 第2分科会 園児と目の健康―視力検査の必要性、その意義と方法を学ぶ― 3歳児健診に目の検査項目があるが、その充実度には大きな地域格差があり、ほとんどの地域においては幼児期に治療するべき弱視等が見逃されて就学時まで放置されている。保育所では目にもっと関心を持って健康診断の項目に視力検査を取り入れて欲しい。保育所で実現可能な視力検査の方法、視力検査から発見される疾患、眼鏡による治療などについて学ぶ。 助言者 堺市医師会眼科医会会長・当麻眼科医院院長 當麻 信子 第3分科会 救急蘇生法を身につけよう 活発に子どもたちが活動する保育園。軽微なけがやヒヤリとした事例は多い。しかし起きてはならないことだが、万が一、意識障害、心肺停止、大出血等の重大な事故が発生した時に備えて、保育者は心肺蘇生法等の手当を身につけておく必要がある。今回は、保育園でも徐々に設置が進む子ども用AEDの使い方も学ぶ 先着40名限 助言者 大阪医科大学付属病院小児科専門医 新田 雅彦 大阪市消防局警防部担当係長 林田 純人 第4分科会 乳幼児の運動と障害の早期発見―運動発達のチェックポイントを身につけよう ― 子どもの歩き方、走り方から育ちのおかしさを見つけることが出来る。簡単な運動で障害の早期発見をするポイントを学ぶ。また、乳幼児期から成人病予備軍と言われる現代っ子に、運動の習慣をどのように身につけさせたらいいのか、誰でも出来るエクササイズを紹介する。 助言者 小田原市・浜町小児科医院理事長/日本保育園保健協議会副会長 遠藤郁夫 |
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