メコン川流域のカンボジア・ラオス・ヴェトナムの３ヶ国（３会場）と日本（東京会場）等を同時に結び、同３ヶ国への日本人を中心とした観光客の増進を図ることを目的として教育セミナーを開催したもの。
これは、国連専門機関である世界観光機関（ＵＮＷＴＯ）が「持続的な観光開発を通じた貧困の軽減（ST-EP;Sustainable Tourism - Eliminating Poverty）というプロジェクトを推進していることから、当財団がＵＮＷＴＯ及び世界銀行東京ラーニングセンター（ＴＤＬＣ）と共催で実施したもので、開発途上国に国際観光客が訪問することにより、同国の経済が潤い、貧困が軽減されると考えられることから、ST-EP事業を推進することによって国際平和に寄与するというもの。
今回のセミナーは主にソフト面の向上に焦点をあてましたが、具体的な連携や協力提言が示されたことは大きな成果であったと言えます。
なお、当財団にとりましても、今回はじめて世界銀行のビデオ会議システムを活用させていただき、複数国に同時にセミナーを実施できたという意義は極めて大きいものでした。

報告書

事業成果物名	メコン川流域諸国観光促進教育セミナー
URL	http://www.wto-osaka.org/image/activities/32-1.pdf