「助成事業の概要」

○事業内容
　市内福祉ボランティアグループの活動を多くの市民に広く周知し、協力の輪を広げるために、チャリティイベントとして、「やわた市民音楽祭」を２０１０年１月２４日（日）に八幡市文化センターで開催しました。プログラムは、八幡をイメージした管弦楽曲「八幡縁起」と市民オーケストラと公募による市民合唱団による「ベートーヴェン交響曲第九番」。
　この音楽祭をチャリティイベントとして実施することで、入場料収入が音楽祭の経費をまかなう手段としてではなく、地域福祉の充実を図るための寄付と位置づけられることを、練習期間を通して音楽祭参加者に周知し、また、観客にも意識していただけるような仕組み作りを行いました。

○事業目標の達成状況
　やわた市民音楽祭のすべての主催団体と音楽祭参加者が事業目的・趣旨を理解し、お互いに連携して、メディア等の広報協力を得ながら、寄付金となる入場券の販売拡大に努めました。
　目標額１，８６０，０００円（入場料収入＠１，５００×１，０００枚、合唱参加料＠３，０００×１２０人）のところ、それを上回る、２，２７２，５００円（入場料収入＠１，５００円×１，２２３枚、＠３，０００円×１４６人）を達成することができました。
　また、公募により結成した合唱団と市民中心のアマチュアオーケストラが数ヶ月の練習期間を経て、感動的な演奏を満席の観客に披露できたことで、すばらしい音楽文化が発信され、芸術文化の大切さを地域全体に浸透させることができました。　

○事業成果物
　・管弦楽曲作曲依嘱作品「八幡縁起」楽譜。・市民合唱団参加募集チラシ（５，０００部）・市民音楽祭開催告知チラシ（３５，０００部）。事業内容、進捗状況を取り上げた新聞等メディアの記事。・合唱、オーケストラの練習の様子を撮った写真。・コンサート当日の写真、ＤＶＤ、ＣＤ、パンフレット（１，８００部）。・アンケート結果（集計、抜粋）　

報告書