事業成果物名 |
2007年度 タンカー火災の消火に関する調査研究
|
||||
団体名 |
|||||
事業成果物概要 |
1.直径80cmの円筒形ダブルハルタンクによるボイルオーバーの実験
2006年度助成事業として実施した、直径30cmから80cmに拡大してボイルオーバーの実験を行った。 2.ボイルオーバーの防止策に関する実験 (1)タンク油の置換による冷却実験 燃焼を開始して30分後、冷たい原油を追加投入して油中の熱層を除去する実験を行った。 (2)水霧による冷却実験 タンクの外板を水霧で冷却し、熱層を除去する実験を行った。 (3)消化後にボイルオーバーが発生するかどうかの実験 泡消火剤で消火後、ボイルオーバーが発生するかどうかを確認した。 実験結果:タンクの直径を80cmまで大きくして実験したことで、直径を大きくすると高温油層がタンク下部まで届くスピードが速まることが判明した。また、水霧による冷却は有効性を確認できたが、原油の追加投入はボイルオーバーを速める危険性があることが分かった。加えて消火作業時の安全性についても知見を得ることができた。 |
||||
助成機関 |
|||||
事業成果物種類 |
報告書
|
||||
事業成果物 |
|